8月も末になって、咲き残りのリンネソウに出会いました。
リンネソウはスイカズラ科の小低木で
先が2分岐する花茎の先に2個の花を下向きに咲かせます。
花期は 7月~8月
↑ 2019.08 北八ヶ岳にて
茎は横に這い、葉は卵円形で対生
ここでは、苔とともに 地面を覆っていました。
花は可憐、葉も可愛らしいリンネソウですから
残り花とはいえ、出会えただけで嬉しい
じっくりと見て 写真だって撮ります。
こちらは、2個の花のうち、片方だけが残っています。
花冠が落ちて 子房がふくらみかけてる?
実になるのかな~
何年か前に
リンネソウはどんな果実をつけるのかと ネット検索してみたものの
その画像を全く見つけることができませんでした。
種子の結実率が低いとも聞いているけれど
ちょうどいい機会だから、探してみましょう。
。。。。。
。。。。。すると
ん? これって実じゃないのかな~
腺毛が生えてる
とはいえ
果実の写真はもちろんのこと、植物画すら見たことがないため
もしかして、虫こぶの可能性もあるかも・・
と、 100パーセントの確信は持てなかったのでしたが
さらに探してみると、萼片の残骸がついている個体がありました。
嬉しい
やはりこれは リンネソウの果実で間違いなさそうです。
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帰宅後
リンネソウ Love の山友さんが 調べてくれたおかげで
植物画で 果実を確かめることができました。
牧野富太郎博士の植物図鑑にも もちろん 植物画が載っていますが
果実が より大きく描かれていた ↓ こちらを、参考までに紹介しておきます。
オックスフォード大学植物400:リンネアボレアリス (ox.ac.uk)
(↑ のページの 右側の花をクリックすると、↓ の植物画が出ます)
リネンソウ、初めて観ましたが、二輪咲くとても可愛いお花ですね!
葉っぱも可愛いです😍
しかもその実も可愛くて、私も出会ってみたいです。
貴重なお写真を観せて頂きありがとうございます。
こりゃ、天狗岳まで到達しないわけだ。
大騒ぎしている?山友さんの姿が浮かびます(^^)/
爆裂火口もどうでもよくなっちゃたんじゃないか
なんて思います(^^ゞ
はなねこさんの撮った写真、腺毛がくっきりはっきり見えますね。
私も興奮、素敵な写真をありがとうです♪
リンネソウは お花が二輪つくことから、メオトバナという別名がありますが
ピンク色の釣鐘型の花が並んで咲く様子は、とても可愛いですよね。
そう、葉も実も小さくて、このお花にぴったりです。
どこかで出会えるといいですね。
ね、目に浮かぶようでしょ
以前、リンネソウの実のことをゆきさんと話題にしていたことがあったので
ふたりして時間のことなんてすっかり忘れて宝さがし状態。
隊長さんが一緒だったら大目玉間違いなしでした。
爆裂火口も見られたし、いい山旅になりました。
リンネソウのこと、はなねこさんのこの記事でよーく解りました。
こんな風に地を這うように伸びているなんて。
私はリンネソウ自体、ちらっとしか見たことないので、
いつかちゃんと見てみたいと思いました。
白馬まで行かなくとも八ヶ岳でも見れることがあるのですね。
来年は会えるといいな~
リンネソウは北八ヶ岳では何回も見ていますが
そのころは横岳のツクモグサやウルップソウなどの花期は過ぎてしまって
北アルプス等 夏山に出かけたくなる時期ですもんね。
でもお手軽に行かれる山域なので、その気になれば・・・ね。
ゆきさんのリンネソウLoveは かなりのものですから、いつかお話を聞いてください。