京都府船井郡京丹波町本庄馬場にあるJR西日本の和知駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅です。 もともとは京都線の一般駅として、1910(明治43)年8月25日に開業しました。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて、列車交換可能な簡易委託駅です。
1969(昭和44)年11月に竣工した平屋のコンクリート造りの駅舎が単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は304人で、これは起終点駅を除く山陰本線の全158駅中75位です。
この和知駅は旧和知町の代表駅で、山陰本線の電化前は通勤利用客向けに急行「丹後」の一部が停車し、電化後も朝と夕方に特急列車の一部が停車していましたが、2011(平成23)年3月12日のダイヤ改正で取りやめられ、現在は普通列車のみ停車します。
<和知駅の年表>
・1910(明治43)年8月25日:国鉄京都線の一般駅である殿田駅として開業
・1912(明治45)年3月1日:線路名称の改定により京都線が山陰本線に編入され、同線の所属となる
・1969(昭和44)年11月 :現在の駅舎が竣工
・1973(昭和48)年3月26日:貨物取扱い廃止
・1984(昭和59)年10月1日:駅の簡易委託化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:鉄道部制度の導入に伴う舞鶴鉄道部の発足により、その管轄となる
・2003(平成15)年10月1日:ホーム上を除き、駅コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2006(平成18)年7月1日:舞鶴鉄道部の廃止に伴って福知山支社の管轄になる
・2011(平成23)年3月12日:特急の停車駅でなくなる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年8月17日:京都府北部での集中豪雨の影響で園部駅~和田山駅間が不通になったことにより、営業休止
・2014(平成26)年8月18日:園部駅~綾部駅間が運転再開したことにより、営業再開
(駅 名 標)
(福知山方面を望む)
(京都方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(和知駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2018(平成30)年5月5日