沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

日帰り神の島

2015年02月25日 | 離島物語

 先日、機会があって、南城市の知念岬とその沖合いに浮かぶ「神の島」久高島を、2日かけて回ってきました。大した話題もないのですが、天候に恵まれたので、写真でご報告いたします。

 知念岬公園です。考えてみたら足を運ぶのは初めてでした。2月の冷たい風が気持ちよかったです。初日の出もとてもきれいでしょうね。下に続く階段があり、降りれば広場があります。

 知念岬の入り口には、道の駅的な新しい施設が出来ていました。おそらく3セクだと思いますが。せっかくだからと一人2階のカフェに入りました。午前9時半だったので、客はおらず。当然ランチもまだというので揚げサンドセットを注文。眺めが最高です。外の席もあるので、今度家族で来ようっと。写真奥に見える建物は宿泊施設「サンライズ知念」。10数年前に、まだ元気だったテルおばぁをドライブで連れてきたことを思い出しました。「ドライブしてコーヒーが飲みたい」と言っていたからなぁ。ときが経つのは早い。

 外にも席があり、涼しげでした。

 翌日には高速船に乗って久高島に。10年ほど前に妻とデートで来て以来です。島も海も変わらずきれいでした。

 写真は島中央の東に位置する「イシキ浜」。夏はもっときれいでしょうね。ここから拝む朝日が最高だろうなぁ。

 ここで、久高島がどういう島か、NPO法人久高島振興会のHPから転載します。

 

 久高島は沖縄本島東海上に浮かぶ周囲8キロの小さな島、人口は270名程度で、その多くは高齢者です。スーパーもコンビニも床屋も娯楽施設もありません。土地は神様からお借りしているものと考え、私有するものではありません。島の北部、集落の外は聖域として守られた「誰のもの」でもない、広くて深い空間です。
 12年に一度行われる名高き祭祀「イザイホー」は1978年以降行われていませんが、島をあげての旧正月や八月マティー、琉球開闢や五穀発祥にまつわる祭祀など数多くの年中行事が今でも行われています。
 島のおばー達の一日は、天、地、海への感謝から始まります。神様、ご先祖様がいつも守ってくれていると信じているからこそ厳しい自然の中でも謙虚さと感謝の心を忘れずに生きてきたのです。

 

 ということです。守るべきものを守っている島、といえるのでしょうか。

 島の北端にある「カベール岬。海の向こうに見えるは沖縄本島中部の平安座島でしょうか。観光客の姿もチラホラ。

 釣りをしている人の姿も。島の人に聞くと、タマンがよく釣れ、GWにはズラリと竿が並ぶそうです。いつか10郎と来てみようっと。

 意外にもダイビングもやっているのだとか。次回ダイブの候補地としても面白いかもしれません。

 さきほどのNPO久高島振興会が作っている島弁当。ゲットウの葉で包んでいるのが粋ですね。とってもおいしゅうございました。

 いろんな島を回ってきましたが、過疎化に悩む事情はどこも同じです。ただ、この島では、無くしたくない「古きよき沖縄」を肌で感じることができました。そう感じたのは伊平屋以来かな。具体的にどうこうは言えませんが、ふと、あ、懐かしいっていう感情が沸き起こるのです。少年時代に目にした、肌に感じたものに遭遇する感動のようなものです。沖縄に生まれ育ったものしか分からない感覚でしょうね。それが今も残っている理由は、あくまで8郎の個人的意見ですが、本土の移住者が少ないということだと思います。本土の人が触ったものっていうのは何となく分かりますからね。さきほどのNPOからの引用文にもありましたが、島全体が総有地で、本土からの移住が困難なのででしょう。本土の人の知恵を借りた活性化策ももちろん大切ですが、それと引き換えに無くすものもいっぱいあるということを忘れたくないものです。

 

 以上、髪のない8郎の神の島日帰り散策でした。

 

 ・・・・・・・・・・・。笑うとこ、笑うとこ。

 

 本島に帰り、浦添市内を走っていると、パトカー数台が止まっていました。騒然としていたので、とりあえず車窓ごしに撮影。帰宅後、ニュースをみると、バイクで信号待ちの60代男性がいきなり首を刺されたのだとか。犯人は間もなく捕まったそうですが恐ろしいことです。本部町でもお年寄りが刺殺される事件もありました。こちらは犯人はまだ捕まっていません。

 沖縄も病んできたものですね。守るべきものを守ってこなかったということなのでしょうか。

  明日は(というかすでに今日)は、終日カフェで宅建の勉強をしてきたいと思います。新しい部署への着任まであと数日。早く夜行性の生活スタイルから脱しなければ!


