ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

2013年5月指宿への旅、最終日:冒  険

2013年05月20日 | 2.南、鹿児島方面への旅
初めて屋久島へと旅した時、黒味岳という山を一人で登りました。
ですが、ガイドブックに書かれてある所要時間をかなりオーバーし、下山時
には他の登山客を引き連れたガイドさんに助けられ同行させてもらいました。
もし助けられていなかったら、帰りの飛行機に乗れないところでした。

また、昨年5月下旬に指宿を旅した時には開聞岳に登りましたが、やはり
ガイドブックに書かれてある所要時間をかなりオーバー。さらに下山時に
貧血を起こして倒れ、しばらく身動きができませんでした。
危うく救助を呼ばなければならないかというところまでいきましたが、その
時は、下山途中の人々に助けられ、なんとか下山することができました。

旅に多少の冒険はつきもので、全くないと面白みに欠けると思っていますが、
危険なことはいけませんね。

今回は少しだけ、無理のないと思われる冒険をしました。
それは、その開門岳に登ったときに山頂から見えた景色のところまで、行っ
てみるというものです。



●写真1:2012年5月の開聞岳登山での山頂近くからの眺望です。この素晴らしい景観を眺め、
実際にそこまで行ってみたいと思うようになりました。
そこで行ってみたのが今回の旅の3日目です。


●写真2:写真1の左半分の中央、海岸沿いにに緑地帯(緑の濃い部分)が横に走っています。
何の木からできている緑地帯なのか、実際に行って見てみると松の木でした。


●写真3:この樹林帯から開聞岳を眺めてみました。実際には松の木だけでなく、松の木を
中心にして、色々な木が生えています。


●写真4:水田もありました。写真1では場面の右側半分、中央の白い線に囲まれた緑に
当たります。


●写真5:写真1の画面中央を縦に走っている砂浜です。実際に行ってみると綺麗な白波
を前景に開聞岳が美しく見えました。


●写真6:この縦に走っている砂浜の中央に緑の突き出た部分があります。
実際に行ってみると瀬平公園という、開聞岳の眺望地点として有名な公園でした。



開聞岳への憧れが元で3回旅した指宿ですが、今回の旅で一通りやりたいと
思っていたことは全てやり遂げました。
そういう意味で、指宿への旅は一旦完結です。

しかし、星空やホタルの写真はもっといい写真が撮れるようチャレンジしたいです。
また、宿泊した指宿フェニックスホテルも、指宿が生息分布の南限となっているツマ
ベニチョウというチョウを庭園で増やしていく計画があるとか…。

ボランティアガイドのIさんをはじめ、またお会いしたいと思う人たちもいるので、
きっとまたいつか行くことになると思います。

次回の記事は指宿の旅の番外編で、今週中に更新する予定です。

そして見てくださってる方、良かったらメールやコメントいただけると嬉しいです。
メールアドレスは以下のとおり

hareteru_001@mail.goo.ne.jp

2013年5月指宿への旅、2日目(その3):輝く星々と夜空に舞うホタル

2013年05月19日 | 2.南、鹿児島方面への旅
1日目は雨に降られてしまい、温泉に入っていることしかできませんでしたが、
ホテルに到着すると、とても嬉しい企画が用意されていました。
それはホタルを鑑賞する企画で、雨天決行だということだったのです。

ここ指宿は星空もとても綺麗なところです。
2012年10月の指宿への旅のときは、ホテルの庭でとても綺麗な星空を撮影する
ことができました。
同年5月の初めての指宿への旅のときは、霧島でホタルを見ることができると
いう情報を得ていたので、このときはホタルの撮影も目的にし、撮影すること
ができました。



●2012年10月13日の未明、ホテルの客室の窓から外を見ると満天の星空。
客室内でこんなに美しい星空夜景が眺望でき、素晴らしく思いました。
これは客室内で撮影。庭に出て撮影したものが下の写真です。


