愚痴を言うのは好きではないのですが-大阪府岸和田市：大威徳寺

Daiitokuji Remple, Kishiwada City, Osaka Pref.

さてさて、林昌寺からイングリッシュガーデンを巡ったワタクシですが、それでもまだ時刻は9寺半を少し過ぎたくらいです。
もうちょっとどこかに行こうと思ったワタクシは、大阪府岸和田市の大威徳寺へと向かいました。


大威徳寺は大阪府の南部、岸和田市の牛滝山の山中にある天台宗の寺院です。
大阪では紅葉の名所として知られており、ワタクシも以前にこのブログで紅葉の大威徳寺を紹介しました。


紅葉の名所というのは、新緑が美しい場所でもあります。そして、ワタクシにとってはありがたいことに、
紅葉の時期には大混雑する場所でも、新緑の季節はあまり訪れる人がいないんですよ。
この日も大威徳寺はほとんど参拝客がいませんでした。


我ながら毎年毎年飽きもせずに、新緑の写真をよく撮影しているなぁと思うのですが、
新緑の時期の緑のグラデーションは、ワタクシにとって大好きな大好きな被写体なんですよ。


「愚痴聞き地蔵」というお地蔵さんがありました。ワタクシは愚痴を言うという行為はあまり好きではないのですが、
このユーモラスのお地蔵さんの姿が可愛いのと、今は仕事であまりにもストレスが大きいので、
お地蔵さんに少しだけ愚痴を聞いてもらいました。


「愚痴」とよく似た言葉に「ボヤキ」というのがありますが、「ボヤキ」となると選手として、そして監督として
プロ野球で大活躍したノムさんこと野村克也さんの専売特許ですね。


ノムさんは愚痴とボヤキの違いについて、こんな風に著書に書いているんですよ。
「ぼやきというのは、理想と現実とのギャップがあるから生まれるんですよ。ただ、現状を嘆いているだけの愚痴とは違うんです。
人生はままならないものだが、理想へ向けて努力することを忘れてはならない。だからぼやくのです」と。


愚痴であろうがボヤキであろうが、このような美しい新緑を見ていると、ワタクシは日々のストレスなんてどうでもいい気になるんです。
ワタクシは休日に自分の好きな登山、写真、旅行などをすることで、うまくストレスを解消しているのでしょう。


ではでは、新緑が見事な大威徳寺の境内をゆっくり見ていくとしましょうか。

使用したカメラ：1、8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ありがたいことに子供の頃から常にポジティブ思考というか、物事をあまりマイナスに考えない性格なんですよ。
どんなにしんどいことがあっても「明日は明日の風が吹く」とか、「ここまで悪けりゃ後は良くなるばかり」とか
楽天的に考えるのが常でした。この性格のおかげで、かなり得をしていると思いますわ。


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