山口県長門市にあるJR西日本の長門湯本駅は、山陽本線の厚狭駅と山陰本線の長門市駅とを結んでいる全線単線非電化の美祢線(46.0km)の一般駅として、1924(大正13)年3月23日に開業しました。
かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、後に駅舎と反対側の線路が撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業時の1924(大正13)年3月に建てられた木造駅舎が今も健在です。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は26人です。
この長門湯本駅は、山口県内有数の温泉地である長門湯本温泉の温泉街の北端にあり、かつて線内を走っていた急行「さんべ」「あきよし」の停車駅でした。
<長門湯本駅の年表>
・1924(大正13)年3月23日:国鉄美祢線の一般駅として開業
・1986(昭和61)年4月1日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2010(平成22)年7月15日:大雨による厚狭川の氾濫で橋梁や路盤が流出したことにより、美祢線全体が不通となり営業休止
・2011(平成23)年9月26日:美祢線の運転再開により営業再開
(駅 名 標)
(厚狭方面を望む)
(長門市方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(駅 舎 内)
(駅舎内にいた猫)
撮影年月日:2003(平成15)年2月20日