ずっと「おいなりさん」が食べたかったけど
市販のおいなりさんはお揚げさんが甘くてNG
仕事から帰って来てから作るには時間が足りず、
なかなか手間のかかる料理は出来ません。
でもやっぱり食べたい
という訳で、若干手抜きの「おいなりさん」です。
寿司飯の具にはM屋の「チャント五目寿司のたね」を使用。
ご飯に混ぜるだけでちゃんと五目寿司のたねが出来ます。
その代わり、お揚げさんにはこだわりました。
市内でも有名な豆腐屋のお揚げさんを使用、
ちゃんと出汁をとって、甘さ控えめの味付けで、
煮含ませました。
ちなみに、京都のいなり寿司用の油揚げは、ほぼ正方形。
それを対角線に切って三角いなりにします。
はなまるちゃんは料理の手の抜きどころ
抑えどころをしっかり踏まえたうえで
ちゃんと自分の味にしちゃうからすごいなぁ
私は自分の親も超手抜きで
お稲荷さんを作ってもらった記憶も無く
私自身作ったことがありません
娘はしっかり仕込みたいな。
食は生きる基本だもんね
全部食べちゃいました~
私が子供の頃は、お祭りの日や、
何かの行事の時に食べる御馳走で、
そういう時には鯖ずし・ちらし寿司・
おいなりさん、とお寿司のオンパレード
でしたよ。
特に鯖ずしは何本も作って近所や知り合いに
配るんです。
中でも私はおいなりさんが好きで、だから
今でも(何の行事が無くても)
作っちゃうのよ
M屋のたねを使えば、あとは油揚げを
煮るだけですからね、気軽に自分の味を
楽しめますよね
にぎり飯と並んで、日常の簡便食としては
双璧でしょうね。
それも、くるむご飯が酢飯だけでなく
五目であれば、たちまちご馳走に
格あがりする不思議な食べ物。
ここいら辺りに海苔巻きとは一線を画す
矜持があると独りごちています。
実家の「おいなりさん」は、煮揚げに
酢飯を口まで詰め、開いた口に紅しょうがや
さくらデンブをのせたものでした。
これ、地元のものか、遠く嫁いだ母の実家の
習わしか・・・
時々食べたくなるのは煮揚げを裏返したもの。
東京には、そうした稲荷を売りにした老舗もあり
されど稲荷寿司の趣があります。
そうそう、関西では「たぬき」と称するのでしたか?
煮揚げをのせたうどん。
あの煮揚げも軽視できないワザ物ですね。
味噌汁の具といえば、ついつい油揚げを
入れたくなるタヌキ親父でごぜぇやす。
無限大ですよね。
油揚げを俵型にするか、三角にするか…
はたまた裏返すか…
中に詰めるご飯も自由自在
今度はバリエーションいなりを作ってみましょう
きつねうどんと違って、「たぬき」は
地方によって様々なようでして、
東京では「揚げ玉」を入れるとの事ですが、
大阪では「きつねうどん」のうどんをお蕎麦
に変えたのが「たぬき」
京都ではきつねうどんのあんかけを「たぬき」
と言います。
京都ではきつねうどんも、
一般的な油揚げを甘辛く煮た
甘ぎつねの他に、煮たり焼いたりせず、
短冊に刻んだ油揚げを入れただけの
刻みきつねがあります。
ちなみに私は、刻みきつねのあんかけたぬきが
好みです
キツネでもタヌキでも、化かされ放題?(笑)。
炙った油揚げを短冊に切って散らしたら
蕎麦でも饂飩でもイラッシャ~イ!!
行き着くところ出汁が肝要で・・・
そうそう。この夏、モノにしたいのが
素麺のポン酢味つけ汁。
未だ、道三分のところです。
蕎麦でも饂飩でもイラッシャ~イ!!
夏場はこれに麺つゆをぶっかけてツルツルって
やるのが最高っす
蕎麦の味と香りが良く解らない私は、
出汁重視でして、麺類の味はかけ麺にしても
つけ麺にしてもおつゆの味で頂いてます。
>素麺のポン酢味つけ汁
酸っぱくないですか
麺つゆにすだちをギュッとしぼる感じかな