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ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

再び箱根へ

2011年12月17日 | 旅行記
今日チャットでお話したM.H.さん、紹介させていただいたこちらのブログを本当に早速見ていただいて、ありがとうございます。
チャットで話をしていて、その場で見てくれて感想をくれたという経験も初めてということもあって、本当に嬉しかったです。
そこで放置し気味になっているのですが、本日中に更新することにしました。

9月に箱根に行ったばかりなのですが、今月12月10日11日に再び箱根に行ってきました。
目的は10日深夜の皆既月食。
綺麗な空を求めて山の方へと思い箱根に行ったのですが、かえってそれが良くなかったようです。
つまり、山の天気は変わりやすいということ。ちょうど月食の時間帯だけ曇りの天気となり、月食をみることはできませんでした。

でも旅自体はとても満足のいく、いい旅となりました。
それは月食が見れなくても、色々な美しい景観が見れたり、おいしい食事を食べたりすることができたからでした。
今日はそのうちの一部を紹介します。


前回の9月と同様、箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで箱根の中心部へと入っていきます。


ロープウェイの中から、夕日を望みます。
山々の間に富士山、芦ノ湖、駿河湾が見え、とても美しい夕日でした。


この日の満月。
絵にかいたような満月の写真を撮ることができました。


しかし、こんなふうにちょうと月食の時間になると雲が出始め月を隠し、皆既月食を見ることはできませんでした。


夜明け前には雲はなくなり、美しい星空を見ることができました。
写真は北斗七星と北極星です。


目的としていた月食は見ることができませんでしたが、今まで箱根に来た中で一番美しい富士山の姿を見ることができました。


芦ノ湖・箱根神社・海賊船(遊覧船)の重なる箱根らしい風景を見ることができたのも、今回が初めてです。
箱根の定番となっている風景ですが、天候などの関係で実際にはなかなか見ることはできません。

こんなわけで、月食は見れませんでしたが、大変満足のいく旅となりました。
それは前回の記事と見比べていただければわかるかと思いますが、大変天気に恵まれて月食以外の箱根らしい美しい景観を見ることができたからです。
これだけ美しい景観を見ることができたのですから、もし月食も見れたなら超ラッキーでしたが、
こうした美しい景観を見れただけでも十分ラッキーというべきでしょう。





36時間 箱根の旅

2011年09月16日 | 旅行記
今週の火曜日と水曜日で、1泊2日の箱根旅行に行ってきました。
家を出発したのが13日(火)の朝6時、帰宅したのが14日(水)の夜6時だったので、
1日24時間と半日12時間で、36時間の旅です。

緑の山々に囲まれ、歩きながら道端に咲く山の草花を目にしたり、
ケーブルカー、ロープウェイ、船と色々な乗り物に揺られたり、
また、ゆっくりと硫黄の温泉につかったり、おいしい食事をいただいたりして、
満足した旅となりました。

日頃は雑多で忙しい職場で1日の大半を過ごし、
カリカリイライラしたペースにはまってしまっています。
しかし今回の旅で、すっかり自分のリズムを取り戻すことができました。
これだから旅は好きです。

そうそう、この旅が満足したものとなった理由がもう一つあります。
いつもはY旅館という宿に宿泊するのですが、
今回はもう少し安めの宿を探して、ちがう旅館に泊まりました。
それが当たりだったのです!

というのは、この旅館のサービスとして夜の自然観察会のような催しがあり、
車に乗せてもらい仙石原までお月見に行ったのです。
参加者は僕のほかに2組の姉妹か母娘か…
(旅館のご主人は「親子でご旅行良いですね」みたいなことを言われていたのですが、もう一人の方よりも年上に見える方が若くお綺麗に見えたので、実際そうだったのか、それともお友だちどうしだったのかよくわかりません。)
の5名だったのですが、みな「綺麗」「良い催し」と言って好評でした。

ちなみにこの催しでは、この初夏はホタルを見に行き、今度の冬には星を見に行くそうです。
自然や生きもの(野生の生きもの)が好きな僕としては、こういう旅館があると喜んでしまいます。
この旅館ですが、温泉や食事も良かったことは言うまでもありません。




小田原から箱根登山鉄道に乗り換えて強羅に着いたら、今度はケーブルカーで早雲山まで。




早雲山の展望台から、箱根大文字焼の明星岳を望みます。
子供のころ毎年のように家族旅行で箱根に行き、大文字焼を見た思い出があります。




早雲山から深く険しい谷をロープウェイで渡り、大涌谷へ。
こんなところにどうやってロープウェイをとおしたんだろうと思うほどの深く険しい谷。
右側に雲に隠れた富士山が見えます。




