僕は来年年男の巳年生まれ。
だからかどうなのかはわからないが、かなりしつこい性格だ。
達成できない目標を何年もかけて追い続ける。
例えば簿記なんてかれこれ20年の年月をかけていまだに勉強している。
そして最近なら断然TED。
ただ見てるだけじゃなくて主催したい!とか企んだりして、本気とも冗談とも自分でも分からない感じで深追いしている。
その流れで、今夜はTED2013の登壇者を選出するグローバル・オーディションの観覧のため六本木アカデミーヒルズへ行ってきた。
会場へは開始30分前に到着。
TEDのステージは竹やアジサイを使って和風にデコレーションされている。
前の方の列は映像でよく見る風にソファが置かれている。
30分前に到着したならソファも結構空いているのにどうも遠慮して固い椅子に座ってしまうのは僕が日本人だからだろうか。
会場にいる半分くらいは外国人。日本語が聞こえて来ない。
時間通り、5時30分にはプレゼンテーションが開始され、途中の休憩を挟んで22人のスピーカーのプレゼンテーションが行なわれた。
SESSION1では映像もスライドもほとんど使わず、トークだけで勝負するスピーカーもいたけれど、英語が得意でない僕は、写真や、映像や、模型やパフォーマンスで分かりやすくシンプルにそしてインパクトがあってポジティブなプレゼンを面白いと思った。
ジョークとしても、日本人や日本の風土を小馬鹿にするようなスピーチはあまり気分がよくない。例え日本人のスピーカーのスピーチだとしても。
ミサイルで災害時の救援物資を輸送するとか、世の中のため的なアイデアは面白いが本気度がちょっとわからないので満点はつけられなかった。
パフォーマンスが派手で、インパクトがあったのは休憩後のSESSION2。
手話を取り入れたダンスチーム、Handsign Dance Crew、ヨーヨーで魅力的なパフォーマンスを見せてくれたBlack氏などが印象的だった。
Ritsu Saito氏の「描くワークショップ」は指に絵の具をつけて経営者たちがビジョンを絵にして描くワークショップ。ワークショップに対して興味を持った。
そしてトリはドキュメンタリー映画「HAPPY」のプロデューサー、Eiji Shimizu氏のプレゼン。メッセージを明確にし、聴講者に何を期待するのか、行動につながるプレゼンテーションがベストなのだとしたら、やっぱり「HAPPY」観たいなあと思わせたことは素晴らしいのだと思う。
オーディションのあとは場所を変えてレセプション!
なんだか僕には非日常的な体験だった。こういうのが日常の人もいるんだろうけどね。
何にしても英語をもう少し理解できるようにしなくていかんな、とつくづく思った。
明日も六本木で「Pecha Kucha Night」。今週は英語三昧だ。
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