詩 カタンコ
落ち葉の絨毯をしきつめた
ふわ ふわの 山道をいくと
そこは 妖精たちの遊ぶ
紫色の森だった
「ようこそ いらっしゃい」
はじらう少女のように
うつむいて 出迎えてくれた
楚々とした カタンコの花
紫色の カタンコと
白い小花の 一輪草が
森の中で ハーモニー
やさしいまなざしの 大きな栗の木は
芽吹きにそなえて じっと立っている
やがて カタンコの花が
終焉を むかえるとき
栗の木が 萌えはじめる
またひとつ 心おどる
北国の春を 見つけた
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ブログ30日 試行錯誤しながら コメントが見えなくなったり
テンプレートがわからなかったりで
スタッフに教えて頂き どうにかここまできました。
拙い詩を読んで頂きまして ありがとうございます。
エゾエンゴサクもカタンコと競演です。