ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

光の花畑

2019-03-08 | 新潟の風景
「越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2019」に行ってきました。今回は「光の花畑」です。
花火の打ち上げが終わると早々に帰りだす人が多い中、機材を片づけたら「光の花畑」に突入です。
今年は「光の花畑」の外周に周遊通路ができたおかげで、暗闇の中、足場の悪い作品内を歩かなくても楽しめるようになっていて良かったです。
俺ひとりならもちろんガシガシと突入していくのですけどね。


花畑は「種」と呼ばれる、小さなLEDが雪原に植えられていて、それが光ることで姿を現します。
事前に植えられている分がほとんどですが、入場時にひとつずつ配られるので、それを好きなところに植えることもできます。今年は6,000人程の観客があったそうですので、それだけでも6,000個の花が咲くことになります。


俺にとっては今年で5回目となる鑑賞なので、どう撮ろうか考えて、【NEX-7】に【E16-70mm F4】を付け換算105mmという望遠端を使うのと、【α7 II】にはソフトフィルターを付けた【FE 50mm F2.8 Macro】をセットして撮影するというプランを考えたのですが、のっけからマクロレンズのピントが合わない。なぜかいくらリングを回しても、再起動しても回復しない。ここにきてトラブルかよ!まさかの修理行き!?と凹んだのですが、しばらく経って気が付きました、何のことはないフォーカスリミッターがかかっていて、思ったところまで移動しないだけのことでした。
そんな初歩的なことにも気が付かず、やけくそ気味にピント外しまくって1枚。……まぁ普段からわざと外すことはよくやりますけど。






年によってLEDの光の傾向が違いますが、今年は黄色が多かったようですね。写真で見ると肉眼以上に黄色が多く見える感じがします。




もう5回目なので、俺は毎年来なくてもいい感じもしますが、今年は妻に見せてあげたいという気持ちで行きました。この風景は冬の新潟で一度は見た方がいいとおススメできる光景だと思っています。
雪上ですから寒い環境下ですが、妻も楽しんでくれたようで良かったです。
ただまぁ、ただでさえ高い鑑賞料金が×2になるのが……まぁ一度は見せたい光景だよね。

さて、今年の撮影プランですが、暗い状況なので望遠端では手振れしまくるわ、もともと雪の中に埋まっている光なので、ソフトフィルターかけてもあまり効果なかったりと、まぁ意味のねぇ作戦だったと思われます。


ついでに、日没前の「光の花畑」の様子を。
雪原(じつはゴルフ場)に、花畑をイメージして沢山の輪が作られています。以前は丸い花畑が点在してる感じが強かったのですが、近年はLEDが増えたために暗くなるとこの輪の意味がだいぶ薄れてきているような気もします。


陽が沈み、空が夜の闇に包まれていくと、しだいに「光の花畑」が姿を現してきます。
「雪花火」が始まる前のマジックアワーの花畑もまたいいですね。

【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

【α7 II】+【FE 50mm F2.8 Macro】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする