大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

紀勢本線 船津駅!

2019年09月16日 | 

三重県北牟婁郡紀北町上里にあるJR東海の船津駅は、亀山駅から紀伊半島を海沿いに新宮、紀伊田辺を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1934(昭和9)年12月19日に開業しました(開業時は紀勢東線に所属)。

相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が1番ホームにあり、2番ホームへは跨線橋で連絡しています。

船津駅の利用者は少なく、2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は71人です。

船津駅が属する紀勢本線は、紀伊半島を海沿いに半周する路線で、新宮駅を境に東側のJR東海が管轄する区間は非電化であり、西側のJR西日本が管轄する区間は直流電化されています。 そして、亀山駅~新宮駅(構内のぞく)間はJR東海の東海鉄道事業本部、新宮駅~和歌山市駅(構内のぞく)間はJR西日本の和歌山支社が管轄しています。

  <船津駅の年表>

 ・1934(昭和9)年12月19日:国鉄紀勢東線の一般駅として開業
 ・1941(昭和16)年  :大杉谷森林鉄道が当駅となりの船津貯木場まで延長される
 ・1958(昭和33)年  :大杉谷森林鉄道が区間廃止され、当駅に接続しなくなる
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢東線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1983(昭和58)年12月21日:貨物取扱い廃止
 ・1983(昭和58)年12月21日:駅の簡易委託化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2005(平成17)年3月31日:駅の完全無人化
 ・2011(平成23)年9月4日:台風12号の被害で紀勢本線の一部区間が運休したことにより、営業休止  
 ・2011(平成23)年9月6日:尾鷲駅~熊野市駅間が運転再開したことにより営業再開

 
(駅 名 標)

 
(新宮方面を望む)

 
(跨線橋から亀山方面を望む)

 

 
(船津駅駅舎)


 撮影年月日:2005(平成17)年5月30日