松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

株主の議決権1346社で誤集計が判明

2020年09月26日 | 赤旗記事より

 三井住友信託銀行とみずほ信託銀行が折半出資する日本株式データサービスに集計業務委託しています。この問題は、7月末の東芝の定時株主総会で、海外投資ファンドから議決権行使が反映されていないとの指摘で判明しました。その後の両行の調査で、三井住友信託は今年5月以降に975社、みずほ信託は6~7月に371社で未集計を確認しています。
 民法によると、議決権行使などの意思表示の効力は行使書が届いた時点で生じます。両行は外部の弁護士を交えて検証した結果、期限内に届いた行使書は集計対象にすべきだったと判断しました。今後は先付処理をやめ、行使書を受け取った日に集計します。
 約20年にわたり行使書の一部を集計から外していた恐れがあります。
 郵便局とデータサービスの調整で、これまで行使書を本来より1日早く受け取る「先付処理」を行い、期限の翌日に配達予定だった行使書が期限内に届いた場合は集計から外していました。((しんぶん赤旗9月26日記事の抜粋)