エリア51とは、アメリカのネバダ州にある米空軍の機密性の高い施設の通称です。2013年に米CIAが初めて公式に存在を認めた、秘密兵器製造施設やら宇宙人隔離施設やらと陰謀論の舞台でもあります。また、万一侵入でもしたら間違いなく捕まるという絶対的なセキュリティ性になぞらえて、元メジャーリーガーで背番号51だったイチロー選手の守備範囲の広さを称えるキーワードとしても使われていました。
なぜ、いきなりエリア51の話を持ち出したかと言うと、わたくし8郎、先日51歳の誕生日を迎えたからです🍰。ということで、見通しが不透明な右肩下がりの会社に勤めるわが身の不安な立ち位置をエリア51になぞらえてみました。8郎がサラリーマン人生の集大成、クライマックスと位置付けるアフター55の世界に向けた警報級ゾーンに足を踏み入れた、という危機感を持ちたいと思います。
そんなエリア51に突入する前日に、自宅ベランダ、いや絶景テラスから短めの虹を拝むことができました。神様が「これから厳しい戦いが待っている。油断するな。でもとりあえず、おめでとう!」と祝ってくれたかのようです(笑)
さて、沖縄はまだ梅雨入りしません(驚)。おかげさまで会社からの帰路は相変わらずの美しいオレンジの世界。
くたびれた五十路サラリーマン、力強い太陽光からエネルギーをいただきました。もう家路ですが。。。
帰宅後も月が出ていたのでYEBISUビールで乾杯。その後はもちろん勉強しています。
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本題に入る前に、来月に人間ドックを控え、これまでにない減量生活を覚悟した(はずの)51歳おじさんの〝おいしゅうございましたシリーズ〟です。北谷町の『魁力屋(かいりきや)』さんに行ってきました。京都ラーメンのようです。
味変用の調味料が豊富でした。8郎はチャーハンにラーメンコショーを、ラーメンに豆板醤を使いました。
「濃旨味玉ラーメンとチャーハンのセット」です。1300円くらいでした。おいしゅうございました。これでも背脂「普通」を選択しています。
写真左上のチャーハンに厚切りたくあんがあります。トッピング用に置かれていたので添えてみました。たくあんなんて久しぶりに食べたなぁ。食べながら、幼いころたくあんが大好きだったというイチロー選手が食べ過ぎて体中が真っ黄色になった、という有名な話を思い出しました(どんだけ好きだったばー。笑)。そう言えばイチローさんも8郎とおない年なのでエリア51突入ですね。お互い頑張りましょう!(お会いしたことないけどじりー目線です)。
はい。ラーメン食べてからの胃もたれ💀に後悔したのはいつものことです。メリットはゆで卵1個を摂取したことくらいですかね。帰りがてら、筋トレの参考にしているYoutuberさんの言葉を思い出しました。
「体のことを考えたら、炭水化物と砂糖と油の権化であるラーメンなんて俺は絶対食わねぇ」。ひぃ~。
それはさておき『魁力屋』さん、メニューも豊富です。駐車場も店内も広いので興味のある方はぜひ行ってみてください。
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本題です。前述の通り51歳になりました。もちろんめでたいことなので、51年も歩いてこれたわが身をまずは褒めてあげますが、これからのことを冷静に分析すると大地震の前兆である余震が始まったという危機感を持ちたいと思います。右肩下がりの会社、サラリーマンとしての立ち位置だけでなく、世の中の経済状況、自身の健康状態(今は健康です)、親戚関係など、いろんな意味でです。アフター55の世界までもう4年しかありません。どんどん時間がなくなっているのです。
誕生日当日は家族3人、自宅で祝いました。ケーキは久しぶりに妻御用達の那覇新都心の『ジョーギ』さん。おいしゅうございました。ディナーはスシローのテイクアウト。庶民的ですが、これだけでも十分幸せです。
家族3人、大病にもかからず、また経済的に困窮するということも特段なく、自分のやりたいことをやっています。ヒンスー育ちだった自らの半生51年を振り返ってもこんなに平穏な生活が続いたことはありません。今を幸せと思わなければ罰が当たります。とは言え、幸せに甘んじることなく、いろんなことができるうちにやれることをやっておかなければ、と決意を新たにした次第です。人生、幸せばかりが続くわけではありませんから。
そんな51歳おじさんの目下最大の悩みは、6回目の受験となる診断士1次試験、ではありません。愛息10郎のことです。前回も書いた通り、10郎が「塾を辞めて野球に集中したい」と。勉強から野球へのシフトを強調しているのです。父8郎は「一番大事なのは勉強。野球は二の次」と伝えていますが、まだ14歳なので地味な勉強より楽しい野球に意識が行くのは当然のことで、伝わっていません(笑)。野球に集中したいというのは嘘ではないと思いますが、塾をやめるのは単純に勉強から逃げたいだけなのでは?という疑念もあります。「勉強は誰だって苦しいから多くの人は頑張れない。でもだからこそやる価値があり、やった分だけ将来君を助ける」と伝え続けていますが、最近では聞かないふりをします(笑)。
どちらにしろ、最後に決めるのは息子自身だという気持ちは変わりません。例えそれがプロ野球選手であっても。息子が人生をかけて決めた決断なら父として全身全霊で応援するしかありません。そうしなければ8郎の父と同じことをすることになります。そういう父にだけはなりたくありません。いつか死ぬときに間違いなく後悔するでしょう。
ただし、息子が人生を懸けた決断をするのは、早くても高校生になってからでいいと思うのです。まずは高校進学を目指して必死に勉強に励んでほしいのです。
今はとりあえず息子の考えに耳を傾けながら、社会の厳しさ、親としての意見を伝えていこうと思います。
子どもって親の思っている通りにはならない、と言いますが、まさにその通りですね。言って育つのではない、親がやってみせなければ、という本来の子育て方(まさに野生動物がそうです)に立ち返り、まずはエリア51の世界で自分自身が頑張ろうと思います。
下写真は素振りだけで鍛え上げた息子の背中です。どんどん逞しくなっています! 息子の努力のたまものですね。
エリア51、とかっこよく書いてきましたが、その内実は息子の針路に悩むただのおっさんです(笑)。でも悩んでいることを不幸せだなんて全く思いません。逆に次から次へと悩みを与えてくれる息子に感謝しかありません。息子との激突は生きる喜びであり、親として不幸せであるはずがありません(イチロー引退時会見風)。
さて、練習で疲れた息子の全身マッサージをする時間帯エリア23(つまり23時)が近づいているので、今日はこれにて。