大涌谷から富士山を望みます。
手前のススキが初秋を感じさせます。
雲に隠れた富士山もまた悪くはありません。
富士山を隠しているモクモクした雲に迫力を感じます。
富士山の手前にある山に雲が影を落としているのも、いい感じです。




大涌谷からさらにロープウェイに乗って桃源台に到着した後、海賊船に乗って芦ノ湖を渡りました。
キラキラ光る湖面と、船が進むあとに立つ静かな波としぶきが綺麗でした。




箱根町で船を降り、杉並木を歩いて元箱根へと向かいます。




元箱根の芦ノ湖畔から富士山を望みます。
この後、元箱根では昼食をとり、箱根神社に行きました。

箱根神社で、2人組の女の子に写真を撮ってほしいと頼まれました。
一眼レフを持った女の子で、機種はSONYのα200でした。
撮影後、写真を確認してもらうと2人揃って「(撮り方が)うま~い!」と喜んでくれました。
あの後どんな旅をしたのかな。どんな写真が撮れたのかな…。




宿について手続きを済ませます。
その時「イベント:ススキ草原でお月見」のパンフレットが目に入りました。
迷わず参加を申し込みます。

部屋に案内されたあとは、もちろん温泉!

そして夕食をとった後、「ススキ草原でお月見」に旅館の方々とともに向かいました。
十五夜の時期のお月見というと必ずススキも登場するものですが、
都会でススキの草原(くさはら)はまずありません。
こうしたススキ草原と月との景色を見られるのは貴重です。

お月見から帰ってきた後は、寝る前にもちろん温泉です!




2日目、目覚めの後はもちろん温泉!
でもこれがこの旅で最後の温泉です。
朝食をとってすぐに宿を出、箱根湿生花園へ。
ここでは色々な植物が自然に近い形で植え込まれています。
これはごらんのとおり池です。




箱根湿生花園には植生復元区といって、この地ほんらいの自然植生を回復させたエリアもあります。
これは植生復元区に生育するサワギキョウなどです。




同じく、ワレモコウとオミナエシです。




前日1日目の夜に旅館の方々とお月見に行ったススキ草原の仙石原は、湿生花園の近くにあります。
といっても徒歩で20分くらいはかかります。
湿生花園をあとにして、仙石原へと向かいました。
昼間の姿も見たかったからです。

この後の帰路は強羅を経由して大涌谷で土産を購入。
桃源台から海賊船で箱根町に行き、バスで小田原…というルートをたどりました。

この旅で出逢った方、コメントやメールをいただけると大変嬉しいです。
またお会いしましょう。
この旅が満足いったものとなったのと同じように、
みなさんの一人一人の人生という旅が、素晴らしいものとなりますように!


夢のようだった釧路旅行の一日目

2010年05月19日 | 旅行記
昨年にも同じ時期に行った釧路に、今回もまた行ったのには理由があります。
昨年は、今まで出会ったことのない草花や小鳥たちに出会うことができたのに、
写真をうまく撮ることができなくて、ちょっと残念だったからです。

リベンジを果たすため、今年は500mmの望遠レンズを購入して臨みました。
昨年は300mmまでのレンズしか持っていなかったのです。

もっといいレンズを持っている方々も大勢いらっしゃることを私は知っています。
だけど、お給料の安い僕には、ここまでのレンズを買うのが精一杯です。

そうそう…、こうした僕のことをひがんだりする人もいるんです。
旅行に出かけて写真ばかり撮っていて、お金も時間もある奴だというわけです。
でもね、決してお金も時間もたくさんあるというわけではないんですよ。
自然とふれあうことに価値を感じているから、
こういうことにお金をつぎ込んでいるのです。
時間だって仕事を中心に考え、うまくスケジュールを組んで、
3連休とるのがやっとです。

さて、話を元にもどしましょう。
目的地の公園に到着すると、コマドリもミソサザイもキバシリも、
いましたいました。
早速撮影に取り掛かります。

コマドリとミソサザイはなんとか納得のいく写真を撮ることができました。
でも、キバシリはちょっと難しかったですね。また来年の課題が残りました。



コマドリ

コマドリというと、小学生の時に習った「山の歌」という歌を思い出します。
短く単純な歌なのですが、私はこの歌のメロディーと歌詞が好きです。
「鳴くよ鳴くよコマドリ~♪」という歌詞が出てきます。
コマドリとは昨年、初めて出会いました。



ミソサザイ

昨年初めてであったミソサザイ。
小さくてかわいらしい小鳥で、清流のシンボルのように思えました。



生息環境(昨年の写真)

