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新型コロナウィルス感染予防のため
外出自粛要請が出されていた 3月29日 日曜日
我が家のあたりでは 春の湿った雪が降りました。
庭のスミレ 2020.03.29
タマノカンアオイにも 雪が積もったかもしれません。
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多摩丘陵で発見された タマノカンアオイの分布は
関東地方北西部で
我が家の近くの丘陵地では 多く見かけます。
( 高尾山でも見ることができます。→ コチラ )
そろそろ開花しているかもと 見に行くと
ほとんどの株は まだ小さな蕾でした。
動物の赤ちゃんみたい
こちらはだいぶ大きくなっていて
萼筒の形がはっきり見えます。
一株一株 確認していくと
あっ 咲いてます
でも、なんて 面白い形なんでしょ
2020.03.23
タマノカンアオイは
卵状三角形の萼裂片の縁がうねっていて
ブログに初めて登場させた際には
このお花の印象を ラフレシア のようと 書いていました。
毎年 見ているお花だけれど
こんな形に開いているのは 初めて見ました。
さらに、よ~く見ると
わっ 毛だらけじゃないの
白っぽく見えたのは、このせいだったのですね。
右端の蕾にはほころびが見えていて
もしかしたら、開花の様子が見られるかな・・
けれど、なんやかやと都合があって
4日後に再訪してみると
あらら、もうすっかりオトナの花に
左端の花は、縁が少し反り返っていて
そうそう、これが見慣れている 花姿です。
2020.03.27
そして、あの白い 毛は、目立たなくなっていますね。
だんだんと抜けていくのかな
こちらは 開花から数日?
萼裂片にはシワがいっぱいで、新鮮なお花に見えます。
そんなわけで
開花したての 毛だらけのお花に出会うのは 難しそうですが
また 見に行ってみましょ
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タマノカンアオイの送粉者は キノコバエの仲間で
また、種子はアリが運んでいて (スミレと一緒ね )
アリ散布植物と呼ばれる植物の一つだそうです。
と、これを書いていて
これまでお花しか見ていなかったのに 気が付きました。
次は、結実した様子も 見にいかなくては。。。
あの地味な?カンアオイの一生にも
ドラマがあるんだなぁなんて思いました(^^ゞ
コロナがいよいよ猛威を振るい始めて不穏な毎日ですが
せめて身近な自然の移り変わりを感じてめげずに過ごしましょう。
楽しいレポをありがとうございました♪
春に咲くというのもいいでしょ? なので、毎年楽しみにしています。
今日は久々にスカッと晴れましたが
意気揚々とお出かけ というわけにはいきませんね。
自分の身は 自分で守るしかないので、覚悟を決めて乗り切るしかないです。
palletさんも、お気をつけて