前日に友人と散策していて見つけたツリガネニンジンとコシオガマです。
カメラを持参しなかったので、再度出かけてきました。
どちらの花も「エッ!」と思うほどの群生でしたが
咲き始めの瑞々しさは過ぎてしまっていました。
湖を見下ろす場所にツリガネニンジンやアキカラマツが群生です。
コシオガマ
和名 | 小塩竈 |
科・属名 | ゴマノハグサ科 コシオガマ属 |
花期 | 9月~10月 |
花色 | 紅紫色 |
花の付き方 | 葉のわきに長さ2cmほどの紅紫色の唇形花を1個ずつつける |
葉の形 | 三角卵形で深く羽状に裂ける |
葉の付き方 | 対生 |
草丈 | 20cm~60cm |
花の説明 | 姿がシオガマギクに似ていて、小型ということの名前です。 半寄生植物で、他の植物の養分をもらっています。 茎や葉などにやわらかい線毛がたくさんあり、さわるとねばねばします。 |
他にもいろいろ
イタドリもいろいろ咲いていましたが、紅いイタドリが目を引きました。
昨年、山地で見つけた時にメイゲツソウと教えていただいたのですが
これもそうなのかな?
今日は夏至から数えて11日めで半夏生です。
その昔には、夏至から半夏生に入るまでに田植えを終わらせるのが田植のしきたりだったそうです。
その頃に咲くハンゲショウ。「半夏生」「半化粧」の字があります。
花の頃に葉の一部が白くなる事から「半化粧」の文字が当てられたそうなのですが、
別名 | カタシログサ |
和名 | 半夏生 |
科・属名 | ドクダミ科 ハンゲショウ属 |
花期 | 6月~8月 |
ハンゲショウの咲く水辺に咲いていた黄色い花は名前が分かりませんが、良い風情でした。
別の場所ですが、ネムノキも咲いています。
ネムノキの側で猛禽類のツミが子育てしていました。
梅雨の合間に庭の草取りをしていたら、毒虫に大切な顔を刺されました。
アゴのあたりがとんでもないことになってしまいました。
防虫対策忘れてはなりません。
私にはうっとうしい梅雨。
でもこの季節が好きな植物もあるんですね。
どれも植物が場所を選んで出没するので、なかなか一人では探せない貴重な植物ばかりです。
腐生植物は葉緑素を持たないので、光合成をする事が出来ず、自活能力がありません。
自生地は菌類と共生して栄養素を得て生活出来る場所でなければなりません。
一人歩きには淋しい場所が多いです。
シャクジョウソウ
和名 | 錫杖草(しゃくじょうそう) |
科・属名 | イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属 |
花期 | 6月~8月 |
草丈 | 10cm~20cm |
和名 | 黄花の鍾馗蘭(きばなのしょうきらん) |
科・属名 | ラン科 ショウキラン属 |
花期 | 7月 |
草丈 | 15cm~25cm |
別名 | ヤマノカミノシャクジョウ(山の神の錫杖) |
和名 | つちあけび |
科・属名 | ラン科 ツチアケビ属 |
花期 | 6月~7月 |
花色 | 茶色 |
草丈 | 50cm~1m |