嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

医者の病気

2000年11月18日 06時46分49秒 | 駄文(詩とは呼べない)
最近、記憶力が無い。
時々思う。
俺自身が気付かないうちに、
記憶を食ってるヤツが居るんじゃないのか?
誰かがこっそり持ち去って、
どっかで売ってるんじゃないのか?

けど、きっとそんな事は無いだろう。
だって俺の記憶なんて売ったところで
たいした値段は付かないだろうから。
俺の記憶は俺が使ってこそ価値があるものだから。

最近老人どもが邪魔だ。
時々思う。
彼らは生きてるのでは無くて、
生かされているのでは無いか?
社会的な保険が無くても、
彼は自力で生きていけるだろうか?
生きよう生きようとあがくだろうか?
じつわ死ねないから生きてるだけなんじゃないだろうか?
今度老人に会ったらこっそり聞いてみよう。
「ホントは生きてるのがつらいんじゃないですか?」
「ホントは死んでもいいと思ってるんじゃないですか?」
YESと答えたヤツには自殺してもらおう。
NOと答えたヤツには他殺がお似合いだ。

50の心臓を持ってるヤツが言った。
「俺は心臓が50個あるからお前よりも先輩なのだと」
俺は言ってやりたかった。
「俺の22個の心臓がお前の50個の心臓より弱いと誰が決めた?」
「くだらないヒューマニズムで先輩顔するな!」
と。
けれど俺には言えなかった。
彼の銃には50発の弾があり、
俺の銃には22発しか弾が無かった。
だから俺は撃つのはやめておいた。
まだ時期が早すぎる。
もう少しだけ、射撃が上達したら今度こそ勝負してみよう、
その時は相手の心臓が60個だろうと、
撃ち抜けるかもしれない。

こんな時、俺は思う。
俺に防弾チョッキがあったならあの時発射していたかもしれない。
俺に防弾チョッキがあったならあの時ヤツは死んでいたかもしれない。

けれど一つだけハッキリしている事がある。
ヤツはいずれ死ぬ。
できればその時は俺の手で殺すのではなく、
病気で苦しみながら死んでいって欲しい。
その時は俺に頼って欲しい。
俺は医者だから。

でも俺はその時、彼を助けることは無いだろう。
例え彼が密かに俺の命を救っていたとしても
俺が彼の命を救うことは無いだろう。
医者の俺に言えるセリフはたった一つしか無いのだから。
「残念ながら手遅れです、どうしてもっと早くに言ってくれなかったのですか?」
ヤツは気付いていない。
あの病気の原因が俺にあることを。

最近記憶力が無い。
特に悪いことをした記憶がない。
もしかしたら俺は自分が思ってるよりもいい人なんじゃないのか?
もしかしたら俺はとてもいい医者なんじゃないのか?
俺は患者に薬を与えてにっこりと笑う。
「大丈夫ですよ、きっと治ります」
「大丈夫ですよ、薬がありますから」
「大丈夫ですよ、病気なのはあなただけではありませんから。」
けれど俺は知っている。
医者だから知っている。
ホントはね、治る病気なんて一つも無いのさ。
お前らが飲んだ薬は俺が作ったのさ。
だから治るハズないだろう。

だって俺は病気なんだもの。

胃拡張

2000年11月18日 06時43分50秒 | 駄文(詩とは呼べない)
<今日は御馳走にしよう>

右手に力が入る。
鋭い包丁を心の臓に突き刺しながら、
大声をあげてうめく相手をみながら、
僕はいつも考える、
全力を持って倒した相手なんだから
全力で食うべきだと思う。
そうで無ければ相手に失礼だ。

<今日の朝食は何にしようか。>

何故か指が震えてきた。
よく思い出せない。
怖いものなんて無いはずなのに。
イライラしてきた。
何かを殴りたくなってきた。
殴っても殴っても飽き足らない気がする。
力いっぱい殴る。
何か鈍い音がした。
もう腕なんていらないや、
口さえあれば生きていけるさ。

<今日の昼食は何にしようか。>

助けてくれ!誰か僕を助けてくれ!
誰か僕を救ってくれる人は居ないのか!?
血が止まらないんだ。
よだれが止まらないんだ。
涙が止まらないんだ。
毎日食べてるのに、
毎日腹が減るんだ。

