↑ スジチャダイゴケ
雨上がりの小松ハイキングコースと周辺を歩きました。
この日のトピックは、カエンタケなどのキノコと
昔は お歯黒の原料に用いられたという ヌルデの虫こぶです。
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スジチャダイゴケ(線茶台苔)
外皮は褐色~暗褐色の粗毛が密生し、内側には縦の条が見えます。
そして、中に何か入っている・・
↓ 右端は出たばかり、右上が開く前
内側には碁石みたいなものが入っていて、このまま おままごとに使えそう
胞子は碁石みたいなものの中に入っているのかな?
このタイプのキノコは初めて見ました。
猛毒のカエンタケが出ていました。
触れるだけで皮膚に炎症を起こすそうです。
フクロツチガキ と エリマキツチグリ
他に、数種類の 同定できないキノコ
ヌルデの葉柄にできた虫こぶは、ヌルデミミフシ
五倍子(ごばいし)と言われ、タンニンを多く含んでいるそうで
中にはヌルデシロアブラムシが寄生しています。
茶色のつぶのひとつひとつがアブラムシですが
これ以上のアップはやめておきます。
ノブドウの実には、ノブドウミフクロフシと呼ばれる虫こぶ
直径8〜17mm位で、通常の実と比べるとかなり大きいです。
中には ノブドウミタマバエが寄生しているそうですが
割ってはみませんでした。
お花は、シラヤマギクがあちこちで盛り
シモバシラは咲き始め
ホシホウジャクが何匹もで吸蜜中でした。
↓ 開きたてのようで、雄しべは まだ花冠の中に納まっています。
コメナモミも群生
舌状花がオレンジ色の花がありました。(右下)
ノダケ、マヤラン、オケラ、タイアザミ
お花は他に、シロヨメナ、ノコンギク、ユウガギク、オヤマボクチ、
アメリカセンダングサ、コセンダングサ、アイノコセンダングサ、
ナンテンハギ、ヤブマメ、ノハラアザミ、オトコエシ、クワクサ、
ゲンノショウコ、アメリカイヌホオズキ など
ミヤマガマズミ / ツリバナ
果実は他に、シオデ、アオハダ、キブシ、ツノハシバミ、シロダモ、
クロウメモドキ、アケビ、ノブドウ、アオツヅラフジ など
生き物は、キンケハラナガツチバチ、ホシホウジャク、
ナガコガネグモ、ヒメナガメ、チャバネアオカメムシ幼虫と成虫、
ルリタテハ幼虫、フクラスズメ幼虫、クロコノマチョウ幼虫 など
スジチャダイゴケはshiro169さんもご存知なかったですか・・。
キノコは(も)よく知らないので、教えてもらってびっくりでした。
面白いですよね~。
カエンタケも、実は初めて見たんです。
近頃は出るとまもなく処理されるようですが、気を付けなくてはですね。
ようやく涼しくなって出かけやすくなりましたね。
秋のお花にあまり会ってない気がするのですが、もう実の季節になりますね。
スジチャダイゴケ線茶台苔、初めて見ました。
密生した粗毛といい 碁石の様な物といい
これまで知ったキノコの様子とはかけ離れて驚きです(@_@)
今シーズン、狭山丘陵でも所どころでカエンダケの注意板が掛けられておりました。
(発生 暑さに関係するのでしょうか?)
ミヤマガマズミ や ツリバナなどの赤く色づいた果実をみると
いよいよ秋めいてきて嬉しく感じます
日が短くなってきたけど、暑くも寒くも無い心地よい季節になりましたネ!