人生の楽園

　「こんにちはー、こんにちはっ」「はいはいーっ」「よっ、こんにちは」「ありゃー、コージさん。いつもありがとうございますう」「あれね、この前行ったんだけど、これお土産。で、女房と帰ってきたからね、あいさつに一緒に来たよ」

　某企業の社長であった“ミカミのコージさん”は、かねてから“わかたのそば”地方に帰りたい、帰らなければと言っていましたが、「やっと役員会で許しが出たよー(満面の笑)」と、都会暮らしの奥さんも一緒に帰って来られました。

　「まー、慣れないところなんですが、よろしくお願いしますね」「いえいえ、こちらこそです。にぎやかになるからイイですねー。今度、来週の“とんど”には、火の粉が着いて焼けないようなのを着て来んさいねー(ダウンベストは焼けますから)」

　団塊世代、『人生の楽園』っていうＴＶ番組みたいな二人です。

　“わかたのそば”地方は、やっぱり『人生の楽園』だったんだと思います。

　『そこに暮らす人々のあったかいふれあいや支え合い、思いやりがある場所、そんな『人生の楽園』が必要だって、ね』(いかりや長介も云ったと思います!!)