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観察会で、多摩森林科学園(八王子市)を歩きました。
(いつものように、ジャンルは問わず 気になったものを載せています。)
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散策路に オオモクゲンジの割れた実が落ちていました。
見上げれば、高い梢には まだ あんなに多くの実が残っています。(トップの画像)
探してみると、割れずに落ちた実もありました。
蒴果は4センチほどの袋状。熟すと 3裂します。
種子は直径7~8ミリで黒色。
先端がとがっているという モクゲンジの実は
樹名板の近くをざっと見まわしてみたものの、わかりませんでした。
コウヨウザン(広葉杉)の球果も落ちていました。
直径3~4センチの 大きめの スギボックリです。
他に
ストローブマツとテーダマツの球果、ヒマラヤスギは球果の上部
ウダイカンバの円柱形の実
それぞれの 翼のついた種を、取り出して観察。
キジョランの実が弾けていて
2月まで残っていることにびっくりでした。
アスナロの葉(鱗片)は ヒノキに比べて 厚く大きく
葉裏の白い気孔帯が くっきりと。
里山では なかなか お目にかかれません。
襟を立てたような ホオノキの冬芽(左) と
チアリーダーに見える アブラチャンの冬芽(右)
森林科学園の入り口近くにある ハナノキの冬芽。
遠くて葉痕ははっきり見えません。
お花が咲く春が 楽しみです。
初めて見た キボシアシナガバチの巣(の残骸)は
サナギ室が黄緑色になるのが特徴で
街中には少なく、雑木林などで見ることが多いそうです。
生き物系は 他に、アサギマダラの幼虫と クワエダシャクの幼虫
お花は
ミヤマウグイスカグラ、カワヅザクラ、ロウバイ
そうですね。真冬でも、興味さえあれば 見るものはたくさんありますね。
いろんなものを面白いと思える知識が もっと欲しいです。
なることはできなかったのですが、学生時代に学芸員を目指していた頃を思いました。
また訪れてみたい場所です。
ここも行かれたことがあったんですね。
樹木にお詳しいことは承知していましたが、やはり専門だったんですね。
ここでは普段目にすることのない樹木が見られて嬉しいです。