<今日の夕食は何にしようか。>

食欲がどうしても止まらない。
病院に行ってみることにした。
治るとは到底思えなかったが、
それでも気休めくらいにはなるかと思った。
立派な白いお医者さんは、
「ただの胃拡張ですよ、心配しなくても大丈夫です。」
と言ってくれた。
けれど僕は無性に腹が立った。
「やめてくれ!もう嘘はたくさんだ、本当の事が知りたいんだ。」
僕は叫んだ。
とりあえず入院することになった。
どうせ鉄格子付きの病棟だろ、と思った。

意外な事にそれは内科の病棟らしかった。
若い看護婦さんが来て、
「大丈夫ですよ、最近は良いお薬がありますから。」
と言って微笑んだ。

<そろそろ夜食の時間らしいね。>

冤罪

2000年11月18日 06時42分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :何もしてません

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :何もありませんでした

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :何もわかりません

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :・・・・・・・・・・・・・・。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :黙秘します

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :・・・・・。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :誰が?

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :あのー、聞いてますか?

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :まだ続くんですか?

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :もうやめませんか、こんな事

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :何度言ったらわかるんですか。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :このまま続けても無駄ですよ。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。

警察官:何をしたんだ?正直に言え。
俺 :こんなどうしようも無い世界で俺は何をしたらいいんだ・・・。

親友

2000年11月18日 06時42分54秒 | 駄文(詩とは呼べない)
「君と僕は同じなんだよ」
そう言って君は笑ったよね。
恥ずかしがり屋の僕は
「僕は君みたいにかっこよくないよ、」
と言ったけど、
正直嬉しかった。

でも、あの日確かに同じだった僕の心も
君とはずいぶん違ったものになってしまった。
あの日交わした約束も今ではもう無理なものとなってしまった。

「結局君はあの時となんら変わっていない。」
君はそう言って僕を慰めようとしてくれた。
でも余計な事はしないで欲しかった。
そうすれば僕らはもっと分かり合えたかもしれなかった。

変わって無いのは君だけだった。
僕は変わり過ぎてしまった。
僕は僕のやり方でそれを証明したかっただけなんだ。
許してくれとは言わないよ。
サヨナラも言わないよ。

僕はついに君を手に入れたのだから。

罪人の僕の言葉が光っているのは、
君の魂が美しいからでは無いだろう。
僕なりの命懸けの「言い訳」だからさ。

いじめっ子

2000年11月18日 06時41分30秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日はいじめっ子を殴った。
僕には殴る理由が見あたらなかったが、
いじめられっ子には
殴られるだけの理由があるから別にいいと思った。
いじめられっ子は
理由もなく殴る俺がいじめっ子なのだと言った。

右手が痛い痛いと泣き出した。
でも俺の心は痛くないから笑っていた。
右手が俺の心は悪魔だと言った。
それでも俺の微笑みは天使のように輝いていると思った。

だって他人を殴ってるんだもの。
裁きを与えるほど偉いワケじゃない。
タダ目の前に居たから殴ってみただけだ。
特に君が嫌いなワケじゃない。
俺に正義があるわけでも無い。
人を殺すのに理由が必要であると無理に考えるなら、
「邪魔だった」
たった一言でいいさ。

けどな、俺は悪魔じゃないぜ。
君と同じさ。
忘れたのか?
あの時の事を思い出して見ろ。
君は両手を使って殺めたじゃないか。
俺は右手しか使ってないぜ。

あの時の事を思い出して見ろ。
彼は苦しむ暇すら無かったじゃないか。
僕は彼を殴っただけだぞ?

君は殺したじゃないか。
君は気付いてないかもしれないけど、
あの一瞬の音は今でも耳にこびりついて離れないほど強烈だったよ。
君はもう忘れてるかもしれないね。

殺された彼はタダの蚊だった事を。










あるのは生きているという事実だけ。

神様よりも偉い凡人

2000年11月18日 06時41分15秒 | 駄文(詩とは呼べない)
超スーパーウルトラミラクル絶対無茶苦茶すんげぇもろくそ驚異の一生治らんデヴ
ちょっとお前は飛び降りろ。
超スーパーウルトラミラクル絶対無茶苦茶すんげぇもろくそ驚異の一生治らんデブ
ちょっとお前は空を飛べ!
超スーパーウルトラミラクル絶対無茶苦茶すんげぇもろくそ驚異の一生治らんでう゛
ちょっとお前は串刺し。
超スーパーウルトラミラクル絶対無茶苦茶すんげぇもろくそ驚異の一生治らんでぶ
ちょっとお前は人間ち゛ゃない。

俺は偉い。
俺にとんでもない口を利いたヤツがいる。
「お前はそんなに偉いのか?」
と聞いてきた。
お前が生きてるのは誰のおかげだ?
お前がそうやって質問できるのは誰のおかげだ?
そんな質問を考えてしまうお前は死ね!