●真ん中に輝いている大きな星は金星。ヤシの木のすぐ左に昴(すばる・プレア
デス星団)が見えます。左にはオリオン座が輝いています。


●2012年5月に霧島で撮影したホタルの飛翔


●今回1日目の5月10日は雨天のためホタルはあまり飛翔してくれませんでした


このように星空も綺麗でホタルも生息している指宿。
ホタル鑑賞の企画の話を聞いて、うまくいけばホタルの飛翔(光)とともに
星空も一緒に写しこめるのではないかと期待期待感が高まりました。
そして2日目の夜は雲も晴れて星空が広がり、星空とホタルの飛翔とを一緒に写しこむことが
できました。



●2日目の5月11日は、雨があがりホタルが飛翔。星空も一緒に写しこむことができました。


このように指宿でやりたいと思っていたことを次々とやり遂げ、満足はしています。
次回のブログ記事でも詳しく書きますが、指宿でやりたいと思っていたことは、
一応今回で終わりました。

しかし天候や生きものの出現状況など、全ての条件に恵まれることはまずありません。
撮影には成功しましたが、もっといい写真が撮りたいという願望があります。

2013年5月指宿への旅、2日目(その2):無人島知林ヶ島へ

2013年05月18日 | 2.南、鹿児島方面への旅
引き潮のときにしか現れない砂の道を通って、無人島知林ヶ島まで渡っていく。
これが今回の旅の一番の目的です。

初めて指宿を訪れた2012年の5月は、そんな島があることを知らずに旅をしたため、
島に渡っていく時間がありませんでした。
この旅の時にIさんから知林ヶ島の話を聞き、次は知林ヶ島に渡島するのを目的に
指宿を旅しようと決めたのです。

そこで10月に2度目の指宿への旅を計画。
しかしながら夏の台風で砂の道が流されてしまっているということで、島を渡ること
ができまでんでした。
今回も昨日から降ったり止んだりしている雨が、少し残っていて危うい感じもします。
ですが、そうした安全性を確認し渡島の可否を決定する指宿観光協会によるとOKが出て
いるという話。
現地につくころには、日差しが出てきて、雨もすっかり止みました。
砂の道も前回のときと比べしっかり出ていて、その比較がこの写真です。↓↓↓



●2012年の10月は、台風で砂の道が流されてしまっていて渡島することができません
でした。


●今回2013年5月は、砂の道がしっかり形成されていました。


普通砂浜を歩くときは片側だけが海ですが、両側が海という砂の道を歩くのは、たいへん
変わった感じがしました。
他の渡島者も見られる中、砂の道をゆっくり歩いて約30分で渡ることができました。
渡りきったところには受付が設置されており、そこで注意点を聞きました。
潮が満ちてくると砂の道が消えてしまい、この無人島に取り残されることになるからです。
また、砂の道を渡っている最中に潮が満ちてくると、死亡事故にもつながります。



●知林ヶ島から砂の道と魚見岳を眺望


●よく見ると砂の道の両側の波の動きがちがうのがわかります。


●島に設置されている知林ヶ島マップ


説明を聞き、島一周を開始。
島は遊歩道が整備され、開聞岳のような悪路とはちがいました。
私の見たことのある植物、見たことのない植物と色々な植物が生育し、ウグイスの
声が聞かれました。



●知林ヶ島の横にある小さな島、小島を知林ヶ島より眺望。流星のような形です。


島はゆっくり歩いて1時間半で1周できましたが、乗り物等の人工音の一切ない緑の中を
歩くのは、ととても落ち着きます。
帰り道も波の音を聞きながら砂の道を渡りますが、こうした自然とふれあう時間をもつ
のは、本当に大切なことだと思いました。



●こういう時間って、とても大切です。

陸上に着くと「誓いの丘」と名づけられたパネルが設置されているのに気がつきました。
Iさんからの話でも聞いていましたが、知林ヶ島は鹿児島湾の出入り口少し内側に位置
します。
湾の内側には霧島山系を中心とした川の水が注いで海流となり、外側からは東シナ海から
の黒潮が流入してきます。この二つの潮がちょうど知林ヶ島のところで出会い、それぞれ
の海流が運んできた砂が海底に積もって砂の道ができます。

さらに月の引力で潮の満ち引きが起こりますが、この砂の道は、引き潮の時にしか姿を
現さないのです。
このように砂の道は、いくつかの自然現象が重なってできたもので、引き潮のたびに現
れるとき、決して同じ形をしていることはないといいます。



