福井県鯖江市下河端町にあるJR西日本の北鯖江駅は、米原駅から敦賀、福井を経て金沢駅までを結んでいる北陸本線(176.6km)の旅客駅として、1955(昭和30)年5月1日に開業しました。
島式ホーム1面2線を有する無人駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が線路の東側にあり、ホームとは跨線橋で連絡しています。 また、ホーム上の待合室にICカードチャージに対応した自動券売機があります。
2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は518人で、これは起終点駅を除く北陸本線の全42駅中29位です。
北鯖江駅が属する北陸本線は、2015(平成27)年3月13日までは米原駅から新潟県上越市直江津駅までの路線でしたが、同年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、並行在来線となる金沢駅~直江津駅間がJR西日本から経営分離され、石川県部分は「IRいしかわ鉄道」、富山県部分は「あいの風とやま鉄道」、新潟県部分は「えちごトキめき鉄道」と、それぞれ各県ごとに設立された第三セクター鉄道会社に移管されました。
<北鯖江駅の年表>
・1955(昭和30)年5月1日:国鉄北陸本線の旅客駅として開業
・1971(昭和46)年3月25日:駅の無人化
・1971(昭和46)年3月25日:荷物取扱い廃止
・1984(昭和59)年12月26日:西口の使用開始
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1995(平成7)年10月1日:金沢支社から福井地域鉄道部の直轄になる
・2006(平成18)年10月 :521系の導入に伴い、ホームが嵩上げされる
・2009(平成21)年6月1日:組織改正により、金沢支社福井地域鉄道部の管轄になる
・2018(平成30)年9月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる。 ホームの待合室にあった簡易型自動券売機がICカードチャージに対応した自動券売機に交換される
(駅 名 標)
(福井方面を望む)
(敦賀方面を望む)
(北鯖江駅駅舎)
(駅 舎 内)
(西 口)
撮影年月日:2015(平成27)年8月15日