世界は誰のおかげで回っている?
今日という日がある事に感謝しろ。
お前に明日が無いことにも感謝しろ。
お前を作ったのは俺だから。

俺は神様を信じない。
お前も俺を信じなくていい。
だけど真実は常に一つ。
俺が死んだときにわかるさ。
俺が死んだら世界は無くなるぞ。
俺の世界が無くなるぞ。
世界は閉じる。
世界は開かれているからこそ世界なんだ。
俺が生きているからこそ世界は光り輝くんだ。
俺の居ない世界を俺は認めない。
だって俺は生きてるんだもの。
俺はいつでもポジティブさ。
だってネガティブって意味よくわかんないもん。
生きてる間はポジティブさ。

動物の肉

2000年11月18日 06時39分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日は猫の首をちぎって投げた。
遠くでライオンが吼えた気がしたけど、
空耳だと思い込むことにした。
だってライオンは怖いもん。

今日は犬の首をちぎって投げた。
工事現場で人が一人墜落したらしい。
俺のせいじゃないよ。
犬の首くらいで驚くヤツはいつか死ぬさ。

今日はハムスターの首をちぎって鳥の餌にした。
鳥はおいしそうについばんで食っていた。
鳥はわかってて食ったのかもしれない。
だって鳥は食った後、確かに笑ったんだもの。

今日は牛を殺して牛肉を食べた。
牛は草を食って生きてるけど、
そんなのは知ったことじゃないさ。
食われるのが嫌なら牛が人間を食えばいい。

今日は象の首をちぎって投げた
そんな事できるわけ無いだろ!
仕方ないからハムスターを食った鳥を食うことにした。
だってむかついたんだもの。
イライラしたんだもの。
しょうがないさ。
鳥のくせに人間にたてつくから。

人間は偉い。
何が偉いかってなんでも食うから偉いんだよ。
俺は好き嫌いはしない。
なんでも食うんだよ。
だって俺は偉いもの。

いつか誰かが言ったよね。
人の肉はウマイってさ、
いつか誰かが言ったよね。
人の肉はマズイってさ、
いつか誰かが言ったよね。
お前は宇宙人に似てるってさ、
いつか俺は誰かに言ってやる。
人間の肉はマズかった、と。

偽善者

2000年11月18日 06時39分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
そんな目で俺を見ないでくれ
確かに俺は偽善者だったさ
そんな目で俺を見ないでくれ
確かに俺は嘘吐きだったさ
そんな目で俺を見ないでくれ
確かに俺は盗人だったさ
そんな目で俺を見ないでくれ
確かに俺は罪人さ
そんな目で俺を見ないでくれ
これでもおれは人間なんだぞ?

君と同じさ
赤信号を渡る時も
君と同じさ
嫉妬に狂う時も
君と同じさ
金が欲しい時も
君と同じさ
相手を殺したい時も
君と同じさ
その内側に繊細な殺戮の欲望がある。

なんで君は平気で居られるんだ?
世界はこんなにも偽善に満ち満ちているのに
なんで君は平気で居られるんだ?
平和な人々はこんなにも愚かなのに
なんで君は平気で居られるんだ?
良識のある人々はこんなにもエゴイストなのに
なんで君は平気で居られるんだ?
世界はこんなにも醜いものでいっぱいなのに
なんで君は平気で居られるんだ?
世界はこんなにも不完全なのに
なんで君は平気で居られるんだ?
障害者どもがただただ無駄に資源を消費しているのに
なんで君は平気で居られるんだ?
今日食べる物すら無い人々が居るというのに
なんで君は平気で居られるんだ?
ヤツラはすぐそこまで来ているのに
なんで君は平気で居られるんだ?
君の自由を奪ったのは僕なのに
なんで君は平気で居られるんだ?
君の純潔を奪ったのは僕なのに
なんで君は平気で居られるんだ?
君を殺したのは僕なのに
なんで君は平気で居られるんだ?
君は本当は僕と同じなのに

さぁ右手を出して。僕の心をあげよう。
とっても汚い僕の心さ
さぁ左手を出して、僕の身体をあげよう。
じつわもう、腐っているけどね。

後悔

2000年11月18日 06時38分28秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日は鏡の日にしよう。
顔見てみた→相変わらず醜い
目を見てみた→瞳の奥が見えた
眼球を見てみた→血管が見えた
眼球をくり抜いてみた→痛かった
脳味噌を取り出してみた→欠陥が見えた(爆)
心臓を取り出してみた→心は見えなかった