●「誓いの丘」と書かれたパネルに意味の深いことが書かれてありました。


私たち一人ひとりが生きているのもまた、いろいろなご縁があってのこと。
私の旅も同じことがいえ、偶然ともいえる出会いが重なって一つの旅が始まり、つくられ
ていくということがあります。
私たちが生きているという奇跡。こうした縁を大切にしていかなくてはいけないなぁと
思うのでした。

2013年5月指宿への旅、2日目(その1):手間をかけて作られるかつお節と灰汁をつかったあくまき

2013年05月17日 | 2.南、鹿児島方面への旅
無人島で、しかも島に渡っていくための道が、引き潮のときにしか現れない
という知林ヶ島。

この島に渡ることが今回の旅の一番の目的ですが、そんな島ですから一人で
渡るのには不安もあります。
ホテルでは、知林ヶ島への渡島案内も地元ボランティアさんたちの協力で行
なわれているということを前回、前々回の宿泊時に聞いていました。



●魚見岳より知林ヶ島を臨む(2度目の指宿への旅にて)


そこで今回もボランティアガイドの Iさんと再会し、渡島ツアーに参加する
ことを楽しみにしていたのです。
ところがフロントに聞いてみると、私の宿泊期間中はIさんはホテルにいらっ
しゃる予定はなく、しかも今年度から渡島ツアーはなくなったということで、
非常にがっかりしました。

しかたなく一人で渡島することにしホテルのロビーを出ると、そこにIさんが
立っているではありませんか。
ホテル建物のすぐ外では毎朝お土産品の販売があるのですが、Iさんはそこに
私的な用事でこられていたのです。

私たちは再会を喜びました。
お忙しいはずですし突然のことなのにも関わらず、Iさんは知林ヶ島を含めて
案内してくれるといいます。
喜んでお願いすることにしました。

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山川町のかつお節はとてもおいしいです。
関東のスーパーマーケットで販売されているかつお節で作る味噌汁とは、
格段に味のちがう味噌汁になるのです。
指宿に来たら、必ずまた買って帰ろうと思っていました。



●山川町のかつお節でつくる味噌汁はとてもおいしいです


Iさんの車に乗り込み町なかを走っていると、町のいたることろにたくさんの
薪(まき)が積んであるのが見られました。
なぜあんなに薪が積んであるのかIさんにたずねると、かつお節を製造する
ための薪なのだそうです。
そこでかつおぶし工場に向かうことになりました。



●山川町のいたるところにたくさんの薪が積んでありました。
かつお節製造のための薪で、木の種類はシイ、カシ、ナラといったドングリの
なる木だそうです。


工場ではIさんと工場の会長さんによる説明を聞きながら作業現場を見学する
ことができました。

まず、湯通ししたかつおの頭部尾部・骨・内臓を取り除いて、残った肉の形を
整えます。

次に地下1階、地上6階の大きな施設で、かつおを燻製にする作業を行ないます。
燻製作業はかつおへ煙の成分が定着する具合をみながら、釜に入れたり出したり
して約20日間続けられるそうです。



●この工場の燻製設備は地下1階に火を焚く部分があり、地上6階にまで及ぶ巨大
なものでした。煙が上に昇ってゆく性質を効率よく活かしているのでしょう。
薪はこの地下1階で使われています。


20日間にもわたる燻製処理を経たかつおは、すでに硬くなっています。
このかつおを機械式のヤスリにかけて、表面をなめらかにします。
そして、なめらかになった燻製かつおの表面にアオカビを霧吹きで吹き付けます。



●カビの発生したかつお節
ただのカビではなく、かつおぶし専用の優良カビが使われています。


その後、天日干し約20日間と寝かす(熟成させる)作業とを4回から5回くり
かえし、約半年間かけて、山川のおいしいかつお節が完成するのです。

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鹿児島に行くとあくまきという食べ物があります。
5月の節句、こどもの日に食べるそうで、関東でいうちまきにあたります。