ミソサザイはこのような渓流沿いに生息する、留鳥(一年中同じ地域に生息する鳥)です。
コマドリは夏鳥(夏の渡り鳥)で、やはり写真にあるような藪(やぶ)に生息します。

釧路に行ってきました

2010年05月18日 | 旅行記
14日~16日の金土日曜日、釧路湿原の自然にふれるため、釧路旅行に行ってきました。

釧路湿原は一口に湿原と言っても、丘陵地、湖、河川、湿原本体…
と色々な自然景観から成り立っています。
丘陵地には丘陵地の草木が生え、森の小鳥たちが住んでいるでしょうし、
湖には湖の、河川には河川のといったように、
それぞれの自然環境にそれぞれの動植物たちがいるはずです。

昨年の同じ時期に行った時、そのことがわかり、
次に行く時は、もう少し深く釧路湿原の自然とふれあいたいと思ったのです。

今回は前回も出会ったコマドリやミソザザイと再開し、
前回は見られなかったミズバショウやクロユリの群生を見ることができました。
アメマスというマスの仲間の稚魚も見ることができたのも収穫でした。

たっぷり釧路の自然をふれあえた夢のような3日間でした。
写真は後日公開します。









「2010年1月 鹿児島への旅」の続き

2010年04月18日 | 旅行記
かなり間が開いてしまいました。

昨年の6月に仕事で昇進したまでは良かったのですが、思った以上の労務で、かなり疲労やストレスをため込んでいました。
2月に会社に対策をとってもらい体調も戻ってきましたが、特に年明けから3月にかけては体調を崩しっぱなしでした。
今回の鹿児島旅行も、体調的には少し無理をして行ったのです。

さて、2010年1月鹿児島旅行の続きです。
2日目は出水市のツル飛来地に行ってから、鹿児島市街へと向かいました。
格安で旅行するためには、旅行代理店で飛行機とホテルとのセットでチケットを購入した方がお得です。
でも、その場合ホテルはたいて市街地のホテル。
このため、鹿児島市街へと向かったのです。
体調が優れなかったので、この日の残り時間はゆっくり過ごすことにしました。

翌日、3日目の最終日は城山公園や桜島に行く予定でいたのですが、あいにくの雨。
チェックアウト時間ぎりぎりまでホテルにいることにし、あとは桜島温泉でゆっくり過ごすことにしました。


桜島に渡ってみると、「南九州ウォーキング」というイベントが開催されているではありませんか!
自然散策の好きな私のことです。桜島に到着したころには雨も止んできたので、参加してみることにしました。




アコウという樹木の根が石垣に絡みついているのは南九州独特の景観です。
なんでも地震に強いということで、人為的に石垣にからみつかせているそうです。
こうした景観や桜島の漁港を眺めながら、海岸沿いの道路を延々と歩きます。










午前11時過ぎに歩き始めたのですが、午後1時に折り返し地点に到着。
そこでは桜島特産の桜島大根と桜島小みかんがふるまわれました。
桜島大根は小学生のころ学校で習ったのを覚えていましたが、桜島小みかんは前回の鹿児島旅行で初めて耳にし、そして今回初めて見ることができました。
ピンポン玉くらいのとても小さく可愛らしいみかんで、味の方もおいしかったです。

折り返し地点からの帰路は、歩き疲れてペースが落ちました。
折り返し地点に到着する前に足にマメができていました。
マメができたのは靴の中で微妙に足がズレるためだったので、もう一枚靴下を重ねて履いて調節しました。

こんなに長い時間、長い距離歩くのは、もう何年もありません。
だんだん歩くのがつらくなってきました。
それでも、もう少し…、もう少し…と思いながら歩き続けます。
何地点かのポイントに案内の係が待機していたので、「あと、どれくらいですか?」とたずねながら歩きました。




「ここが最後のポイントです。」と案内があり、ゴールが近いという実感が湧いてきました。
「このコースは何キロメートルくらいなんですが?」と尋ねると「13~14kmくらいですね。」ということでした。
疲れるはずです…。
「こっちに行くと近道です。」と言われましたが、せっかくここまできたのだから、最後まで設定されたコースを歩くことにしました。
コースの最後はマグマロードといって、溶岩流が冷えて固まった険しい岩の上に歩道が整備された場所です。
このコースは桜島らしいところが見れるように、設定されていたのです。




ゴールの足湯が見えてくると、思わず微笑んでしまいました。
到着したのはちょうど午後3時でした。
このようにつらいところを頑張って目標を達成した喜びを味わうのも、久しぶりです。
つらかったけれど、最後まで歩いて本当に良かったです。