今日は脳味噌の日にしよう。
左脳を取り出したら論理的思考ができなくなった。
右手も動かなくなった。
ナイフが握れなくなった。
せっかくの右手だったのに。
あんなにもよく言うことを聞く右手だったのに。
どうして動かなくなったんだろう。
動かなくなった右腕をかじりながら僕は考えた。
いくら食べても生えてはこないのに。
いくら食べてももう言うことは聞いてくれないのに。
どうしてこんなにも腹が減るんだろう。
どうして俺はこんなにも右手をかみ砕いているんだろう。

今日は左利きの日にしよう。
左手でハサミを使ってみる→うまく切れない
左手で文字を書いてみる→うまく書けない
左手でハシを握ってみる→うまく掴めない
こんな不器用な左手は要らない
こんな役立たずな左手は要らない
こんな格好悪い左手は要らない
食ってしまう事にした
左腕をかじりながら僕は考えた。
この左腕を食い終わったとき、俺はどうすればいいのだろう?
この左腕を食い終わったとき、俺は何ができるのだろう?
この左腕を食い終わったとき、俺は死ぬのだろうか?
死にたくない・・・
強く思った。
でも遅かった。
もう腕なんて残ってなかった。
僕はダルマになった。

今日はボーっとしよう。
今日はボーっとした。
今日は一日中ボーっとしていた。
いつまで経っても明日は来なかった。
だって今日は今日なんだもの。
明日は来ないさ。
明日が来る事なんてあるわけないさ。
でも、もしかしたら、昨日は来るかもしれない。
もし昨日が来たらどうしよう。
また僕は左手を食わないといけないのか?
また僕はカラッポにならないとダメなのか?
また僕は彼女を・・・

どうしてこんな事をしてしまったんだろう。
昨日に戻りたい・・・


2000年11月18日 06時37分42秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日は涙を流した。
今日も涙を流した。
一滴だけ涙が流れた。
一滴の涙しか流れなかった。

それでも僕は毎日泣いてばかりいる。

いつかこの涙は川へと流れるんだろうか?
いつかこの涙は雨となるのだろうか?
いつかこの涙は海へと変わるだろうか?

海は人の涙でいっぱいだ。
海は悲しみでいっぱいだ。

今日も僕は前向きに泣いた。

オナニー

2000年11月18日 06時37分32秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日は一大決心をした。
これからは全力で生きよう!
全力で限界まで起きて、
全力で限界まで寝て、
全力で限界まで繋いで
全力で限界までオナニー

ところでオナニーって何?
ひとりよがりの事?
だったら僕はオナニストさ。
そうとも極めてやるぜ。

今日コレを読んでくれた君を好きになってみる。
今日コレを読んでくれた君を想ってみる。
今日コレを読みながらやってみる。
今日コレを読みながら発射してみる。
ごめーん、やっぱり出なかったよ。
だって君が見えないんだもの。

幽霊

2000年11月18日 06時37分19秒 | 駄文(詩とは呼べない)
夜は僕らの時間。
夜はお化けの時間。
夜はNETの時間。

今日は幽霊からメールが来た。
なんと電子メールさ。
最近のお化けはハイテクだねぇ。
昔のお化けなんて毛が3本あって
空を飛ぶことしかできなかったんだぜ?

幽霊はメールで教えてくれた。
幽霊は居るって事を。
幽霊が居るとき、僕は肌で感じる事ができる。
全く違う事をしていたのに、急に脳裏に幽霊の映像が浮かぶ事がある。
そんな時、肌が寒くなる。
そんな時、背筋がゾッっとする。
そんな時、幽霊は必ずそこに居る。
そんな時、僕には見える。
鏡に映った僕の素顔が見える。

今日も幽霊からメールが来た。
幽霊から電波が届いた。
僕は心で受信する。
僕は心でメールを見る。
鏡を見ながらメ-ル打つ僕。
鏡を見ながらメールを見る僕。
鏡を見ながらメ-ル打つ僕。
鏡を見ながらメールを見る僕。
鏡を見ながらメ-ル打つ僕。
鏡を見ながらメールを見る僕。

せっっかくだからメールを見せてやるよ。
だって君は幽霊なんて信じてないんだろ?