●鹿児島県の特産「あくまき」
なぜあくまきという名なのか、初めてのあくまきという食べ物を知ったころ
からの疑問でした。


なぜあくまきという名なのかというと、その名のとおり灰汁(あく)を
使って作られているからだと聞き、少し驚きました。
灰汁を使っているなんて、まずそうな気がしたからです。

一方、その灰汁は、かつお節製造のときにあの薪を燃やして出た灰から
ったものだということも聞き、町で見た薪とかつお節とあくまきとは、
みなつながりがあるのだなとわかりました。

Iさんのこうした話を聞き、あくまきにの製造にも関心を持つことに。
あくまき工場へと向かいました。

灰汁は、灰に水をかけながら布で濾(こ)して取り出すそうです。
この灰汁にもち米を一晩浸し、竹の皮で包み、これを灰汁で茹(ゆ)でて、
あくまきができあがります。



●これは一晩灰汁に浸しておいたもち米を竹の皮に包む工程です。
もち米が灰汁で黄褐色に色づいています。


●もち米を竹の皮に包んだものを灰汁で茹でる工程です。


●茹でている最中のあくまきを特別に出して見せてくれました。

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今まで、ただ「おいしい」「うまい」と言って食べていただけの鰹節や
あくまきでしたが、製造過程を見学し、製造者の方々とも言葉を交わして、
より親しみと愛着を持つようになったことはいうまでもありません。

Iさんが案内してくれた貴重な経験でした。

2013年5月、指宿への旅1日目:山川町の温泉

2013年05月16日 | 2.南、鹿児島方面への旅
鹿児島への旅の場合、たいてい私は前日の夜に飛行機で鹿児島入りします。
それは翌日の1日目を朝早くから行動できるようにしておくためです。
今回は前日に鹿児島中央のホテルに宿泊し、早朝に指宿へと向かいました。

今回の一番の目的は無人島の知林ヶ島に渡ること。
この日は知林ヶ島と砂の架け橋をはなれたところから見渡せる魚見岳という丘
に行き、潮が引いて砂の架け橋が現れる様子を見ようと計画を立てていました。

しかし雨に降られてしまい、予定を変更。
指宿市の西隣にある山川町で、温泉めぐりをすることにしました。

砂湯里(さゆり)は砂蒸し温泉という、指宿地方特有の温泉施設です。
砂蒸し温泉は、砂浜に温泉が湧き出し海へと流れ込んでいるのを利用したもの
で、温泉で温まった砂をかけてくれるスタッフがいて、浴衣に着替えて砂浜に
仰向けになり砂かけてもらって入浴します。



砂湯里のある付近一帯は伏目温泉という名があります。
巨岩があり、これがランドマークとなっています。


温泉水は昔からいろいろなことに活用されてきました。
温泉水は現在でも温泉保養施設のほかにも、農作物や観葉植物のハウス栽培に使われ
ているそうです。
これは温泉水の熱を利用した昔の製塩所跡。温泉水の成分が波のように固まっています。


砂湯里は崖下の砂浜で、開聞岳の見える景観のとても良いところにありました。
砂蒸し風呂に入りながらの開聞岳眺望ができればなおよかったのですが、施設
建物がさえぎった位置にあり、見えなかったのがちょっと残念。
それでもの音を聞きながらの入浴は、たいへんリラックスできました。



砂湯里は海岸線と開聞岳を臨む、とても眺望の良いところにありました。
緑のシートが砂蒸し温泉の屋根の部分にあたります。


ここが砂湯里。砂蒸し風呂が主体なので施設そのものは質素な感じがします。
砂・湯・里と書いて「さゆり」と読ませるネーミングがなかなか良いと思います。


施設建物の外では温泉卵も販売されており、おいしくいただきました。


砂湯里の近辺にも、たまてばこ温泉、ヘルシーランドといった温泉施設があり、
小雨の中を散策しつつ、いろいろな温泉を楽しめました。

2013年5月、ロマンを求めて・・・。指宿への旅をふりかえってみました。

2013年05月15日 | 2.南、鹿児島方面への旅
先日5月10日(金)から5月12日(日)の2泊3日で、鹿児島県指宿市への3度目の旅
をしてきました。
この3度目の旅についてレポートする前に、鹿児島指宿への旅についてふりかえってみ
たいと思います。


