旅行に夢中です

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フランス一人旅 11/11/3

2011年11月03日 | 旅行
 と、書くとかっこいいけど、何せ珍道中2連発の翌年ですから添乗員付きです。ちょうどSARS(サーズ、鳥インフルエンザ)大流行の翌年です。パート先の社長が大反対。感染して帰られたらたまらない、と言いました。私の心配ではありません。社長の娘が海外旅行ベテランさんでしたし、しかも彼女が行く場所ったら中近東や南米やら、私が「えっ?大丈夫なの」と思う場所。本人曰く、「インディジョーンズ」みたいなところが好きなんだそう。彼女の「行っちゃえば?」に背中を押され決行しました。
 クラブツーリズムと近畿日本ツーリストを天秤に掛けていました。会社の天秤と言うより「ポンディガール」と「シャンポール城」の天秤でした。「シャンポール城」は別の機会に行くことにして「ポンディガール」を含む近畿日本ツーリストを選びました。出発日も帰国日も同じ、行程も一部を除き殆ど同じでしたから、行く先々で遭遇しました。特に私はクラブツーリズムのツアーに参加したかも知れなかったので、添乗員の仕事ぶりを密かに観察していました。
 海外旅行客激減のニュースも何処へやら、成田空港はかなり混んでいました。何でもSARSの流行は落ち着いて、2,3日前から一気に混み始めたとか。何と運の悪いこと。同じツアーの中にはまだ用心深くマスクとサングラスをしていた方もいましたが、この時期にフランスへ行こうとしている強者(私もかい!)達は、SARSなど気にしていませんでした。だから、フランス行きの機内は満杯。私の前の座席にはクラブツーリズム参加のおばあさんがいましたが、食事中も寝る時も座席をずーっと倒したままで起こしてくれないのです。乗務員に言うのも大人げないと思ってフランクフルトまで我慢したので、殆ど寝てません。帰国の機内でも前の座席だったので、仕返しをしようとしたら、そのおばあさんは乗務員に言いつけました。あっけなく私の負け。私は帰りも自分の不得意な姿勢で寝ることになりました。あーーー腹立つ。クラブツーリズムのツアーでなくてよかったです。クラブツーリズムのツアーにはこんなおばあさんがごろごろしていたようですよ。機内にはさみを持ち込んでいた人もいますし、リヨンでスリに遭ってパスポートなど盗られた人もいたとか。添乗員泣かせのグループです。幸い、私達近畿日本ツーリストのグループは、しっかりした人ばかりで、初心者の私が一番危なっかしかったかも。ずいぶん助けられ、お世話になったのでした。 

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