一ヶ月ぶりに、空が大きく見えるところへ出かけました。
青空と 吹き抜ける 心地よい風
適度な田舎の我が家は
車で少し走れば、緑地へも里山へも 簡単にいかれるけれど
この解放感は格別です。
花盛りのレンゲツツジと青空を、むりやりのコラボで。
さて さて
この時季には お花を見に来たことがないので
見渡す限りの草原の どこに何のお花が咲いているのやら
成果は期待せずに
ともかく 適当に歩いてみましょう。
まず初めに見つけたのは、オカオグルマ
やはり 黄色い花は 目立ちます。
アマドコロは ちょうど花盛りですね。
歩いた限りでは、この日 一番多く見ました。
茎に稜があります。
お花を覗かせてもらうと
花被片の先端に、白い毛がありました。
アヤメも咲き始めています。
足元には 蕾が ぽつぽつと あるものの
遠目には 目立たず、そばに寄って初めてわかります。
盛りになったら
こんなにあったの? なんてことになるかもしれません。
咲き始めの カイジンドウが見つかりました。
以前、他の場所では見ていましたが
お久しぶりの出会いです。
この株は、花色が薄めですね。
カイジンドウも、葉や茎に毛がたくさんあります。
あっ フナバラソウです。
ようやく咲き始めたところです。
蕾が全部開いたら、見事でしょうね。
あたりを見回してみても、この株以外には見あたりません。
他の場所にはたくさん あったのかもしれないけれど
広いところで こんな地味な色のお花を見つけるのは 容易ではなく
たまたま歩いたところにいてくれたのは、ラッキーでした。
エゾノタチツボスミレが、たくさん咲いていました。
でも、日射しが強すぎて 写真は ほとんどが 白飛び
風も陽ざしも 悩ましいです。
青紫色の花は、一株だけ 見つかりました。
咲き残りのスミレ(マンジュリカ)
高原で見られる 茎や葉に毛がある タイプです。
ルイヨウショウマは、葉はたくさんあったものの
花をつけている株は少ないです。
ヤブウツギの赤い色も よく目立っていました。
萼には びっしりと毛が見えます。
ヤマドリゼンマイかな
陽に透ける緑がきれい
雲が隠してしまいましたが
お山には、まだ 雪が残っています。
気持ちのいい場所ですね。ウラヤマシの一言に尽きます。
ところで、茎や葉に毛がある「スミレ」、
高尾山で見かけたけれど、決めかねていました。
センセ、今度見て下さいね。
フナバラソウはもっとお花が密に開いたところを見たかったのですが
探してもみあたりませんでした。
キョウチクトウ科なので、実も楽しみですよね。
茎や葉に毛がある「スミレ」ですか。
スミレって、ホントに悩ましいですよね。
スミレの図鑑によると
「毛の有無には変化が多く、無毛のものから全体が微毛におおわれるものまである」
そうです。私も平地で毛が生えているスミレを見たことがあります。
来年は、一緒にスミレを見たいですね。
とっても気持ちよさそう。
時間の流れが違っていませんでしたか?
山の遠望もまたいい感じ。なんか寝転んで、しばらく眺めていたい雰囲気です。
こんな時代から余計に羨ましく思えてしまいます。
お花も多いのですね。
>時間の流れが違っている・・
なるほど、そんな感じがしますね。
日常とかけ離れているのも、大きな魅力なのかもしれません。
お花もまずまず見られてよかったです。
緊急事態宣言は、延長になりましたね。
気楽に暮らしている私ですらストレスを感じるのですから
お仕事をされている方はご苦労されますよね。
何とかうまく乗り切ってくださいね。
お出かけできない時に、こんな記事ですみません。