私が初めて鹿児島を旅したのは2009年の1月で、冬鳥のツルを見に出水市にいきました。
その後、このときにできた知人からお誘いがあり、同年の7月に皆既日食を見に屋久島
へと渡ったのが、鹿児島への2度目の旅となりました。
屋久島には、その後2回訪れています。


屋久島へ渡島するとき、開聞岳という富士山によく似た美しい姿の山を目にする機会が
あります。
ところが天候に恵まれず、3回とも開聞岳を見ることができずにいたのです。



富士山によく似た山姿をした開聞岳。別名、薩摩富士といいます。
(2012年10月、2度目の旅にて。)


「開聞岳を見たい!」という開聞岳への憧れは次第に強くなり、「開聞岳を登りたい!」
という気持ちへと変わっていきました。
開聞岳が位置するのは指宿市。
そこで昨年2012年の6月に、開聞岳登山のために1度目の指宿への旅をしたのです。



開聞岳山頂付近より枕崎方面を臨む。(2012年6月、1度目の指宿へのたびにて。)


このとき私は、指宿を開門岳と温泉しかない所という程度にしか思っていませんでした。
ところがそれは宿泊したホテルのおかげで、全くの誤りだということがわかりました。
このホテルでは早朝散歩と題して、ホテル敷地内の庭園をゆっくり歩きながら庭園の植物
や、庭園から見える風景についてガイドさんが説明してくれるといった催しが行なわれて
いて、そこで指宿のいろいろな見所、魅力についてお話を聞くことができたからです。



これは夜にホテルのホールで行なわれる「語りべ」。指宿の歴史・自然についてのお話を
聞くことができます。
このほかに、朝の「早朝散歩」なども行なわれます。(2012年10月、指宿2度目の旅にて。)


指宿には他にもホテルが何件もありますが、こうした催しはこちらのホテルでしか行なわ
れていないということでしたから、これは幸運だったと今でも思っています。
このとき聞いた話のため、私はまた指宿に来たくなりました。
次の目標は、幻の貝殻をこの手で拾うことと、無人島に渡ることでした。

こうして2012年の10月に2度目の指宿への旅をしました。
しかし、幻の貝殻を拾うという目標の一つは達成できましたが、夏の終わりの台風の影響で、
無人島に渡るというもう一つの目標は達成されませんでした。



幻の貝殻を拾うことはできました。(2012年10月、指宿2度目の旅にて。)


・・・しかし夏に発生した台風の影響で砂の架け橋が途切れてしまっていて、
無人島知林ヶ島に渡ることができませんでした。(2012年10月、指宿2度目の旅にて)


私はどうしても無人島を渡ってみたくて、3度目の指宿への旅を計画しました。
なぜなら、この無人島に渡るための道があるのですが、この道は海の砂で自然にできた道で、
引き潮のときにしか姿を現さないという神秘的な現象だからです。
そんな砂の道を通って無人島まで渡っていくなんて、ロマンがあるじゃぁありませんか!



今年も鹿児島県出水市にツルを見に行きました

2013年03月12日 | 2.南、鹿児島方面への旅
ツルというと北海道のタンチョウ(タンチョウヅル)を思い浮かべる人が
多いかと思いますが、他にもツルの仲間はたくさんいて、その多くは鹿児島
県の出水市に冬鳥(冬の渡り鳥)としてやってきます。

私が出水に初めてツルを見に行ったのは2009年のこと。
2011年は行きませんでしたが、2010年、2012年と今年で4回目になります。

こんなにも出水を訪れるのは、山並み家並みを背景とした田畑の風景に10000羽
以上ものツルたちが群れている光景に魅かれているからです。
案内をしてくれるボランティアガイドさんたちとの交流や、他の色々な野鳥が
見られるのも魅力です。

今年も昨年に引き続き、特にコクマルガラスという白黒ツートーンカラーの
カラスを見たかったのですが、残念ながら見られず、また次回への課題となり
ました。

しかしながら、これまで私が確認できなかった、カナダヅルとクロヅルを
確認することができたので、まぁ良かったかなといったところです。
次の冬もまた行くつもりです。


カナダヅル


クロヅル