兵庫県神戸市北区有野町二郎字細にある二郎駅は、有馬口駅から三田駅までを結んでいる神戸電鉄三田線(12.0km)の駅です。 もともとは神戸有馬電気鉄道の駅として、1928(昭和3)年12月18日に開業しました。
4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅で、ホームの三田寄りにプレハブの小さな駅舎があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗車人員は193人で、三田線の中では最も利用客が少ない駅です。
二郎駅が属する神戸電鉄三田線は、有馬口駅で有馬線と、三田駅で福知山線(JR宝塚線)と接続しています。そして沿線は神戸三田国際公園都市など宅地開発が進んだため、大阪・神戸双方への通勤・通学路線となっています。
<二郎駅の年表>
・1928(昭和3)年12月18日:神戸有馬電気鉄道の三田線の駅として開業
・1947(昭和22)年1月9日:神戸有馬電気鉄道が三木電気鉄道と合併して神戸三木電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
・1949(昭和24)年4月30日:社名が神戸電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
・1979(昭和54)年4月1日:駅名の読み方を「にろ」から「にろう」に変更
・1988(昭和63)年4月1日:社名が神戸電鉄に変更され、同鉄道の駅となる
・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
・2015(平成27)年3月3日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
(駅 名 標)
(三田方面を望む)
(二郎駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年5月8日