今日も気持ちの良い1日でしたね。
毎週日曜日は院長の自伝です。
さて、私は盲学校在学中現役の皆さんに混じって盲人野球をやっていた。
運動場は寄宿舎の前にあるので寮母先生からは丸見えだ。
寮母先生は私の体を心配して、「天野さん自分の年齢と病気のことを考えなさい!」と叱責を受けるが、
少しでも見える内に野球部の皆さんと共に野球を楽しみたいという思いの方が先に立つ。
体育祭には応援合戦の小道具作りの為に学校と寄宿舎との渡り廊下の明かりを利
用して寄宿舎の消灯時間まで、御神輿などを作った。
体育祭当日には四人で担ぎ上げてくれるみこしの上に乗って、大声を揚げて応援
したのも楽しい思い出だ。
文化祭で行う演劇やブラスバンドの発表なども感動する。目が見えないのに何
故こんなに普通に出来るのだろう。盲学校の生徒がこんなに一生懸命生きている
事を一般の人にも知ってもらいたいとの思いが募る。
生徒会長を引き受けた時に私は学校に交渉した。
文化祭のポスターを校外にも貼って一般の人にも見にきてもらいたい。
しかし、答えは「no!」。「教育委員会の方針だ」の一点張りである。
「だったら盲人のことを晴眼者に理解してもらえないなどと言うな!」
用して寄宿舎の消灯時間まで、御神輿などを作った。
体育祭当日には四人で担ぎ上げてくれるみこしの上に乗って、大声を揚げて応援
したのも楽しい思い出だ。
文化祭で行う演劇やブラスバンドの発表なども感動する。目が見えないのに何
故こんなに普通に出来るのだろう。盲学校の生徒がこんなに一生懸命生きている
事を一般の人にも知ってもらいたいとの思いが募る。
生徒会長を引き受けた時に私は学校に交渉した。
文化祭のポスターを校外にも貼って一般の人にも見にきてもらいたい。
しかし、答えは「no!」。「教育委員会の方針だ」の一点張りである。
「だったら盲人のことを晴眼者に理解してもらえないなどと言うな!」
「晴眼者に理解してもらうためにも公開するべきだ!」と、学校側に掛け合ったこともある。
今なら冷静に、規則だから仕方ないと思うが、その頃は私が感じた感動を
皆さんにも知っていただきたい。「見えない」=「出来ない」では無いのだと言
うことを知らしめたい一念であった。
皆さんにも知っていただきたい。「見えない」=「出来ない」では無いのだと言
うことを知らしめたい一念であった。
次週に続く