昨日は「はじめてのワールド・カフェ」という勉強会に参加してきた。
ワールド・カフェは知人に薦められて興味を持ったのだけれど、もともと好きなジャンルである。
本は1冊読んだけれど、やはり体験してみないとわからないことはあるものだ。
キャリアコンサルタントやファシリテーションの講座で学習したグループダイナミクスというものを、何となくではあるが体感できた気がする。
グループを語る時、コンテントとプロセスについて理解する必要がある。
ワールド・カフェではテーブルに模造紙を広げて使うので、そこにコンテントやプロセスが留まり視覚化される。
そのあたりがグループの成長やダイナミズムの発生を認識し易くするのかも知れない。
ワールド・カフェについて簡単に説明すると、
ワールド・カフェはリラックスした場で「対話」を楽しむ場である。
決して討論やディスカッションの場ではない。
ラウンド1(20~30分)
3、4名のグループを作り、テーマに沿った対話を行う。出たアイデアや意見はテーブルの上におかれた模造紙に書く、描く、あるいはつないだりもする。
ラウンド2(20~30分)
ホスト1名はもとのテーブルに残り、その他のメンバーは旅人になって違うテーブルの違うグループでの対話に参加する。
ホストはラウンド1の話し合いの内容を簡単に説明し、他のグループからやってきたメンバーはそれぞれ自分のグループでどんな話し合いが行われたかを話す。そして、さらに対話を深めていく。
ラウンド3(20~30分)
旅人たちは再び最初のテーブルのグループに帰る。他のグループに参加して得た話などを発表する。
全体シェア(15分程度)
ワールド・カフェ全体のファシリテーターの進行によってグループでの話を発表してもらい、対話を共有する。
簡単なメソッドのようでいて、意外と奥が深い。
なおかつ活用の幅がある。
今後、もう少し詳しく学んでいこうと思っている。
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