「経年劣化」とは、読んで字のごとくですが、
時が経つにつれて性能や機能が低下すること。
と辞書にもあります。長期間使用していれば、金属も変化が起こり、一見してわからなくとも、ヒビができ、サビができ。
放っておけば、とんでもない事態を招くこともある。
それは、たいていの素材で、避けて通れないことなんだけど。いわんや、放射線の影響を常に受け続ける原発の金属においておや。
原発の金属は、長期間放射線の照射を受けると劣化する。
昨日、川内原発の燃料装填が行われたが、菅直人善総理が、この「金属の経年劣化のチェックがすんでいない」ことに対して警告している。言われてみればそのとおりですね。
昨日、安全の上にも安全を確認して作業を行う・・と言っていた九州電力だが、菅さんが指摘していることが事実なら、「安全の上にも安全を」は絵に描いた餅。
福島の原発も事故が起こる前はそう言っていたのだから、もしこれが事実なら「再稼働ありき」で、福島から何も学んでいないことになる。
今、新国立競技場の建設を巡って、多くの国民が、金食い虫の巨大箱物、想定を上回る巨額の税金投入で、負の遺産として、また次の世代の借金を増やしてしまうことを危惧しているのに、当事者たちは、なぜかやめられない。とまれない。・・・かっぱえびせんか?
この新国立建設の審査委員長である安藤忠雄氏も、会議に欠席、ついに彼も責任を回避あるいは放棄した格好になった。
いったん決めて動き出したことにブレーキをかけられないのは、この国を動かす人々の病とも言える。病人が国を動かしているから、何も解決できずに、問題は増えてゆくばかりになる。そして責任放棄。
以下はいつもの余談で恐縮ですが・・
劣化した政治の中で、菅善総理が、急ブレーキで浜岡を止め、脱原発にかじを切ってしまったこと。これは、かっぱえびせんを好む彼らにとって、あってはならないことであり、菅さんが危機に対して極めて正常な判断をしたがゆえに、排除しなければならない存在にされてしまったのだと。
この新国立競技場の建設の推移のバカバカしさを見ながら、改めて思う。
時が経つにつれて性能や機能が低下すること。
と辞書にもあります。長期間使用していれば、金属も変化が起こり、一見してわからなくとも、ヒビができ、サビができ。
放っておけば、とんでもない事態を招くこともある。
それは、たいていの素材で、避けて通れないことなんだけど。いわんや、放射線の影響を常に受け続ける原発の金属においておや。
原発の金属は、長期間放射線の照射を受けると劣化する。
昨日、川内原発の燃料装填が行われたが、菅直人善総理が、この「金属の経年劣化のチェックがすんでいない」ことに対して警告している。言われてみればそのとおりですね。
菅直人オフィシャルブログより
川内原発に核燃料装填
昨日、鹿児島の川内原発に核燃料を装填する作業が始まった。
しかし、川内原発1号機には大きな問題がある。 金属は長期間放射線の照射を受けると材料が劣化することが分かっている。そこで全ての原発は運転開始から30年を経過するまでに原子炉設置者は劣化の状態を調べ、原子力規制委員会に報告し,保安規定変更の申請を行うことになっている。
川内原発1号機は運転開始から30年を超えているのに、申請に対する原子力規制委員会の認可はまだ出ていない。つまり、経年劣化に対する規制委員会のチェックは済んでいない。
もし、この状態で再稼働が行われれば、30年以上経過した原子炉を経年劣化のチェックを受けないまま運転することになる。規制委員会の担当者は、設置者の申請があれば認可が無くても再稼働できるといった説明をしているが、そんな規定はどこにもない。経年劣化を30年の節目にチェックするという法の趣旨からして、規制委員会の認可を受けずして30年を超えて原子炉を運転するのは法に違反する。
今日この問題で内閣に質問主意書を提出する予定だ。
川内原発に核燃料装填
昨日、鹿児島の川内原発に核燃料を装填する作業が始まった。
しかし、川内原発1号機には大きな問題がある。 金属は長期間放射線の照射を受けると材料が劣化することが分かっている。そこで全ての原発は運転開始から30年を経過するまでに原子炉設置者は劣化の状態を調べ、原子力規制委員会に報告し,保安規定変更の申請を行うことになっている。
川内原発1号機は運転開始から30年を超えているのに、申請に対する原子力規制委員会の認可はまだ出ていない。つまり、経年劣化に対する規制委員会のチェックは済んでいない。
もし、この状態で再稼働が行われれば、30年以上経過した原子炉を経年劣化のチェックを受けないまま運転することになる。規制委員会の担当者は、設置者の申請があれば認可が無くても再稼働できるといった説明をしているが、そんな規定はどこにもない。経年劣化を30年の節目にチェックするという法の趣旨からして、規制委員会の認可を受けずして30年を超えて原子炉を運転するのは法に違反する。
今日この問題で内閣に質問主意書を提出する予定だ。
昨日、安全の上にも安全を確認して作業を行う・・と言っていた九州電力だが、菅さんが指摘していることが事実なら、「安全の上にも安全を」は絵に描いた餅。
福島の原発も事故が起こる前はそう言っていたのだから、もしこれが事実なら「再稼働ありき」で、福島から何も学んでいないことになる。
今、新国立競技場の建設を巡って、多くの国民が、金食い虫の巨大箱物、想定を上回る巨額の税金投入で、負の遺産として、また次の世代の借金を増やしてしまうことを危惧しているのに、当事者たちは、なぜかやめられない。とまれない。・・・かっぱえびせんか?
この新国立建設の審査委員長である安藤忠雄氏も、会議に欠席、ついに彼も責任を回避あるいは放棄した格好になった。
いったん決めて動き出したことにブレーキをかけられないのは、この国を動かす人々の病とも言える。病人が国を動かしているから、何も解決できずに、問題は増えてゆくばかりになる。そして責任放棄。
以下はいつもの余談で恐縮ですが・・
劣化した政治の中で、菅善総理が、急ブレーキで浜岡を止め、脱原発にかじを切ってしまったこと。これは、かっぱえびせんを好む彼らにとって、あってはならないことであり、菅さんが危機に対して極めて正常な判断をしたがゆえに、排除しなければならない存在にされてしまったのだと。
この新国立競技場の建設の推移のバカバカしさを見ながら、改めて思う。
追加動画(7月9日)
川内原発再稼働に菅元首相が異議
川内原発再稼働に菅元首相が異議
戦後ずっと、こんな感じで政治家にすべてを任せて、大部分の国民が政治に参加しなかった因果応報とはいえ、私たちの世代だけに影響があるなら、耐え忍びますけど、子供たちや孫たちなど、未来へ禍根を残すことはできるだけ避けたいものです。。。
菅元総理、グッドジョブ!!!
国民もこれに続け!って感じですね。
6555
この件に関して、続報が
http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000m040056000c.html
規制委員会の規制法では、
>機器の劣化の評価や管理方針を定めることを電力会社に義務付けているが、再稼働の条件には含まれていない。
・・というのです。
原発事故後に、急ごしらえで出きた規制委員会ですから、法の不備はあっても仕方ないかもしれないですが、やはりおかしい部分が出てきたら、修正しないと。
何のための規制委員会かわからなくなってしまいますね。
こんな意見も出てきました。
「川内原発 原子力規制委の認可なくで再稼動できるのか」
http://blogos.com/article/121765/
>国民もこれに続け!って感じですね。
ですね。世論も、盛り上げていかなければ。