バレンタインの約束

2015年02月16日 | どぅしぐわぁ

 バレンタインの日は8郎が出勤(夜勤)ということで、前日に家族で首里のフレンチレストラン「ヨナサルウテ」でディナーを楽しんできました。元気いっぱいの10郎、このあと、写真右のろうそくを消してしまい、店のお姉さんに着け直してもらっていました(笑)。

 8郎は牛タンの赤ワイン煮込みを注文。ステーキのように分厚いタンがおいしかったっす。

 妻は赤マチとホタテのソテー。これまたおいしゅうございました。ともに2000円以内というお手頃価格で本格的な味(正直なにが本格かは知りませんが)を堪能しました。この店に来るのは数回目ですが、一度も外れたことがありません。みなさんも一度ぜひ! 駐車場が急坂なことが唯一のデメリットか(汗)

 ただ、バレンタインに関するメニューが全くなかったのは残念(まぁ、前日だからというのもありましょうが)。帰宅途中にチョコケーキを買ってしまったスイーツ家族です。

 

 バレンタイン当日はというと、なんと男二人で飲んできました。同じく夜勤生活のどぅしぐゎの亀さんです。亀さん行き着けという栄町のBAR「黒ひげ」亀さんの車で向かいました。久方ぶりに通る国際通りです。沖縄三越は消え吉本興業が娯楽施設が近々開業するそうですね。「奇跡の1マイル」がどんどんウチナンチュのものではなくなっていくようで寂しい限りです。

 「黒ひげ」は30歳男性が二人で切り盛り。せまい店内はほとんど満席でした。外人とヤマトンチュの割合が高かったっす。フードメニューは少ないですがおいしくて格安。おすすめの「砂肝」は売り切れていましたが、ジーマーミ豆腐の天ぷらはおいしゅうございました。8郎がウイスキー「竹鶴」を頼んだら、切れているということで、さらに高価な「山崎」を同価格でたんまりと注いでくれました。ありがとー。

 亀さんとはたわいもない話でしたが1時間半ばかり楽しかったです。おととしまで年に2回は催していたヤスーン飲み会は、今年からは盆の時期だけにしようということを確認しました。寂しいですが、そのほうが今年42歳になるどぅしぐゎたちの生活スタイルにも合うし、何よりみんなとの飲み会を楽しみに旧盆に帰ってくるヤスーンの要望にも応えることになるだろうとの判断です。17日のヤスーンの命日を前に、男3人で乾杯しました。亀さん、また行きましょう!

 ほろ酔いで帰宅すると、妻と10郎が二人でつくったというチョコが冷蔵庫にありました。懲りないスイーツ家族です。ありがとう。

  さて、宅建ですが、漫画テキストを読み終えたので早速過去問に挑戦してみました。2年分とも50点中20点にも届かずの惨敗。独学で合格した人のブログを見ると、半年で合格しようと計画を立てても当初から25点を取れる基礎力がないと苦しいとの指摘もあり。41歳、焦っています。

 とはいえ、1年以上も苦しんだ簿記に比べたらまだ馴染みやすい学問だと思っているので、独学で挑もうと思っています。無謀とは思いますが、自分を信じてみたいと。やればできるのではないかという気がしてきています。簿記の反省から、試験日までの総合勉強時間を設定(350時間)、それを地道にこなしたいと思っています。それをこなせば何か見えてくるのではないかと。

