嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

棺桶は氷だけで作って下さい。

2007年09月05日 05時25分02秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕が死んだとき、あるゆる物体での、
直接的な接触も、間接的な接触をも遺書で禁止したらどうなるだろう。
僕の身体を、自然な腐敗のままに、そのままの崩壊に任せて、
僕の魂を解放してくれるだろうか。

おそらくそれは無いだろう。
人知れず山奥かどこかで死のうとしても、
やがて誰かに発見されて人為的な埋葬が行われてしまうのだ。

日本の「戒律」は、死んだ後にも自由なんか許してはくれない。
ならばせめて、生きている間くらいは、自殺する事を宇由に任せておいた方がいい
それが自然な発露だったとしても、不自然な歪みだったとしても、
「自決」であるのなら、
それは僕によって尊重される。
もしもそれが与えられ、植え付けられたニセの意志であるのなら、
それは植木鉢に植えられた小さな植物のように、
その箱の中で死んでいこう。

宇宙という棺桶から出られるほどには、
まだまだ僕の科学は届きそうにないから。

まったくもって、僕の世界は進歩していない気がする。