大阪府高槻市富田町1丁目にあるJR西日本の摂津富田駅は、東京駅から名古屋駅、米原駅を経由して神戸駅までを結んでいる東海道本線(589.5km・支線を含む)の一般駅として、1924(大正13)年7月25日に開業しました。
8両分の有効長をもつ島式ホーム2面4線を有する直営駅で、1970(昭和45)年6月に竣工した橋上駅舎があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は41,643人で、これはJR西日本に属する東海道本線の全54駅中22位です。
かつては当駅から松下電器産業高槻工場への専用線があり、貨物輸送が行われていましたが、1975(昭和50)年に廃止されました。
また、当駅から南へ約300mの所に阪急電鉄京都本線の富田駅があります。
摂津富田駅が属するJR京都線(愛称名)は、JR西日本のアーバンネットワークの一角を形成する路線で、東海道新幹線・阪急電鉄京都本線に並行して淀川右岸を走り、京都市と大阪市とを結んでいます。
<摂津富田駅の年表>
・1924(大正13)年7月25日:国鉄東海道本線の一般駅として開業
・1970(昭和45)年6月25日:現在の橋上駅舎が完成
・1975(昭和50)年8月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「JR京都線」の愛称を使用開始
・2002(平成14)年7月29日:JR京都線・神戸線運行管理システム導入
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2003(平成15)年11月1日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2007(平成19)年3月18日:駅自動放送を更新
・2008(平成20)年3月29日:JR東日本・JR東海・JR西日本のJR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「SUICA」「TOICA」の利用が可能になる
・2008(平成20)年8月16日:改札内にエレベーター・エスカレーターを設置
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
・2010(平成22)年3月29日:改札外にエレベーターを設置
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2015(平成27)年3月12日:接近メロディーの導入
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(京都方面を望む)
(摂津富田駅駅舎・北口)
(駅 舎 内)
(摂津富田駅・南口)
撮影年月日:2019(平成31)年4月7日