オフだった今日、大潮という月ごよみもあり、またまた大度海岸に遊びに行きました。これまでになく満喫したのでご報告を!
干潮が午後1時だったのでアパートを11時に出発、正午前に着きました。海岸の駐車場は平日というのに、車がいっぱい! 素もぐり目当てのジモティや、ダイバーたちが次々と海に下りていきました。ハチローも相棒ミューを片手に、いざ出陣! 右写真はミューで初挑戦した半水面。直径1㌢程度のレンズなので、かなりの難易度でした。お魚さんは構図に入れることまではできず・・・(泣)。ところで、円形のサンゴは、石器時代の巨大なお金のようですねぇ。
さて、海の中ですが、熱帯魚が相変わらず元気におよいでいました。一大派閥のスズメダイ一家、チョウチョウウオ一族をはじめムラサメモンガラ、ミツボシキュウセンなどおなじみの顔ぶれが。残念ながら前回遭遇したイッセンタカサゴの幼魚の群れはいませんでしたね。しかし、しかーし!!今回はその代わりに、オニヒラアジ(方言名=ガーラ)の幼魚の群れに遭遇することができたのです!!!(下写真)。
いやぁ、びっくりしました。何度も言うようにハチローがシュノーケルしているところは大度海岸のインリーフもインリーフ、水深2㍍弱ほどの浅瀬です(波打ち際と言っても過言ではない)、さらに天然のプールといわれるほど見事にリーフに囲まれているんです。イッセンタカサゴといい、ガーラといい、こんなところまで入り込んでくるもんなんですねぇ。総勢30匹ほどの群れでしたが、人懐っこくハチローの目の前を行ったり来たりして、そのままどこかへ消えていきました。慌ててムービー機能に切り替え撮影しましたが、その迫力をお伝えできないことが、返す返すも残念です! 当ブログが高機能なHPにリニューアルするのはいつの日か・・・。
習も兼ね、サンゴの下部分にいる魚を狙いました。アカマツカサやウケグチイットウダイがいるのにはこれまたビックリ。しかし逃げ足の速い彼ら。きれいに撮ることはできませんでした。
そんな体力消耗気味のハチローの前に、何と、まるで寝ているかのように、水中をダラ~っと漂うトゲチョウチョウウオを発見!(左写真の中央)。どうしたんだろうと、よ~く見ると、掃除魚として有名なホンソメワケベラ(写真右下)がそばにいるではありませんか。そうです、トゲチョウチョウウオは自分の体の寄生虫をホンソメワケベラに食べてもらう、いわゆるクリーニングをしていたのです。道理で気持ちよさげに漂っていたわけですね~。見ていると「今度は私も」といわんばかりに、他のチョウチョウウオがやってきました(笑)。驚いたことに、ホンソメワケベラはちゃんと交代交代でクリーニングをやっていましたよ。魚の世界にも「順番」というルールがあるんですね。
しか~し! いざ陸に上がろうと、浅瀬まで来たとき、「シュノーケラーの敵」ことムラサメモンガラに攻撃されました! 横っ腹と右太ももをかまれました(痛)。太ももは今でも半径1センチほど赤みが残っています(怒)。彼らに縄張り意識があるのは分かりますが、そこまで攻撃してこなくても・・・。対策法をご存知の方、教えて下さい。
※ムラサメモンガラなるものを知らない方はこちらをご参照に⇒「ムラサメモンガラ」
さて、大度海岸を満喫したハチローは、車中で1時間も待っていた妻(何やらアンティーク風の小物を作り、そして完成させていました。笑)とともに、南城市の人気CAFE「やぶさち」へと。以前もご紹介した、オーシャンビューでケーキのおいしい二階建てのCAFEです。今回は一階にあるそば屋で飯をとることに。名物といわれる「牛スジそば」(700円)を注文しました。いやぁ、おいしくなかったです(笑)。沖縄そばに牛を求めたのが間違いでした。妻が頼んだソーキそば(500円)が薄味ながらも美味しかったのがさらにショック!! お口直しにと、二階のCAFEへと(やはり)。前回も注文した「季節のフルーツタルト」(右写真)は期待を裏切らず、おいしゅうございました。
しかし、この店も平日というのに満席でしたねぇー(驚)。10分待ちでした。ウチナーンチュの勤務体系もフレックス制度へと移行しているのでしょうか、それとも非正規社員制度という格差社会構築の温床に侵されつつあるのでしょうか・・・。美しい海から一気に現実社会に戻されたハチローです・・・。
って、ただ単にヒマ人が多いだけかもしれませんね(笑)。
しばらくは、大度海岸にハマりそうなヒマ人ハチローです・・・。