キヨスミウツボが開花したとの情報があったので6月30日に高尾山を歩きました。
5月の下旬だったでしょうか教えて頂かないと分からなかったであろう(いつも感謝です)
丸いキヨスミウツボの芽をみてから1ヶ月が過ぎていました。
開花までにこんなに日数がかかるのですね!
芽の出ていた場所に行って驚きました。
私が見た芽の群落は1箇所だけでしたが幾つもの群落があるのです。
高尾通の方達はどなたもご存知のことらしくいろいろこれまでの経緯を話してくださいました。
アジサイ科植物などの根に寄生する寄生植物ということでタマアジサイ等が近くにないかと
探しておられる方もいましたが辺りにはそのような植物も無く不思議がっていました。
5月31日のキヨスミウツボの赤ちゃんです。↓ 丸い芽(?)からニョッキリと筒状の花が咲きました。
ギンリョウソウの群落、「もう少し早い時期は真っ白でもっと綺麗でしたよ」って声を掛けらてしまいましたが・・・
私は充分嬉しがって画像を撮りましたよ。
キヨスミウツボとギンリョウソウ 寄生植物、腐生植物でどちらも葉緑素を持ちません。
そしてこれはイチヤクソウ。(ギンリョウソウも同じイチヤクソウ科ですが随分雰囲気が違います。)
イチヤクソウ
和名 | 一薬草 |
科・属名 | イチヤクソウ科 イチヤクソウ属 |
花期 | 6月~7月 |
花色 | 白色 |
花の付き方 | 花茎の上部に2~10個 |
葉の形 | 楕円形 |
葉の付き方 | 根際に集まって付く |
草丈 | 20cm |
家に帰ったらマツバボタンの明るい花色になんとなくホッでした。
山ではいろいろ良いこと、嬉しいこと、考える事、残念な事盛り沢山の山歩きでした。
こんな群生はきょうは初めてみました。
来年もでてきてほしいですね。
「キヨスミウツボの館」くらいの看板をたててはいかがでしょう。
ギンリョウソウもすばらしい。
真正面から見る青い目玉や、ちょっとメタボなギンリョウソウもよいと思います。