松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

今回の情報公開請求について

2019年07月31日 | 市役所

 市民アンケートが非公開を前提に行われた問題点に疑問を持ちました。多くの自由記載があるはずなのに、市から出された文章はA4サイズの用紙1枚に10数行の賛成意見でした。情報公開審査会に審査を申請して、審査会で意見陳述を行う段階で、市から10数ページの自由記載の文書が提出されました。本来、情報公開請求を行った段階で出すべきです。
 審査会で、市職員の情報公開制度に対す認識と姿勢が不十分であった点は指摘しておきたいと書かれています。
 今後、市の担当部署から市の考えが文書で出されます。
 情報公開制度が正しく理解されることを期待します。


市職員の情報公開制度に対する認識と姿勢が不十分と情報公開審査会が指摘

2019年07月31日 | 市役所

 平成29年度地域振興施設検討調査業務アンケート回答表に係る非公開決定に対して審査会に申し立てを行ったことに対して審査会から市に回答あったものの写しを戴せます。
 綾瀬市長が平成30年12月28日付けで、当該事務の適正な遂行に支障を及ぼす恐れがあるため非公開にした処分に対して、文書の公開を求めました。
 松本の審査請求の理由及び意見と実施機関(都市部都市計画課)の説明要旨の記載が有ります。

【審査会の結論】平成29年度地域振興施設検討調査業務アンケート回答表について、非公開とした決定は妥当である。
 

【審査会の判断理由】当審査会は、本件行政情報並びに審査請求人及び実施機関の主張を基に審議し、次のとおり判断する。
(1)本件行政情報について
 本件行政情報は、地域振興施設の実現可能性を検証するに当たり、平成29年度において市民を対象に行い、回収したアンケートの回答内容である。
(2)本件処分について
 ア 本件アンケートは、回答の公表方法について個別の公表、回答内容の審査目的以外の使用を行わないことを条件として実施しているものである。
 イ 本件行政情報は、上記の条件に基づいて個別には公表されないことを期待して市民が回答したものであり、その期待に反して、これを個別に公表した場合には、今後市が行うアンケートの実施に支障を及ぼすおそれがあることは明らかであり、条例第7条第4号に該当する。
 ウ 市が市民を対象に意識調査やアンケートを実施する場合、一律にあらかじめ個別に公表しないとするべきではなく、アンケートの目的や内容に基づいて公表すべきかを個別に決定すべきである。また、情報公開請求の際には、公開請求に係る行政情報以外の関連する他の行政情報を提示するなど情報公開制度の重要性を認識し、不信感を持たれないよう真摯に対応されたい。
 エ 本件処分については、既に提供された自由記載部分の集計結果により、請求人の情報公開請求の目的は達成されたものと解するが、本件を通じて市職員の情報公開制度に対する認識と姿勢が不十分であった点は指摘しておきたい。
 以上により、本件で公開を求める情報について、条例第7条第4号に該当し、「1 審査会の結論」のとおり判断する。

 

 

 

 


高齢者の緊急通報システム

2019年07月31日 | 高齢者

 綾瀬市では75歳以上の希望される世帯に対して、緊急通報システムを行っています。警備会社のアルソックに依頼して、見守りを行っています。
 昨日も、市役所1階ロビーで新聞各紙を読んでいたら、高齢の女性の方から声を掛けられ、一人暮らしで心配との話でしたので、高齢者の窓口に一緒に行って、緊急通報システムの申し込みをして戴きました。
 毎月の費用負担は、生活保護世帯は無料、非課税世帯は250円、課税世帯は500円です。

 今朝早朝、上土棚の女性から先日はありがとうございましたと声を掛けられました。話を聞いてみたら、先日、一人暮らしの女性の方に、緊急通報システムの導入をお勧めした方で、機器の設置が行われてのお礼のご挨拶でした。