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私たちもメールを送る時代になりました、
でも時々思うんです。
私たちは見て欲しいんじゃない。
私たちはわかって欲しいんじゃない。
ただ、空が飛びたかっただけなんだ。
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なぁ~んだ、またガセネタち゛ゃん。
本当の幽霊ってどこに居るの?
簡単さ。鏡の前に居るじゃないか。
ちょっと右手のナイフに力を入れるだけさ、
ちょっと切れ目を入れるだけさ、
ちょっと水で流すだけさ、
こんなにも水で流しているのに、
こんなにも涙を流しているのに、
汚いモノは流れていかないんだ。
今日も僕は幽霊になれなかった。
今日も僕は空を飛べなかった。
空を飛びたい。。。。。

緑色の宇宙人

2000年11月18日 06時36分50秒 | 駄文(詩とは呼べない)
今日は宇宙人を見た。
宇宙人は総理大臣のように立派な空気を持っていて
僕と同じ緑色の血を流した。
宇宙人はとても立派な偽善者だった。
宇宙人は僕を愛していると言った。
僕はありがとうと言って、
心からの笑顔で彼を迎え、
彼の全てを愛した。

でも、何が足りなかったんだろう?
やっぱりヤツラの言うとうり、
僕は我慢が足りなかったのかな?
こんなにも僕は偽善者だったのに、
こんなにも僕の血は緑色なのに、
こんなにも僕の表情は変わらないのに、
それでも彼と一つになれなかった。
彼のガラクタのような強い身体を喰って
僕はもう少し前へと進んでみることにした。
今日は強くなれなかったけど、
彼と僕は無理矢理一つになれた。
良かった良かった。

ゴキブリ

2000年11月18日 06時36分11秒 | 駄文(詩とは呼べない)
能書きなんざどうでもいい、始めるぞ。


そろそろヤツラが来る。
近いうちに来る。
それはわかってる。
だが今更どうなると言うのだろうか?

窮鼠猫を噛むって言葉があったな。
誰か続きを教えてくれ。
猫を噛んだネズミはその後どうなった?

そろそろヤツラが目覚める。
いや、違う。ヤツラわ既に目覚めているんだ。
そしてチャンスを狙ってる。

ゴキブリが怖いと言ったヤツが居た。
俺はゴキブリが怖いのでは無い。
ゴキブリの生命力が怖い。
ゴキブリは命懸けで俺に教えてくれた。
ゴキブリは生きてる時は醜い生き物だった。
俺はコイツを許せなかった。だから殺した。
俺はゴキブリを殺すときにためらう事は無い。
コイツらわ俺にとって害であると直感で感じるからだ。
だがダメだった。
コイツらは死んだように見えただけだった。
俺の中で生きている。
そして醜い生き物は殺すべきだと命懸けで教えてくれた。
ゴキブリの汚いものは俺の中に受け継がれた。
俺は一つ強くなったような気がした。

ヤツラは言った。
「俺はまだお前の代わりはしないさ。まだお前の番だ。せいぜい頑張れ。」
ヤツラは知ってるんだ、、、。
どうして気付かれたんだろう?

今日は一人の命を救った。
とてもすがすがしい気分でいっぱいになった。
こんな俺でも生きている意味があったんだと思えた。
彼は最後に
僕の脳が狂気
僕の手が凶器
僕の心が驚喜する事を教えてくれた。
また一つ強くなれた気がした。

ヤツラは言った。
お前はもっと我慢しないとダメだと。
俺が我慢してないって言うのか!?
俺はこんなにもいい人じゃないか。
俺はこんなにも溜め込んでるじゃないか。
俺はこんなにも鬱じゃないか。
どうしてお前なんかに俺が我慢してないって言えるんだ?

今日は幸せなドラマを見た。
予定通りの不幸が来て
予定通りの青春野郎が来て
予定通り解決していった。
僕は予定通りの涙を流した。
それが予定通りの幸せを描いた馬鹿が期待してると感じたからだ。
どうだ、これで満足だろう?
俺は泣いてやったんだぞ。
予定通りだっただろ!!!
こんな幸せなドラマを見れて僕は幸せだと思った。

ヤツラは言った。
そんなに嘘吐いてどうするんだよ?
俺なら嘘は吐かないぜ?
お前は嘘吐きなんだと。
それでも俺は硬い意志を持って言うことができた。
「まだお前の番は来ない。」

今日は一日中眠って過ごした。
眠ってる間は生きてることの苦しさを感じなくても済む。
こんな気持ちのいい事はない。
こんな楽な事はない。
眠ってる間は僕は光の速さで動いているのと同じ。
僕の心は進んでないけどね。
僕の人生も進んでないけどね。
でも眠ってるときは光の速さで動いてるのと同じ。
明日走る為に今日は止まってみただけのことだ。