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<W寄稿>日本に対してヘイトスピーチの伝統を継承・発展させている韓国サッカー

2022-04-06 17:38:05 | 日記

<W寄稿>日本に対してヘイトスピーチの伝統を継承・発展させている韓国サッカー

 
 

今日の多くの韓国人は、日本の不幸を心から願い、日本の不運を大きく喜ぶ。

4月2日、「2022 FIFAワールドカップ カタール大会」の1次リーグの組み合わせ抽選会があった。

韓国のMBCがカタールで行われている抽選会を生中継した。MBCは持分の70%を公的機関である「放送文化振興会」が保有していることにより、KBSと共に公営放送に属する。日本のNHKに似ていると言える。

 

ところが、日本がサッカー強豪スペインやドイツと同じE組に決まった瞬間、このような日本の不運にアナウンサーがうれしすぎるあまりに生中継だということを忘れて「日本、お祝いします!」と連発する場面がそのまま放送された。

反日という精神病は、このような形で時と場所を選ばずに発作を起こす。生中継でのアナウンサーのコメントは下の通りだ。

―「E組はスペインとドイツだけでもすでに『死の組』になりました」

―「じゃあ、ポット3で残ったのは、韓国、日本、モロッコで、E組、F組、H組のどこかに入ります」

―「E組は死の組なんですが…そこにどこの国が入ることになるのでしょうか?(緊張した雰囲気)(抽選者が「JAPAN」と書かれた紙を公開する姿が画面に登場)

―「日本です!おめでとうございます!」

―「わあ、日本!お祝いいたします!日本!」

―「日本がこのように強く(スペインやドイツと)戦えるチャンスが来ましたね!」(大笑い)(日本の監督の姿が画面に登場)

―「今、森保一監督の表情に“現タ”(「現実自覚タイム」を意味する俗語)が来ましたね!」(軽快な声)

―「スペインとドイツに(日本が勝つのは)苦しいでしょう」

このようにサッカーという分野だけ見ても、日本に向けた韓国のヘイトスピーチがどれほど低レベルで悪意のあるものなのかが分かる。

2011年3月11日、日本の地震観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震が起きた。死者は2万人余り、避難住民は30万人以上という悲劇だった。

ところが日本の不幸と悲劇に快楽を感じる多くの韓国人を代弁したのか、2011年9月27日、全北現代とセレッソ大阪とのサッカー試合(AFCチャンピオンズリーグ準々決勝)が行われた韓国・チョンジュ(全州)ワールドカップ競技場の観客席には誰かによって「日本の大地震をお祝いします!」という内容の横断幕が掲げられた。

反日精神病を引き起こす病原菌が脳まで侵し、最小限の人倫と人道主義の思考すらできなくなった事例と見ることができる。

韓国人のこのようなふるまいはおそらく、全世界のスポーツの歴史上、最悪の非紳士的な行動の一つとして存在するだろう。

2011年、AFCチャンピオンズリーグ準決勝で日本を相手にゴールを決めた韓国の選手(キ・ソンヨン)は猿真似パフォーマンスを行なった。

日本に向けた発作的反日行動が人種差別的性格まで帯びるということを見せた事例だ。

2012年、ロンドン五輪で日本に勝った韓国の選手(パク・ジョンウ)は上着を脱ぎ捨てて「独島はわれわれの領土」と書かれたプラカードを持ってグランドを走り回った。

政治的表現を禁止するスポーツ界の基本的常識すら忘れるほど、韓国の反日が精神病のレベルに来ているということを見せた事例だ。

日本とのサッカーの試合で、何も関係ない「李舜臣」や「安重根」の大型の肖像画を掲げる韓国の観衆の姿は、韓国の反日が集団的な精神病の形態を見せていることが分かる象徴的な現象だ。

これまでこのような形で韓国の選手や観衆は各自の場所で、「日本の大地震をお祝いします!」といったヘイトスピーチに象徴される反日パフォーマンスに最善の努力を傾けてきたのだ。

そしてこのような努力が花を咲かせ、今や公営放送まで反日精神病の発作をそのまま放送し、多くの韓国人はこのような放送を視聴しながら楽しむ段階になった。

韓国人がこのように日本の不幸と不運を喜んでいる以上、「日本の大地震をお祝いします!」という形のヘイトスピーチは韓国の伝統文化として持続的に継承・発展していくだろう。

このような面において、日本と韓国の対立を単純に国家間の対立と見るのは、あまりにも純真なアプローチ方法となる。

問題解決に全く役に立たないのだ。問題を解決するためには、その対立を「正常の人」と「精神病の人」の対立と見るほうが、はるかに正確なアプローチ方法となる。

治療のためには正確な診断が必須だということだ。一日も早く、韓国の反日を精神病の一つとみなし、そこに合う対応策を講じることが日本にとっては最善であるだろう。

※この記事は韓国の保守論客ファンドビルダー氏の寄稿文を日本語に翻訳したものです。翻訳の正確さに対する責任は当社にあります。

※ファンドビルダー氏:ソウル出身。高麗大学卒。韓国人が幼い頃から学び、聞き、見てきた日本関連情報の大部分が歪曲(わいきょく)、誇張、捏造(ねつぞう)などで汚染された状態であることを残念に思い、真実を知らせる趣旨でコラムを書いている。慰安婦、徴用、外交・安保、経済など様々な分野を扱う。


