ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

横浜に帰ってきてから(その2)

2012年07月14日 | 旅行記
霧島に行っても指宿に行っても山々の緑に囲まれていた鹿児島旅行。
たった3日間の旅行でしたが、横浜に帰ってきてから緑の量の差を
強く感じました。
横浜には緑が少なすぎます。

鹿児島で見た緑ですが、一つの風景の中に防風林、田畑、広葉樹林、
杉の植林・・・と様々な緑が見られました。
緑は水や空気をきれいにしてくれたり、海から吹く強い潮風を和らげ
てくれたり、食物となってくれたり、衣服や家屋や家具の材料といろいろ
な働きがあって、私たちの命や生活を支えてくれているものなのです。

そんな緑が鹿児島ではたくさん見られ、それが人々の生活のすぐ近くに
あったのです。
このように私たちを支えてくれる緑というものが、横浜には全くないに
等しくなってきていると感じられてなりませんでした。

そして、もっとたくさんの緑を身近に置きたい。たとえ限られた範囲でも、
植物の持ついくつかの働きを生活の中に取り入れたいと思うようになりま
した。



最初にほしいと思ったのは鹿児島でサネンと呼ばれていた植物です。
正式名称(図鑑に載っている標準和名)はゲットウといいます。
宿泊したホテルのガイドさんに、鹿児島では昔、サネンの葉でおにぎりを
包んでいたというお話を聞き、人々が自然の緑と共存する象徴のような
植物に思われたからです。

指宿は温泉を利用して観葉植物の生産も盛んだということを聞いていた
ので、指宿で環境植物のネット販売をしている業者を探し、取り寄せました。
今では新しい葉を伸ばし、私の部屋で育っています。


室内向けのゲットウ(サネン)、キフゲットウ




本当は雑木林に生育する植物たちのように、もともと身近に生育して
いた植物を暮らしのそばに置きたいものです。
しかし自然の草木を家庭で育てようとしても、うまく育ってくれない
ケースが多いですね。
また、自然の緑は人間が水や肥料を与えなくても自分で育っていって
くれますが、園芸植物は水や肥料を与えなければ育ってくれません。

こうしたことをよく考えた上で、たとえ家庭でも育てやすい植物として
品種改良されたような植物であっても。また、人の手で水や肥料を与え
ながら育てるという形であっても。やはり暮らしの中にたくさんの緑を
置く価値は大きい。そういう結論に達しました。


今の自宅の小さな庭や自分の部屋の窓のすぐ外など、取り入れられる範囲
で取り入れたいと思う何かの働き(目的)を持つ緑をと考えたのですが、
大きく分けて次のような植物があると良いなと思いました。



1.夏の強い日光を遮ってくれる植物(緑のカーテン)

2.森林のようなよい香りを漂わせてくれる植物

3.食べられる植物(実の食べられる植物など)

4.チョウやミツバチなどの昆虫が蜜を吸いにやってくる植物



鹿児島旅行から横浜に帰ってきて間もなく、
横浜公園で植木市が開かれているのを見つけました。


鹿児島旅行から帰ってきて、こんなことを思ったり考えたりしていたある日、
横浜開港記念バザールが開催されました。
その中で植木市もあって、一般に市販されている価格に比べてかなり
安くなっていたので、この際と思い、たくさんの植物を購入しました。

どれくらいの量かというと、長さ90㎝3段のひな壇型フラワーラック
2つ分くらいです。
ちなみにこのフラワーラックも後から購入することとなりました。



1の植物は昨年から始めていて、昨年採れたアサガオとフウセンカズラの種
をすでに蒔いていました。

2の植物は、ラベンダーの大きな株を中心にローズマリーやミント類を購入。

3の植物は、ブルーベリーの中くらいの株を2本、ミニトマトの苗を10本、
イチゴの苗を3本。そしてイネも購入しました。

4の植物は、キバナコスモスやマリーゴールドを中心に購入しました。

その他多肉植物も購入しました。




自宅の緑を一気に増やしました。



こうして自宅の緑の量を一気に増やし、そばにいると見応えするようなり
ましたが、これからも取り入れられる限り増やす予定でいます。