松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

バングラディシュの海外協力⑮

2022年01月02日 | 日記

 毎日作るヨーグルトの容器について、毎日新しい容器を村の市場で購入していましたので容器の制作現場に出向いて見学しました。ポイラ村の中で事務所からから西の方角と思いますが、川の近くの家で水がめやお椀のような土器を素焼きしていました。水がめなどは厚いと重いので薄くして作られます。水がめは持ち上げたらゆっくり降ろさないと直ぐに割れてしまいます。
 村人に材料の粘土の入手について聞いたら、乾季の川の水位が低い時に小舟で川底の粘土を家に運び高く積み上げて使っているそうです。日本の製品と違い釉を使わない素焼きです。製作費が安く簡単に購入できます。
 インドのコルカタのチャイ(ミルク紅茶)は小さなお猪口みたいな飲み物で、お店で飲んだら後ろに捨てて割れていました。
 単価が安いのは、材料が簡単に入手でき、簡単な作業工程、販売するまでの移動時間が少なく、多くの村人が使用するためでした。