ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

昨年と今年の初日の出を比べてみる・・・

2013年01月03日 | T農園

昨年2012年の初日の出


今年2013年の初日の出

同じ場所、小田原の海岸で撮った昨年と今年の初日の出です。
同じ場所で同じ初日の出を撮ったのですが、毎年同じように
初日の出が見られるわけではありません。
毎年ちがう初日の出が見られるのです。

同じように毎日同じように感じても、本当は同じ毎日なんて
ないんですよね。
一日一日を大切に生きたいものです。

明けましておめでとうございます

2013年01月02日 | T農園
昨年、たまたま見つけた初日の出鑑賞スポット。今年もそこに初日の
出を見に行くことにしました。

自宅で大掃除などお正月の準備を済ませ、夕方に現地のホテル入り。
睡眠をとってから、年明け1月1日の夜明け前5時ごろに現地に向か
いました。

現地は海岸で、海の向こうの水平線から日が昇ります。徒歩40分くら
い、現地に着くと空には星空が広がっていました。それでも水平線の
空はうっすらと明るく、次第に、ゆっくり橙色に染まっていきます。

空がかなり明るくなり、中心部分の橙色が濃くなってきたところで初
日の出が見られました。
しかし、すぐに雲に隠れてしまい、再びでてきたところが2度目のの
チャンスでした。


夜明け前の星空


水平線はすでに明るくなってきていました


水平線から太陽が姿を現した瞬間


一度雲に隠れ再び姿を現した初日の出


ホテルへと戻る途中で牛丼屋に入り、朝食をとりました。混んでいた
ので一度入るのをあきらめたのですが、通り過ぎたところで客が出て
行ったところで、すぐに店に入りました。
夜の戸外は寒く、体が冷え切っていたためです。

このように大晦日や元旦にも働いている人がいてくれるので、寒い
初日の出鑑賞の後でも、温かいご飯を食べて体を温められるのですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく

横浜に帰ってきてから(その1)

2012年06月22日 | T農園
鹿児島旅行から横浜に帰ってきて気がついたのは、とにかく緑が少な
すぎる。そして空気がとても汚いということです。

こちらに帰ってきてからまず、空気がとても臭いのを敏感に感じ取り
ました。
3日間だけとはいえ、向こうで綺麗な空気をたくさん吸ってきたから、
向こうとちがってこちらの空気が汚いということを僕の鼻が感知した
のでしょう。
気持ち悪くなるくらい空気が臭いのです。排気ガスの臭いです。

そしてとうとう喉を傷めて腫れてしまったのです。
医者が言うには旅先で感染したのでしょうということでしたが、自分
で思うには、横浜の空気が汚いためだと思います。


それというのも緑が少ないからです。
向こうでは、霧島に行っても指宿に行っても、たくさんの緑に囲まれ
ていました。
交通量が少ないということももちろんあるでしょうが、やはり緑が空気
を浄化してくれているのだと思います。

空気をきれいにしたり、水をきれいにしたり、ヒートアイランドを防い
でくれたりと、これらの緑が私たち一人一人を支えてくれているの
です。

私たち人間も自然がないと生きてはいけません。
いったいどれだけの緑が私一人を支えてくれているのか。私一人、
一生分の綺麗な空気や水や服(服の材料もコットンで元は植物)や
家具や本(家具の木材も、本になる紙の材料も元は植物)などの
ために、そして食料のために一体どれだけの緑が必要なのか・・・。
そういうことを考えると、身の回りの緑が少なすぎると感じました。

そして、この旅行から帰ってきてからの1週間から2週間の間に、
草花をたくさん買ってしまいました。

思えば運の良い旅でした

2012年06月12日 | T農園
後になって思うのですが、今回の旅は色々と運が良かったと
思います。
旅の前に立てていた計画とくらべると少し変更はありましたが、
言うことなし、やりたいことが全てできた、満足感いっぱいの
旅でもありました。


運が良かったというのは、まずは山で倒れたのに助かったと
いうことです。
危険な箇所がいくつかあったので、倒れたらそのまま斜面を
転げ落ちて大ケガとか、岩に頭を打って大ケガということも
当たり前に考えられました。

倒れた場所が良かったことと、優しいい人々に助けられた
ことは本当に運が良かったです。





こうしてみると開聞岳はけっこう急(勾配がきつい)
景色は良いが、転げ落ちたら大ケガするような箇所もありました。


もう一つは築100年以上の木造駅舎、嘉例川駅に案内していただき、
この駅から「指宿のたまて箱」に乗車できたことです。
これは後から知ったことなのですが、この列車は全席指定席
で、すでに予約でいっぱいのため乗りたくても乗れない人が
たくさんいらっしゃるということでした。
それが運よくたまたま嘉例川駅から隼人駅まで乗ることが
できました。
2両編成で後部車両が自由席だったのです。





