あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

生きるために

2021-11-28 21:57:00 | ブログ
こんにちは🌞今日は陽射しが気持ちよかったですね。
お昼頃、家内と2時間ほど散歩に出かけてきました。
今日は志賀公園の紅葉の写真です🍁銀杏が綺麗でした‼️

毎週日曜日は、私の自伝です。

盲学校在学中には、生活費を稼ぐ為に1年生の時から先輩に全身按摩の方法を教

えていただき、学校には内緒で、治療院やサウナにバイトに行っていた。
連続的にマッサージを行うと親指は熱を持ち爪と肉の間には内出血が起きて爪は
真っ黒になり腫れ上がる
水道の冷たい水で親指を冷やして又次のお客さんをマッサージする。
勿論無免許ですので鍼治療は行いませんでしたが、そのおかげで按摩の腕は上が
りました。そのことを知った級友が俺にもそこを紹介して下さいとの事でしたの
で紹介したのですが、、まずいことにその級友がバイトをしている事が学校に知
られてしまい、芋づる形式で一週間の家庭謹慎をくらいました。

その時の事を正直に主事に申しますと、「天野さんは現行犯で無いのだからや
ってないと言えば捕まえなかったのに」などとも言われたこともありました。
今ならば「リラクゼーション」などという名称で、無免許で施術が堂々と行われています
が、盲学校の理療科は文部省(現在の文部科学省)の管轄でしたので厳しかった
と思います。晴眼者が通う専門学校は厚生省(現在の厚生労働省)ですので、規
制が若干ゆるかったように感じていました。

てな訳で、生徒指導の先生に、「晴眼者の学校は按摩のバイトが許されているの
に何故盲学校の生徒は駄目なんだ!」と食い下がった事も有りました。
今なら法律で決まっているのでどうあがいても駄目な事は理解出来ますが、その
頃はまだ若造だったので、教員とかなりやりあいました。
「晴眼者はバイトを行って実地臨床の現場でドンドン腕を磨いているのに、盲人
はバイトをしては駄目などと言ってバイトをさせないのはますます盲人が晴眼者
から置いて行かれるのだ!」などと食い下がった事も有りました。
今から考えると随分やんちゃだったのかな? 
でもでも、生きる為に必死だったことを思い出します。

次週に続く

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