予報が思わしくなくて 山行を中止にした当日は
とてもいいお天気になりました。
それなら日帰りででも 出かけましょうか・・・ と
金峰山へ行きました。
舗装された林道をくねくねと走り
やがて大弛峠 (2360m)に到着すると、すでに駐車スペースは いっぱいです。
何とか路肩に駐車して 歩き出しました。
峠から 東側へは、国師岳を経て 甲武信ヶ岳への道が伸びていますが
私たちは 西へ向かいます。
シラビソの樹林帯を抜け
見晴らしの良い 岩場にでました。
富士山 は、雲の上に頭を出して
今日も美しい姿を見せています。
まもなく朝日岳 2579mに着くと
山頂標のすぐ先の 西のコルからは、ツンと突き出た五丈岩が
山頂へ続く 優美なラインの後ろに 南アルプスが見えました。
鉄山へ向かって 下っていくと、反対側からは、ギターを背負ったオジサマが 登って来られました。
昨夜は、金峰山小屋でライブをされたとか・・・。
そんな過ごし方も楽しいかもしれませんね
鉄山を巻いて シャクナゲの咲く道を進むと 、ケルンの積まれた東の肩にでて
岩峰の瑞牆山と、後ろに大きく 八ヶ岳が望めました。
肩からはハイマツと岩屑の道を進みます。
なんてきれいな空
頂上に着きました。
まずは、山頂標のそばにある大岩に上ってみます。
今日は、雲が広がる 魅力的な空ですが、北アルプスは隠れていました。
五丈岩へ行ってみます。
横から見る五丈岩は、 ユーモラスな形ですね
途中まででも登ってみましょうかと
トライしてみたものの、やはり、脚がたりません。
若者が三人 上っていきました。
まず 女の子がスルッと登りきり
続く二人の男の子は
三段目あたりで、行ったり来たり・・・
かなり 苦労しています。
最後は登り切りましたが、腕力と脚の長さだけでは 解決しないようですね。
五丈岩の途中から見た山頂
充分遊んで、ランチもすませ、来た道を戻ります。
朝日岳先から、奥千丈岳
そしてまた 樹林帯を抜けて、大弛峠へ戻ってきました。
体調のすぐれなかったTさんも 頑張って歩いた、夏の一日でした。
ハクサンシャクナゲ/ゴゼンタチバナ/コバノコゴメグサ
大弛峠ー朝日岳ー金峰山ー朝日岳ー大弛峠
標準 CTは、4時間35分です。