今回の鹿児島旅行のしめくくりとして、思いがけない良い思い出ができました。

2010年 鹿児島への旅(1月)

2010年02月09日 | 旅行記
2009年の1月、思い立って鹿児島県出水市(いずみし)までツルを見に行きました。
ツルというと北海道のタンチョウ(タンチョウヅル)は見たことがあるのですが、
他の種類のツルは見たことがなかったからです。

低く連なる山並、緑の中の家並み、広がる田園、
そして、その中にたくさんのツルたちが群れている風景を見て、
自然と共存したこの環境が好きになりました。

この時、来年もまた来こよう!と思ったのですが、
1年経ち、とうとう再びこの地を訪れたのです。



全景としては、こんな風景。
冬の間、使われていない水田にツルがたくさん群れています。


これはナベヅルです。
体は灰色で、頭がベレー帽のように黒くなっています。


これはマナヅルです。
体は灰色から白色で、目の回りが赤くなっています。


ナベヅルの家族です。
色がはっきりしていない2羽が昨年生まれた幼鳥です。


マナヅルの家族です。
昨年生まれた幼鳥はやはり2羽、色がはっきりしていません。

ナベヅルもマナヅルも、このように家族単位で行動します。


マナヅルが求愛行動をしているところです。

マナヅルもナベヅルも晩秋になると飛来して、冬をこの地で過ごす冬鳥です。
冬の寒さが緩むころ、この地で求愛して夫婦となり北国へと帰って行くのです。




鹿児島旅行記Ⅲ(屋久島旅行記Ⅱ)その2

2009年12月02日 | 旅行記
しばらく間が開いてしまいましたが、次の記事に進んでいきたいと思います。

トローキの滝とその背景の景観は、島全体が標高2000メートル級の山という屋久島を象徴するかのような景観でした。
トローキの滝からさらに島を右回りで進み、栗生へ。
栗生では海岸植生を中心に見たいものがいくつかありました。
栗生の次は少し戻って大川の滝へ。
栗生と大川の滝では、納得のいくいい写真が撮れなかったので、省略します。



この日は夜もよく晴れていたので、
楽しみにしていた屋久島の星空を見ることにしました。
宿から10分ほど歩いて、街灯のない真っ暗な所へ…。
そこで見たのは、天の川がはっきり見える素晴らしい星空でした。

川と山とにはさまれた2車線の車道の端に見る場所を決め、
三脚を立て、撮影しながら星空に見入りました。

真っ暗な場所で、幽霊が出てきそう感じも怖かったのですが、
宇宙空間に1人で放り出されたかのような、
深遠な宇宙と星空に畏れ(おそれ)を感じました。
それだけ夜空が暗く、ものすごい数の星が見えたからです。

地球は水と緑の星で、
こんなにたくさんの数の星の中、広い宇宙にたった一つ浮かんでいて、
いま自分は、この地球から宇宙を見ているんだ。
…ということをしっかり感じることができたのは、大変貴重な経験でした。



ちなみに写真は山側に向かって撮りました。
川の向こう側に小さな企業の事務所(?)があって、
川の反対側の山の森に、明りが少し反射していたのです。
30秒露出です。

鹿児島旅行記Ⅲ(屋久島旅行記Ⅱ)その1

2009年09月27日 | 旅行記
本当はこの「鹿児島旅行記Ⅲ(屋久島旅行記Ⅱ)」の前に
「鹿児島旅行記Ⅱ(屋久島旅行記Ⅰ)」(日食旅行記)があるのですが、
こちらの方を先に掲載することにします。



今年(2009年)7月に屋久島に行ったのは日食を見るためで、
屋久島の自然環境自体をゆっくり見ることはできませんでした。
そこで、この9月に屋久島に再び訪れることにしました。
1年先までカレンダーを見ても、
確実に行けるのはこの9月の連休しかなかったからです。

在住する横浜に帰ってきてから何日も経たないうちに
旅行代理店に行き、予約を入れました。

トラベルアドバイサーさんが優秀な感じの方で、
私の希望を聞きつつ、なるべく低料金で時間を有効に使える行程などを
アドバイスしてくれました。



連休前夜、仕事から帰ってすぐに鹿児島へと向かい、
鹿児島市街で1泊でしました。

翌朝は早くから空港へと向かい、屋久島に飛びました。
屋久島1日目です。
宿泊する旅館の方や観光協会の方のアドバイスを得ながら、
屋久島での2泊3日のたいだいの予定を立てました。