築100年以上、木造駅舎の嘉例川駅


観光特急「指宿のたまて箱」・・・とてもいい列車でした。


「指宿のたまて箱」の車窓




たった一駅でしたが、私はそこで都会の電車などとの違いや、
特別な良い時間の過ごし方というものがどういうものかという
ことを体感することができました。
もし乗れていなかったら、このことをみなさんにお伝えする
記事も書けていません。


それから現地の方たちとの新たな出会いがあり、新たな
つながりもできました。
そして、とても嬉しいものをプレゼントでいただきました。
それは鹿児島のある海岸で採れたという、アオイガイという
貝の貝殻で作られたアクセサリー(インテリア)です。





アオイガイを二つ向い合わせてつくられた手作りのアクセサリー。
いつか近い将来、自分の手でこの貝殻を拾いにいくつもり。




自分の中で何かが変わり始めています。
生き方、時間の過ごし方、そういうことに関する意識が
変ったと思います。

これから生活にも変化が出てくると思います。
それがさらに僕の人生にどんな変化をもたらすか、
それが楽しみです。

今年の初日の出

2012年01月03日 | T農園


ご覧くださっているみなさん、新年あけましておめでとうございます。


昨年は箱根に3回行き、3回目は12月30・31日でした。
そして小田原で初日の出を見ました。

小田原は箱根や松田町へのアクセス地点ですし、
美味しいものの食べられるお店もあって、なかなか良いところです。

今回は小田原で綺麗な日の出を見られることがわかりました。
海岸に立つと、正面の海の真ん中から朝日が昇ってくるのです。

この日の出を見るだけでも、小田原に行く価値がじゅうぶんあると思いました。
今日は、この朝日の写真をお届けします。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。
よい1年となりますように。

カラスウリの雄花と雌花

2009年09月23日 | T農園
カラスウリは雌雄異株で、雄株には雄花、女株には雌花しかつけません。

前回の記事でスズメガとともに登場したカラスウリは雄花でした。
8月の末、別の場所で雌花を見つけることができました。

上が雄花、下が雌花です。
雄花のおしべの先端は別れておらずゴツゴツしています。また、花の元の部分が膨らんではいません。
それに対し、雌花のめしべは先端が3つに別れていて、花の元の部分が膨らんでいるのがわかります。






真夏の夜の身近な自然2009Ⅰ

2009年08月22日 | T農園
真夏、夜にしか咲かない花があります。
その一つがカラスウリ。
雑木林の林縁などに生育する、ツル性の植物です。


日の沈む少し前、まだ明るい時にはカラスウリのつぼみはまだ開いていません。


少し暗くなり、カラスウリのつぼみが開いてきました。


暗さが進むにつれて、カラスウリのつぼみもさらに開いてきます。


これが満開の状態です。
真夏の夜にしか咲かせないというだけでも珍しい印象がありますが、
それだけではありません。


カラスウリの花は白く、レース状の飾り羽のようなものがある形をした、
大変特徴的な花なのです。


この、夜にしか咲かないカラスウリの花の蜜を吸いにくる昆虫がいます。
それはスズメガの仲間。一種類のみでなく何種類かがやってきます。
ちょうどカラスウリの花が満開になるころにブ~ンと羽音をたてながら
やってくるのです。


スズメガはチョウのように花に止まって蜜を吸うのではありません。
ホバーリングといって空中静止をしながら、
長いストローのような口を伸ばして蜜を吸います。


カラスウリは、蜜を吸いにくるスズメガによって花粉が他の花に運ばれて受粉します。


夜には夜の、神秘的な花と昆虫との世界が展開されているのです。

町なかの「里」の春  ~ 桜と菜の花畑 ~

2009年07月05日 | T農園
私の家のすぐ近くに農家があります。
小さな農家ですが無農薬で、こだわりのある畑の管理をしています。
この、小さいけれど素敵な農地の様子をお伝えしようと思います。

季節は春。3月の終わりごろです。
春になると桜と菜の花とが重なった風景が見られるということで、人々でにぎわう観光地があるそうです。
でもそのような観光地まで行かなくても、この農地でそんな風景を楽しむことができるのです。


少し角度を変えるとこんな風景になります。モジャモジャの葉はニンジンの葉。菜の花畑の手前はニンジン畑になっているのです。
ピンクの小さな花を咲かせているのは野草のホトケノザです。


反対側から見ると、こんな風景です。
菜の花畑の手前に濃い桃色のボケのつぼみと、前の年に枯れたススキが見えます。この時節は冬と春との入れ替わりの真っ最中なのです。


菜の花にはミツバチの仲間が蜜を吸いに来ていました。その脚にはたくさんの花粉をつけています。


菜の花畑の近くには、ツクシがたくさん顔を出していました。


スミレの仲間、タチツボスミレもかわいい花を咲かせていました。

写真の一つに、畑に住宅地が迫ってきているのが見えます。
この農地の周りは住宅地なのです。
町なかですが、その一画に残された「里」の春なのでした。