明けない夜はない

発達障害、精神障害(ちょびっと身体)、母の介護のことなどの日記的ブログです。

ロングロングタイムアゴー

2005-06-18 22:31:55 | メンタルヘルス
 今から16年前です。
 当時本屋に勤めていた私は、自分がもらっている給料で一人暮らしができることを知って、速攻家を出ることを決めました。
 幸運にもその会社の本社事務に転勤することができて、アパートも寮扱い契約で入れた上に、友人の父親に荷物(と言っても、そのときは家具なんてなかったから、ほとんど着の身着のまま)を運んでもらって。ADDの衝動性全開でしたわ、あのときの行動は。
 一人暗し宣言を親にしたのなんて、文字通り前日だったもんなあ。そのときの母親の言葉が「いつまでできるかわからないけどねー」でしたっけ。
 それから転職もしたしアパートも1回変わっているけれど、ずっと同じ土地に住んでいた。ずっとここに住んでいるんだと思っていた。
 いつかは実家に帰らなきゃとは思っていたけれど、自分の不始末で離れることになるなんて思ってなかった。
 荷造りも大方すんで、さっき最後の風呂に入ってきました(明日にはガスを止めるので)。明日は近くの銭湯に入り納めにいくつもりです。最初のアパートが風呂なしだったから、あの銭湯にも世話になったな。アパートにはまだ来る事があるかもしれないけど、さすがに銭湯には行かないでしょう。入浴道具は捨ててしまわないと。

 淋しいんです。もうどうしようもないくらい。今日は帰ってきてから少し泣いてしまいました。
 都電で通勤するのも今日が最後。地下鉄に乗るのはあと何回?

 明日、午後に母親が来て最後の片付けをするでしょう。明後日には引越しです。多分、ここでこのブログを書くのも今日が最後。明日は箱にしまってしまうと思うから。
 もう仕方ないんだってわかっている。
 自分が悪いのを、頭では理解していても心が追いつかない。莫迦です。
 泣いてすむはずはないけれど、泣かずにはいられなかった。
 古巣に戻って、新しい生活を始めて。私は変われるでしょうか。自信はありません。それでも自分が壊れてしまわないよう、頑張らなきゃいけないね。
 
 

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