これは美味い！絶品、豆腐料理-京都市上京区：「とようけ茶屋」

Tofu Restaurant“Toyouke-Chaya”, Kamigyou Ward, Kyoto City

さてさて、京都市上京区へやってきて、まずは北野天満宮の梅の花をめでた後、ワタクシの母校である大学を訪ねたワタクシ達は
そろそろ昼食のことを考える時間となっておりました。（とはいっても、まだ10時半なんですがね）
実はワタクシ達は、この日の朝食は北野天満宮の向かいにある「京豆腐　とようけ茶屋」というお店を考えておりました。
ワタクシ、以前にこのお店でお昼を食べようと12時半頃に訪ねたことがあるのですが、どうみても50人を遥かに超える行列を見て断念したんです。
ですのでこの日は、11時の開店に合わせて「とようけ茶屋」に行こうと思ったのですが、10時40分に到着してしまいました。


「ちょっと早く着きすぎたなぁ。喫茶店でも行って時間つぶそうか」と言っていたら、もう6人並んでいるんですよ。
これは並ばねばならないと思い、ワタクシ達は行列に並ぶことにいたしました。
このお店は明治30年創業の豆腐屋さんが「ここで豆腐は食べられないんですか」「ここで豆腐を食べたいんです」というお客さんの声が多く
平成4年に昼食だけでも食べてもらおうと思って始めたお店なんですよ。
ワタクシ達は11時の開店まで待たねばならないのですが、ワタクシはスマホでスポーツニュースなどを眺めていたのですが
11時前にふと後ろを見ると、なななんと、どう見ても30人くらい並んでるんですよねぇ。ワタクシ、ビックリしました。
そしてそして、お店に入り注文をいたしました。


どーですか。まずはサイドメニューで注文した「薄揚げのネギ焼き」です。
薄揚げの中に九条ネギを挟み、軽く炙ったものを特製醤油と生姜でいただくというシンプルなものなのですよね。


これが美味ーい。ワタクシも家人も「こんな美味しい薄揚げ、食べたこと無いで」と声をあげる絶品でありました。
あぁ、お酒が飲めないのが辛い辛い。これは焼酎が合うでしょうなぁ。


どーですか。付き出しの「おぼろ豆腐とさしみ湯葉」です。これがまた美味ーい。
豆腐ってこんなに美味しいの…そう言いたくなる美味しさではあーりませんか。
普段はスーパーで安い豆腐を食べているのですが、この豆腐は全然違いますね。


これはワタクシが注文いたしました「生湯葉丼」なんですよ。生湯葉、餡かけ、摩り下ろした生姜…見ただけで美味そうですがな。
ではではいただくとしましょうか。


美味ーい。うう美味ーい。ワタクシ、人生の中で数多くの丼を食べてまいりました。
親子丼、他人丼、天丼、カツ丼、親子丼、鉄火丼、海鮮丼、うな丼、変わったところでは鮭とイクラの親子丼、近江牛の牛丼など
いったい何杯の丼を食べてきたでしょう。その中で今回の生湯葉丼は三本の指に入るのではないかという美味しさでした。
生湯葉の美味しさはもちろんですが、かかっている餡の美味しいこと美味しいこと。これで840円は文句なしですな。


どーですか。麻婆丼のように見えますが、これは家人が注文した「とようけ丼」というオリジナル丼なんです。
これはお豆腐、油揚げ、椎茸、九条ネギなどを煮込んだものかかっている丼なんですよ。


これもまた美味ーい。これで730円はお得ですよ。（金にうるさい大阪人です。お金の話ばかりでごめんなさい）
ただ、ワタクシも家人も「どちらも美味いが、生湯葉丼の方が絶対美味しい」と意見が一致いたしました。
「美味かったなぁ」とお店を出てきたのが11時45分。お店の前には60人ほどの行列が出来ておりました。

京豆腐　とようけ茶屋…京都市上京区今出川通御前西入紙屋川町822


使用したカメラ：Canon EOS7D


若い頃は湯葉なんて何が美味しいかもわからなかったし、食べたいと思ったこともありませんでした。
今では湯葉はもちろん、豆腐や卯の花、厚揚げに薄揚げなど、豆腐を本当に美味しく感じます。
そういう意味でも、歳を重ねるのは悪くはないですね。


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