この頃主人は朝から自分で炒飯を作って食べていく。
勿論、材料を切ったり後片付けをするのは私だが、調理は主人。
自分で作っておいしそうに食べる。
私もちょっと味見をさせてもらう。
その時「おいしい！さすがやね
」という言葉は忘れない。
実際、おいしいのだ。
主人は私の言葉に満足そうに
「やっぱり自分で作った炒飯が一番おいしいわ
」とご満悦。
私も「ほんま！やっぱりお父さんのが一番やわ
」と誉めたたえる。
嬉しい主人は「このパラッというのがなかなかなれへんのや
」と言う。
「そうそう、難しいね、このパラッていうのが。私は絶対無理！でけへんわ
もう、炒飯はお父さんにまかせた
」と私。
この調子で主人は毎朝コーヒーを入れてくれる。
上等なお肉の時はうま～～く焼いてくれる。
すき焼きもしてくれる。
無理矢理鍋奉行にもなってくれる。
私が酔っぱらった時の後片付けもしてくれる。
でも、誉めるだけじゃいけないんですよ。
１０回に１回ぐらいは「ん
」って言わなきゃね。
それで相手も向上心が沸くっていうわけですよ
おかげでちょっとやそっとのお店には負けませんよ。
さて、この次は何を誉め称えましょうか？
天ぷらでもして貰って誉めちぎりましょうか。
とにかく、今日も私は絶口調です。