大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

片町線 同志社前駅!

2020年07月21日 | 

京都府京田辺市三山木垣ノ内にある同志社前駅は、大阪環状線の京橋駅と関西本線の木津駅とを結んでいる全長44.8kmの片町線の旅客駅として、1986(昭和61)年4月1日に開業しました。

木津方面に向かって右側に配置された7両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみを有する業務委託駅です。
開業時の駅舎には、かつて寝台特急などで活躍した583系電車の廃車体が使われ、当初そのスペースを活用して喫茶店の営業も行われていました。そして喫茶店の閉店後も待合室として使用され続けますが、利用客が増えホームを拡幅する必要が生じたことから、2005(平成17)年に同志社大学京田辺キャンパスをイメージした外観の新駅舎に建て替えられました。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降客数は9,353人で、これは起終点駅を除く片町線の全22駅中15位です。

この同志社前駅は、駅名の由来となっているように同志社大学京田辺キャンパスへの最寄り駅ですが、当時の国鉄としては初めての学校(学園)名を冠した駅となりました。

同志社前駅が属する片町線は、JR西日本のアーバンネットワークに含まれる路線の一つで、生駒山地の北端を廻り、大阪府北河内地域の各都市や京都府南部に広がる住宅地と大阪・阪神方面との通勤・通学路線となっています。 また、この片町線は関西の国鉄線で初の電化区間だったので、関西国電発祥路線とも言えます。 さらに、国鉄では武蔵野線に次いで西日本地域としては初めて自動改札機を採用した路線でもあります。

  <同志社前駅の年表>

 ・1986(昭和61)年4月1日:国鉄片町線の旅客駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「学研都市線」の愛称を使用開始
 ・1989(平成元)年3月11日:木津駅~当駅~長尾駅間が電化される。 構内を相対式ホーム2面2線に拡張し、快速の約半数が当駅折返しとなる
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2005(平成17)年1月29日:新駅舎が竣工
 ・2007(平成19)年1月26日:みどりの窓口の営業開始
 ・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2010(平成22)年3月13日:ホームを7両編成対応に延長する。これに伴い、折り返し専用の2番のりばはホームの延長をせずに廃止・閉鎖され、単式ホーム1面1線のみとなる
 ・2010(平成22)年10月21日:組織改正により、近畿統括本部の管轄に変更される 
 ・2011(平成23)年3月8日:接近メロディの導入 
 ・2013(平成25)年11月 :簡易改札機から通常の改札機へ変更される
 ・2015(平成27)年3月8日:みどりの窓口の営業を終了
 ・2015(平成27)年3月9日:みどりの券売機プラスの供用開始
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(松井山手方面を望む)

 
(同志社前駅駅舎)

 

 
(2番のりばへの構内踏切は撤去されましたが、通路は残っています)


 撮影年月日:2019(平成31)年3月20日


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