兵庫県加東市にあるJR西日本の社町駅は、山陽本線の加古川駅と福知山線の谷川駅とを結ぶ全線単線の加古川線(34.6km)の駅です。
もともとは播州鉄道の一般駅である社口駅として、1913(大正2)年8月10日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
開業時に建てられた木造駅舎は、2005(平成17)年3月にドーム型の展示スペースを併設した新しい駅舎に建て替えられました。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は400人です。
<社町駅の年表>
・1913(大正2)年8月10日:播州鉄道の一般駅である社口駅として開業
・1916(大正5)年11月22日:駅名が播鉄社駅に改称される
・1923(大正12)年12月21日:播州鉄道が播丹鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
・1943(昭和18)年6月1日:播丹鉄道が国有化されて国鉄加古川線の駅となり、駅名が社町駅に改称される
・1974(昭和49)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年6月1日:加古川鉄道部の発足により、その管轄となる
・1990(平成2)年10月1日:駅の無人化
・2009(平成21)年7月1日:加古川鉄道部廃止に伴って神戸支社直轄へ変更され、加古川駅の被管理駅となる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(国鉄時代の駅名標)
(加古川方面を望む)
(旧駅舎正面)
撮影年月日:1990(平成2)年3月25日