国内旅行は、自分でホテルを選ぶことがほとんどなので、立派なホテルでホテルライフなどしたことはありませんが、こっちにそのつもりがなくてもいいお部屋に入れてもらったことはあります。
義母と義姉を招待して大晦日に宇奈月温泉に行くことになりました。JTBで「延対寺荘」を予約しました。私としては目の飛び出る値段ではありましたが、大晦日のことでもあり主人の親や姉に対するメンツもあるのだろうと、それでも普通のお部屋を申し込みました。ところが、行ってみると何だか違う佇まいのフロアでエレベーターを下ろされ、お部屋は豪華豪華、我が家の建坪より広いお部屋です。ブログを書くにあたり調べたところ「蘭亭」だったと思われます。お正月料金とはいえ、こんなお部屋を頼んだ覚えはなく、どのような手違いかと思いました。
経験がないとは怖いですね~。すっかり舞い上がりました。娘は、ベランダに出て雪だるまを作ってました。私は富山の生まれですから雪はありがたくありません。
お料理も大晦日料理をお部屋のお座敷でいただきました。お女将さんと大女将さんが順番にあいさつに来られたのも初体験でした。主人がどんなに酔っぱらって仲居さんに絡んでも、「ハイハイ」って上手な対応をされ、感動しました。
主人は無視して、娘も含め女4人で紅白歌合戦を見ましたが、私と娘はホテルの案内で近くの神社に初詣。多分夜中に出かけたのは娘にとって初体験、お神酒をいただいたのも初体験でした。
主人は大きなお部屋の中にある別の小部屋で、一人大いびきでしたが、私も娘もあまりに立派なお部屋がもったいなくてしばらく寝られませんでした。
なぜこんなお部屋になったのか、後でよく考えた結論。きっとこの日はホテルが満室でした。でもこのスイートルームは空室だったのでしょう。もっとお客さんを受け入れるにはこのお部屋も使わなければなりません。で、どのお客さんを大きなお部屋にするか、人数が多いのも理由だったかもと思いますが、私たちがJTBから予約したからではないかと思うのです。その後の経験から、今はそう思います。