ウクライナ「市民の団結」の原点、8年前の「マイダン革命」とは【報道特集】 5日 16時00分

2022-04-06 17:27:13 | 日記

ウクライナ「市民の団結」の原点、8年前の「マイダン革命」とは【報道特集】

5日 16時00分
 
深刻さを増すウクライナの人道危機。抵抗を続ける「市民の団結」の原点とも言えるのが、8年前にウクライナ国民と政府の治安部隊が衝突し、親ロシア派政権の崩壊につながった「マイダン革命」です。
その舞台となった首都キーウ(キエフ)の独立広場を取材しました。

■8年前の衝突の記憶

ロシアとウクライナの関係を象徴する場所、それは首都キーウの中心部にある広場です。

「これは自由の記念碑、独立記念碑です。『マイダン・ネザレジノスティ』といって、ウクライナの独立広場です」

こう言って広場を案内してくれたのは、キーウ在住のタラス・ツカチェンコさん。8年前、タラスさんはこの場所で闘争の真っ只中にいました。

タラスさん
「戦争は今年の2月24日に始まったのではなく、8年間続いてきたのです」

2013年から2014年にかけ、ウクライナ国民が政府側の治安部隊と衝突した「マイダン革命」。
親ロシア派のヤヌコビッチ大統領(当時)が、EUとの連合協定締結を見送ったことで反政府運動が拡大しました。

独立広場には連日、数万人の市民が集まり、民主主義を求めて団結。対する治安部隊は、催涙弾やゴム弾でデモ隊を鎮圧しようとしました。しかし…

タラスさん
「ゴム弾を使っていた治安部隊が本物の銃弾を使い始めたんです。銃を持った人が、あの丘の上で私たちデモ隊に発砲しました」

タラスさんが指差す先の丘では、8年前、銃声が飛び交うなか、倒れた人を引きずって人々が丘を降りていく様子が撮影されていました。

衝突は3か月以上続き、100人以上の死者を出しました。そして、2014年2月、ヤヌコビッチ大統領がロシアに亡命。親ロシア派政権は崩壊しました。

タラスさん
「ロシアはウクライナを独裁国家にしようとしていましたが、私たちは抵抗を続けました。自由と民主主義のために戦い、民主国家を作ろうとしたのです。」

■「今の戦争もマイダン革命と同じ戦い」風刺画描き続ける画家

2014年当時、マイダン革命の直後に報道特集の金平茂紀キャスターが独立広場を取材していました。

金平茂紀キャスター
「(破壊された建物や、独立記念碑を指差しながら)この焼け落ちているビルというか。あの像が独立広場の象徴的な…」

独立広場に置かれた板には、こんなメッセージが書かれていました。

「プーチンよ」「私たちの自由を絶対に奪うことはできない」

当時、独立広場でひと際目立っていたのが「風刺画」です。プーチン大統領の絵などが掲げてありました。8年前、風刺画を描き続けた画家、オレグ・スマルさんに話を聞きました。

金平キャスター

「あのときにオレグさんが描いた絵の中で、ヤヌコビッチ大統領が操り人形みたいにプーチンに操られている絵のことをすごくよく覚えています」

オレグさん
「ヤヌコビッチがプーチンの言いなりだとみんなわかっていたので、マイダン革命で彼に引導を渡したんです。今の戦争もマイダン革命と同じ戦いです。人々の自由と国の独立のための戦いなんです」

オレグさんは、今もキエフにとどまり、ウクライナ侵攻についての風刺画を描いています。

プーチン大統領がベラルーシのルカシェンコ大統領を踏みつけ、斧を振りかぶっている風刺画を見せてくれました。

オレグさん
「これはプーチンと操り人形のルカシェンコです」

金平キャスター
「プーチン大統領がベラルーシのルカシェンコ大統領を踏みつけて、つまり領土を使って攻撃を加えているという」

■「どんな敵に対しても恐れることはなくなった」団結する市民

市民が立ち上がったマイダン革命では“ある言葉”がスローガンとなっていました。当時、市民たちは「ウクライナに栄光あれ」「英雄に栄光あれ」と声を上げました。この言葉は今もスローガンとなっています。

義勇兵
「ウクライナに栄光あれ」

女性たち
「ウクライナに栄光あれ。英雄に栄光あれ」

こうした市民の団結がロシアに抵抗する力になっているとオレグさんは話します。

オレグさん
「多くの人が協力すれば、大きな力になることを知りました。マイダン革命の後、ウクライナ国民はどんな敵に対しても恐れることはなくなったのです」

プーチン大統領は、こうした民衆の力が「ロシアの体制を脅かす」と感じているのではないかと専門家は話します。

笹川平和財団・主任研究員 畔蒜泰助さん

「これはプーチンの世界観だと思うんですが、『民衆の声の後ろにはアメリカがいる』というパーセプション(認識)がもう出来上がっているんだと思う。
 
アメリカ・西側諸国に支援されたネオナチとナショナリストが、ロシアからウクライナを奪っているんだと。それを取り戻すのだという世界観」

(報道特集3月26日放送より)
※情報提供は番組ホームページへ