残念ながら現地ガイドとしては役に立ちません。
確かに、人柄はよかったですし、お客さんを上げたり下げたりの対応や遅れがちな仲間をきちんと探すし、行程の無駄を調節したりと添乗員としてはレベルが高いと思います。でもね~、ガイドですから台湾の説明が不十分では困ります。日本語がきちんと話せません。
高雄の空港で最初に会った時、何を言っているのかはっきりしませんでした。滑舌が悪い主人と暮らしているので、自慢じゃないですが、想像力と勘だけは発達していますから、ちょっと時間をもらえば集合場所だけはわかりました。第一印象で私は思わず「あの日本語でガイドするの?」と口に出してしまいました。少し離れていたはずなので彼女には聞こえていないと思います。
無事全員がバスに乗ってガイドの自己紹介。「私は日本語が下手です。ガイドの日本語が下手だったと言ってはいけない」と言うんですよ。私のつぶやきが聞こえたのかとヒヤッとしましたが。徐々に相当ひどいと気づき、他のツアー仲間に聞いても「彼女の日本語はわからない」とおっしゃるので、私の発言だけが彼女の発言の原因ではなかったと思うのです。
また、ツアーの2、3人しか彼女の説明は聞けません。それは時間が足りなかったこともありますし、私を含め皆さん歩く速度が極端に違うのです。全員そろってから説明するのは難しかったかもしれません。それでも、日本語が達者ならなあ~と思います。娘は、「ガイドにぴったりくっつけば?」と言いますが、たくさんいらっしゃるのに私だけがべったりも出来ませよね。
故宮博物館でやっとガイデイングレシーバーが配られましたが、感度は悪いし他のツアーガイドの声は入るし館内は騒がしいはで、このガイデイングレシーバーも館内ではたいした役に立ちませんでした。それに、私たちは25人のツアーです。聞こえてもガイドがどの展示物の説明をしているのか見えません。JTBの現地ガイドは日本人でした。いいなあ~。
そんな状態の旅ですから、台湾観光は何もわかりません。多少の予習と復習のつもりの写真整理とこのブログで何とか「台湾に行った」ことにしなくっちゃ。
念のためにもう一度。ガイドが日本語が下手ですが、ツアーを案内する能力は上です。残念。
今日のブログ、日本語が変です。