らいよんチャンがいるって事は、ここは毎日放送。
毎日放送前にも大きなツリーがありました。
今日は映画『4分間のピアニスト』に行ってきました。
刑務所にピアノ教師としてきたクルーガーは
類いまれなる才能を持っている少女
ジェニーと出会う乱暴ですべての物に牙をむく
ジェニーにレッスンをするクルーガー。
コンテストに向けてレッスンするうち、
いつしか二人は心通わすようになるが、
決勝が目の前に迫ってきた時、
ジェニーは暴力事件を起こしてしまう・・・
全編を通して重苦しい、私としてはスカッとせん映画だった。
きっと素晴らしい映画だと思う方の方が多いと思うが、
(事実、私の隣の人は涙をぬぐっていた)
う~~ん、ちょっと期待はずれ・・・
クルーガーの若い頃、好きだった女の子が何故
処刑されなければならなかったのか、はっきりせんかったし、
なんで4分間という ちゅ~~と半端な時間なのか???
ちゃんと映画の中で理由を言っていたのだろうか?
それに
とても常識人の私には最後のシューマンは圧巻だったが
楽譜通り、感情豊かに美しいシューマンを演奏し、
会場中の割れんばかりの拍手と涙、
そして警察の人間の感激の涙の嵐・嵐・嵐・・・
手錠をするのも忘れて拍手をする警官たち
そう言う結末を望んでいた。
確かに素晴らしい演奏だったし、心の叫びのような
熱い演奏にはビックリし、感激した。
が、
もっときれいな、普通の だけど素晴らしい音楽を期待していた。
私の考えってダサイだろうか?
そんな風に感じた映画でした。