 早速、明日書店でテキストを見てきます(いいのがなければ通販)。頑張るぞぅ。さ、あと5問やってから寝ようっと。


足裏の痛みから

2015年02月10日 | スキルアップ

 先日、久々に日曜日の休みがとれたので、家族3人で初めて、宜野湾市の「ROUND1」で遊んできました。本当は10郎を公園で自転車に乗せてやりたかったのですが、天気がぐずついていたので室内レジャーを選択。入ってみると想像以上の広さにびっくり。下写真はローラースケート場があるフロアですが、このほかにも3フロアぐらいあって、バッティングセンターやら、ゲームコーナーやらが充実していました。

 愛息10郎、4歳10ヶ月にして人生初のローラースケートに挑戦です。母にいろいろ着けてもらっている間に、集中しているときに見せる「への字口」になってきました(笑)

 いざ、出陣! 母にもたれかかるようにしてリンクへ向かいます(笑)。

 リンクに入っても、まるで生まれたての子牛のように、父の助けがないと立つことすらできません。当然ですね。

 何度転んでも、悔しそうに立とうとする息子の姿に父も感動。8郎は中腰が続き、正直、腰が痛かったのですが、「もう一周」とせがむ息子に最後まで付き合ってあげました。小さな背中から熱気と悔しさがほとばしり出ていてましたよ。妻も帰宅後、腰痛を患いました(泣)。 

 柔らかいボールを放つ空気砲もありました。8郎を狙う妻子です。楽しげー。

 すべり台もありました。10郎の最高の笑顔を見ることができましたよ。今年最高のショットかもしれません。

 ネットをよじ登る10郎。父8郎も真似してみたのですが、足の裏に激痛が! ネットのつなぎ目がごりごり痛いのです。たまにテレビでみる、中堅お笑い芸人が砂利の上を痛そうに歩く、まさにあれです。足の裏も老化が始まっていることを知りました(悲)。

 屋根付き屋上にあるバレーコートやテニスコートでも遊びました。初のROUND1、満喫しましたねー。ヘタに公園で遊ばすよりは安全かもしれませんね。

 

 ランチは妻がネットで探したハワイアンテイストのカフェへ。外人住宅を改装したオシャレなつくりです。すいませんが店名は忘れました。

 1600円程度と、お値段は張りますが、飲み物やデザート、そしてサラダなどの小皿もの(これが和風でおいしい)も付いているので、高いとは感じません。ただ、街中にあるので景色などは期待できませんよー。

 小学生時代、浦添の外人住宅に住んでいた8郎。昔を思い出しました。悲しい記憶だけが蘇りましたが。

 下写真は妻が頼んだビーフシチューです。おいしかったのですが、肉肉しさがのこっているあたり、ハワイアンかなと。日本人ならもっととろとろになるまで煮込むのではないかと。10郎は「僕は肉が一番すきなんだよう」とばくばく食っていました。

 

 家族3人、楽しい週末でした。

 

     ◆       ◆       ◆       ◆       ◆

 

 さて、本題のスキルアップですが。宅建取得へ41歳始動いたします。勤務体系を考慮し、通学を断念、通信教育を検討しています(スクールは決まっていませんが)。独学では緊張感を保てないと思うので。今は入門書的な漫画を読み込んでいます。広く浅く分かりやすいです。読み終えたら、通信教育を申し込もうと思っています。

 それに向けて、先日、社内の有志とモツ鍋屋「じろう桜」で決起集会を開きました。FP3級にともに合格したO先輩と、これから宅建でしのぎを削ることになる同期のの3人です。楽しく飲みました。それにしてもこの店のモツは最高っす!

 試験は10月です。あと2週間で新しい部署に異動となりますが、勉強は継続していきたいものです。遅くとも来年の合格を目指します。そしてそれが現実のものとなった暁には、人生最後の資格挑戦として「中小企業診断士」を想定しているのです。数年はかかる難関レベルですが、45歳合格をめどにモチベーションを保ちたいと思います。40代後半になると今のように頑張れないと思うからです。年を重ねるだけ、後悔だけは避けたいものです。

 足裏の痛みが教えてくれました。応援よろしくお願いします!