大阪府貝塚市にある貝塚市役所前駅は、貝塚駅から水間観音駅までを結んでいる全線単線の水間鉄道水間線(5.5km)の旅客駅として、1967(昭和42)年7月10日に開業しました。
水間観音駅方面に向かって右側に配置された単式ホーム1面1線のみを有する無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形となっています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は256人で、水間鉄道水間線の全10駅中9位です。
貝塚市役所前駅が属する水間鉄道は、厄除け観音で名高い泉州の古刹、天台宗別格本山龍谷山水間寺(通称:水間観音)への参詣鉄道として建設されましたが、その後、沿線の宅地化も進み、現在は通勤・通学路線となっています。 そして、2009(平成21)年6月1日のダイヤ改正より、朝夕ラッシュ時間帯を含む全列車でワンマン運転が行われています。
<貝塚市役所前駅の年表>
・1967(昭和42)年7月10日:水間鉄道水間線の旅客駅として開業
(駅 名 標)
(貝塚方面を望む)
(貝塚市役所前駅遠景)