1日目は島の南側から西側を回ることにしました。



屋久島は外周部が平地で住宅があり、
あとの島の内側は険しい山々となっています。
これはトローキの滝で、背景はモッチョム岳です。
トローキの滝は海に直接落ちている滝で、
屋久島のこうした地形を物語る風景です。



続きはまた今度・・・。

鹿児島旅行記Ⅰ(3日目最終日)

2009年08月11日 | 旅行記
今年1月の鹿児島旅行。
最終日の3日目も、市街地からはなれずに過ごしました。

城山公園は森林のある丘の公園で、市街地に位置します。
歴史的にも言われがあり自然豊かなため、昭和6年に「史跡・天然記念物」として国の文化財指定を受けているそうです。


城山公園の山頂目指して歩いていると、野鳥を観察している集団と出会いました。
それに混ざらせてもらい、リーダーと思われる方と話していると、なんと私の家のすぐそばで働いていたことがあるというではありませんか。
(訪ねたのは鹿児島。私が生まれてから今まで在住しているのは横浜です)
驚くような偶然の出会いでした。
この方はH氏で、後で掲載予定の「鹿児島旅行Ⅱ」でお世話になることになります。


最後に鹿児島県立博物館に立ち寄った後、空港に向かい鹿児島をあとにしました。
行きの時は朝日とともに出発しましたが、帰りの飛行機は夕焼けの中での出発となりました。
初めて見た雲の上からの夕焼け。きれいでした。

鹿児島旅行記Ⅰ(2日目)

2009年08月09日 | 旅行記
鹿児島に行くのが初めてで、出水市にツルを見に行くのがメインの目的だった今回の旅行では、残りの2日間を鹿児島市街からそう離れずに、水族館や博物館、科学館、緑の多い公園などをゆっくり巡ることにしていました。

水族館で撮った写真できれいに撮れたものを載せますが、魚の名前はわかりません。
わかる人がいらっしゃったら教えていただけると幸いです。










色々な魚介類を見ることができて面白かったですが、驚いたのは、この鉄球みないなのが、生きものだということでした。


水族館を出ると桜島がよく見えました。


鹿児島旅行記Ⅰ(1日目)

2009年08月07日 | 旅行記
今年の1月、思い立って鹿児島旅行に行きました。

北海道のタンチョウ(タンチョウヅル)は二十歳のころに見に行ったことがありましたが、鹿児島で有名だというマイヅルやマナヅルは見たことがなかったからです。
昨年9月の箱根旅行で旅行の素晴らしさを味わった私は、昨年12月に思い立ったこの計画を実行するのに何週間もかかりませんでした。

何年も前に、出張で国内を2往復しか乗ったことのない飛行機。
そんな飛行機で日の出とともに出発なんて、ステキな気分になりました。


離陸後30分くらいでしょうか、9月に旅行した箱根一帯、芦ノ湖が見えました。


さらに富士山上空を通過し…


そして桜島が見えました。
(本当は撮ってはいけない高度でも写真を撮ってしまったようです。以前に飛行機に乗ったのは今のようにデジカメが普及していない時で、携帯以外に使用してはいけないものがあるとは知らなかったのです。次の飛行機旅行からはしていません。)



鹿児島空港から空港バスに乗り継ぎ、ツルの飛来する出水市へと向かいます。
さらに出水駅からローカルバスに乗り継いでツル飛来地へ。

バスを降りて見たのは、美しい低丘陵とそのふもとに並ぶ家々、そしてその前に広がる田んぼにツルが群れている風景でした。
私は自然と人とが調和したこの風景が、すっかり気に入ってしまいました。


ツルは家族単位で行動します。
この写真はマナヅルで、真中にいる少し色のくすんでいるのが昨年生まれた子供です。


これはナベヅルです。
比較的派手なマナヅルの方が人気があるようですが、私は清楚な感じのするこのナベヅルが好きになりました。


他にも今まで見たことのない鳥を見ることができました。
これはソデグロヅルです。
羽を広げると黒い部分があるので、この名があります。


これは冬の渡り鳥のミヤマガラスです。
都会でも目にするハシブトガラスと比べ小型で、飛ぶ時も方向転換など小回りの上手なカラスです。


このカラスが田んぼの用水路から二枚貝を捕え、それを上空から落として貝殻を割って食べるという、興味深い生態を見ることもできました。


その残りカスをまた別の小鳥が食べる様子も観察できて、面白かったです。


海岸を飛行し、海の魚を捕えて食べるワシの仲間、ミサゴも初めて見ました。


半日でしたが、充実した時を過ごすことのできた出水。
出水を後にする直前、きれいな虹を見ることもできました。