こうして、次はいよいよ東照宮に向かいます。
といっても、今回は二荒山神社でのお水取りがメインなので、
時間も無いことだし、神社だけでも良いかなと思っていたのですが、
受付で、間違えて共通券を買ってしまったので、
まずは、輪王寺からお参りさせていただくことに。
こちらのご本堂である「三仏堂」内陣には、
日光三社権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)
という三体の大仏さま(高さ8.5メートル)と、
東照三社権現本地仏(薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来)
という掛仏の、2組の三尊仏がご本尊さまとしてお祀りされています。
中に入って、近くで拝めるようになっているのですが、
8.5メートルの大仏さまが三体並んでいらっしゃると、
本当にあまねく人々を救われているのだと、
ありがたい氣持ちになってきます。
また、その他にも、自分の守り本尊が十二ごとに祀られて
いるので、自分や家族、大切な人の分もお参りしました。
そして、次は、東照宮へ・・・行ってみると、
ものすごい人です!
世界遺産ですから、ある程度の人は覚悟していたのですが、
小学生からシルバー世代の方、あるいは海外各国の方の
団体旅行の方たちでいっぱいでした。
有名な「見ざる聞かざる言わざる」の三猿の前も、
いくつかのグループが集まっていたので、
パスして拝殿へ。
この拝殿も、すべてが芸術品で素晴らしいのですが、
中でも好きなのが、欄間に飾ってある三十六歌仙の額です。
やはり人が多くて、すべては見られなかったのですが、
お目当てのものは、じっくり見ることができました。
一応、鳴き龍の声(音?)も聞き、
ようやく二荒山神社へ。
そして、実は二つ目のおすすめスポットが、
ここ二荒山神社の南側にある大鳥居をくぐって、
すぐ右側にある「縁結びのご神木」です。
これは、珍しく、杉(の木に楢の木の宿り木があることから、
「杉楢一緒に」→「すぎ・なら・いっしょに」→
「すぎなら(すきなら)いっしょに」→「好きなら一緒に」
ということで、縁結びの御神木とされているそうです。
ちょっとダジャレっぽい感じですが、
この木自体は、本当にパワフルでした。
聞いたところによると、かなりご利益もあるそうです。
そして、次はお水取り!
続きは明日です。