松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

高座清掃施設組合職員の情報公開制度の認識不足に驚きました。

2019年12月26日 | 高座施設組合

 焼却施設更新に関連して、地域の団体から要望の声があった公園建設を行い、名称は「本郷ふれあい公園と決定し、公園内に災害時に使用出来る井戸の掘削が行われました。
 11月時点で井戸も完成したので、組合職員に井戸の深さを確認したら、100m以上の深さまで掘ったとの回答。
 今回の公園設置の場所は、目久尻川から道路1本挟んだ低地です。公園北側の斜面の上でも水脈は40m程度と思われるので、公園内の井戸の水脈は30m程度なのに、2倍から3倍の深さまで掘ったのか疑問がわいたので職員に確認しました。
 職員が示した資料は、神奈川県条例の地下水取得の許可の項目で、揚水機のストレーナーの地表面からの位置は100mより深いことの項目を示して、100m以上掘り下げたとの説明でした。
 そこで私から説明を求めました、災害用井戸は汲み出す水の量も少なく、水位は30m程度と思われるがストレーナーの深さをを聞いたら 、30m程度との回答がありました。
 県は、ストレーナーの位置を100m以上としているのに、おかしいのではないかと質問したら、困って奥に行って調べていました。
 井戸の形態は、地面に丸い穴を掘って穴より少し小さなパイプを底まで降ろします。ストレーナーとは豊富な水の層の位置にそのパイプに沢山の穴を空けてパイプ内に水を溜めます。揚水管とは地上の手押しポンプに繋げて地上に水を導く管です。電気で汲み上げる場合は揚水管の下側に水中ポンプを繋いで地表までおしあげます。
 私は、職員が100mの深さまで掘ったとの説明を受けた時点で、職員は大量に汲み上げる大型の水中ポンプ使用の場合の県条例による掘削許可申請と汲み上げる水量が少ない届け出を間違ったと思いました。
 水の水面は30m程度で、地層から水をパイプ内に入れる穴も30m程度なのに必要のない100m以上掘削したことを明らかにするため、井戸関係の情報公開を請求しました。
 職員の説明は、公園内の井戸工事は完了したが公園全体が完了していないため報告書が正式に来ていないので、情報公開は公園の工事全体が完了するまで待って欲しいとの説明した。
 12月24日の高座清掃施設組合議会終了後に、公園の工事も完成したので井戸の情報公開を請求したら、職員の説明は業者から工事が完了して報告者が提出されたが修正をさせるため、業者に返したとので年内は戻ってこないとの説明です。
 私は指摘しました、情報公開を申し出ているの松本に連絡をしないで、組合に提出された公文書を業者に修正をさせる行為は、情報公開の制度から逸脱していると指摘しました。
 修正箇所が私が指摘した部分が、訂正されても判断が出来ません。新年の情報公開は井戸関連と修正前・修正後の資料の請求が必要になりました。
 

 私が最初に高座清掃施設組合議員になった時の攻防戦、発言するにあたって条例を読んで勉強したいと組合職員に申しでたら、条例は議員に見せれないとの回答に驚き、闘いの末に条例を見ることが出来ました。


 

 

 

 

 


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