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氣学と風水の使い方

2006年08月21日 | 氣学&風水

最近は、様々な流派があり、本やインターネットなどの情報も多いので、時々、風水と気学の違いがわからないというご質問もあります。

今の日本の現状では、はっきりとした境界線を引くのは難しいところもありますし、人それぞれの考え方や受けとめ方の違いというところもあるのですが、ここでは基本的な説明を書いてみます。

古代中国では、「論語」や「易経」などの「四書五経」を元に、「開運五術」という思想が生まれました。
「この五つを自分のものにすれば、必ず運が開き、幸福になる」というものです。
これは、

①命(めい)・・・持って生まれた宿命・基本的な運の流れ(変えられない)
②卜(ぼく)・・・易学・気学など(自分の努力により、自分自身を変えられる)
③相(そう)・・・家相・人相・手相・姓名判断・風水(自分の努力により環境・身の回りを整える)
④医(い)・・・健康法・健康管理・漢方・薬膳など
⑤山(ざん)・・・学問・修行・禅など

の五つで、元々、気学は②に、風水は③になります。

気学は、「行動開運学」なので、自分が良い時期・良い方角に「動く」ことにより、持っている運を強くしたり、足りない運気を補充しに行ったりします。
つまり、その人自身が持っている「人(じん)の気」を強化し、整えるのです。
また、運のバイオリズムというものがあるので、精力的に活動する時期や、静かに勉強する時期などがわかるため、自分がこの時期にはどうすれば良いのかが、とてもわかりやすいのです♪

風水は、「環境開運学」ですから、「動く」というよりも、「整える」ということが大切になります。
昔は、都を決めたり、皇帝や将軍の住居を決めるのに使われていましたが、この現代の日本では、「まず土地探しから」なんて言ってられないですよね。
そこで、周辺の環境を考えたり、リフォームなどが難しい場合は、部屋のレイアウトや小物で、その「家の気」を整えることをします。

いくら家や部屋が良くても、本人の「気」や「心」が沈んでいては運も上がらないし、本人の「気」が良くても、環境や名前の良し悪しなどが運に関係することもあります。
また、純粋に心理学的な面が影響していることもあるのです。

運の良し悪しというのは、「これが原因!」と決めるのは難しい場合もありますが、現状を変えたいとか、リセットしたい、違う自分を発見したいというのであれば、日帰りでも良いので、やはり良い方角への旅行をおすすめします☆

そして、「でも出かけるのは難しい」という場合には、ぜひ風水でおウチのクリアリングや模様替えをしてみてはいかがでしょうか☆

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